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「失うものは何もないってなってからの方が、やる気出るんですよね」【23卒内定者インタビュー】

山﨑 媛加(ヤマザキ ヒメカ)さん

高知県出身。日本大学国際関係学部在籍。趣味は散歩やカフェめぐり。
最近は近場にある美味しいご飯屋さんを探すことにハマっています。
特技は早く起きないといけない時に、早くちゃんと起きられることです(笑)。

インタビュアー:大峯 幸太(オオミネ コウタ)さん。宮崎県出身、国際基督教大学教養学部在籍。
大峯さんの記事:https://www.wantedly.com/companies/ut-g/post_articles/438078

学生時代

大峯:大学に入って力を入れたことは何ですか?

山﨑:特に海外や国際協力関連の活動に力を入れていました。具体的には、留学への挑戦、NPO法人の立ち上げ、国際協力や教育関係の会社でインターンなどをしていました。

大峯:大学生活を通して、いろな活動をしていたんですね。

山﨑:そうですね。大学で初めてできた友達が「大学でいろんなことを頑張りたい」と言っていて、私も頑張りたいと思い、いろんなことに挑戦しました!

大峯:それぞれの活動を具体的に教えてください。

山﨑:最初に頑張っていたのは留学のための勉強です。留学のために学内で良い成績を残す必要があり、学部で1位を目指して勉強をしていました。留学先では国際協力、特に教育支援について勉強する予定だったんですが、コロナで留学がなくなってしまって(笑)。それまで大体のことは自責で考えられていたけど、初めて自分じゃどうしようもない挫折を経験しました。

大峯:その後、NPOの立ち上げに参加したんですね。

山﨑:そうですね。元々NPOに興味があったことと、たまたま関わる機会をいただけたので、参加しました。あとは、コロナを理由に挑戦したり活動することをやめたら、自分自身が後悔すると思ったことも理由です。

大峯:なるほど! でも、それまでの活動に加え、なぜインターンも始めたんですか?

山﨑:一言でいうとビジネスに興味を持ったんです。NPOの立ち上げに関わって感じたことは、お金がないと何事も継続できないということ。関わっていたNPOも寄付金がなくなって苦しくなっていて...。お金お金って言いたくはないけど、結局必要だからこそビジネスに興味を持ちました。それがインターンを始めたきっかけです。



就活

大峯:就活の時、どんな軸で進めましたか?

山﨑:理念やビジョン、そして「人」を軸に就活を進めました。そもそも自分が働いていく上で、理念やビジョンに共感できないと同じ方向を向いて働くのが難しいと率直に思ったので。「人」を軸に置いた一番の理由は自分自身、人が好きだからですね(笑)。いい人と関わるとその人から影響をちゃんと受け、人からいい影響を受けて相乗効果を出せるなって感じていたんです。

大峯:ちなみに就活を始めたのはいつ頃からですか?

山﨑:3年生の2月頃です。大学院に行くことも考えていたので、他の人よりも少しスタートが遅いと思います。ただ、一度就活をやめたんですよね(笑)。

大峯:それはどうして?

山﨑:やっていく中で、どうして就活をしているのかわからなくなったんです。
1回目の就活の時は、会社のネームバリューや社会的評価などを軸以上に重視してしまっていたんですが、そうなるとやっていく中で無気力になって...。実際、内定を頂いても、「大手に行くこと」が目的になっていて、その先の目標がないと気づいたんですよね。そこで一度就活を止めて、自分自身を見つめ直しました。「会社で何をしたいのか?」「そもそも自分が何をやりたいのか?」そんなことを考えつつ、もちろん行動も続けた結果、自分のやりたいことが明確になり、6月に再開して、7月終わり頃にUTから内定をいただきました。

大峯:最初の就活と2回目の就活の違いは何ですか?

山﨑:一番は納得した就活ができていたかどうかということですね。特に、理念・ビジョンに本当に興味を持てるか、共感できるかということを大事にしていたからこそ、納得して就活を進められました。



UTの魅力

大峯:2回目の就活の時、UTに応募しようと思ったのはどうして?

山﨑:きっかけは教育系のインターンでの知り合いからの紹介です。

大峯:UTの選考を受ける前後でギャップや感じた魅力はありますか?

山﨑:いい意味で、人がいいと感じました。採用HPからもわかりますが、選考を通して「ここまで人を大切にしているんだ」ということを感じましたね。だからかわかりませんが、面接がとても楽しかったです。ちゃんと山﨑媛加自身を見てくれていると感じました。
また、魅力として理念・ビジョンを有言実行しているところを感じましたね。だからこそ、自分のやりたいことができそうだと思いました。

大峯:自分のやりたいことをUTならできると思った理由は何ですか?

山﨑:自分のやりたいことは「世の中を強みや可能性を活かした社会にすること」です。
「はたらく力で、イキイキをつくる。」という理念にある通り、働きたくても働けない人や苦しんでいる人たちにフォーカスを置いている点や、そこからキャリアアップできる公平な仕組みや実績がUTにはあるんです。自分自身もそんな人のために働きたいと考えていたからこそ、UTならできると思いました。

大峯:具体的にUTでやりたいことはありますか?

山﨑:たくさんあります(笑)。例えば、辛い状況にいる人たちのメンタル状態などもケアしながらキャリアを作れるような仕組みを作りたいと思っています。また、これから入ってくる後輩にUTがいい会社だと感じてもらいたいです。とはいえ、採用の面では採用数と活躍できる人材を見出すこととどちらも大事だからこそ、結果にもフォーカスしたいです。

大峯:初めに聞いた話に戻りますが、そもそもなぜ社会課題や国際協力などに興味を持ったんですか?

山﨑:自分の家庭環境が影響しています。家庭では強みを認めてもらえないことが多かったんですが、そんな自分を変えてくれた人がいて、同じように苦しんでいる人に自分も力になりたいと思ったことが理由です。もう一つの理由は、小学校に通えない子供のいる発展途上国の映像を見たことです。自分が当たり前に思っていたことが当たり前じゃないと感じ、興味を持ち始めました。

大峯:自分の家庭環境が苦しい中でも、他人のため、苦しんでいる人のためにと思えたのはどうしてですか?

山﨑:祖母の影響が一番大きいです。祖母と過ごす時間が多かったんですが、その時に「世の中にはいろんな人がいて、困っている人もたくさんいる。だからいろんな人の、そんな困っている人のために何かできる人になれるといいね」と言われていて。自分の環境は恵まれているんじゃないか? と感じるようになりました。

大峯:なるほど。ただ、そう思っていても、行動に移すのは難しいですよね。そこまで行動できたのはどうしてですか?

山﨑:動くと何か変わるだろうという経験があったからだと思います。動いたからといってもうまくいくとは限りませんが、少なくとも動けば何かは変わると感じていました。あとは、成果を出すしかないという状況だったから頑張れたとも思います(笑)。大学で一番の成績を取ろうとした時も、NPOを何とかしようとした時も、やるしかない状況だったと思います。失うものは何もないとなってからの方が、やる気出るんですよね(笑)。

インタビューを終えて

↑ インタビュアーの大峯さん

大峯:優しさと強さの両方を持っている方だと感じました。
地元を離れ頑張っていたところなど、勝手に共感しながらお話を聞いていましたが、今回のインタビューを通して、山﨑さんのバックグラウンドから今に至るまで、深く知ることができたと思います。

山﨑さんの人としての強さと優しさが言葉の節々から滲み出ていました。
実は、過去の話を聞く中で、インタビューにそのまま載せるには刺激が強すぎるような経験もされていて、とても衝撃を受けていました。その中でも負けずに考え、動いている経験が山﨑さんを形作っていると思います。特に、やるしかない、成果を出すしかない状況のなかで頑張る大切さを改めて感じました。

UTの幹部候補生として、責任と結果が求められることがたくさんあると思います。そこにはプレッシャーや能力の低さ、理想と現実のギャップなど、たくさんの壁があるでしょう。そんな必然的に結果を求められる状況の中での努力が成長につながるということを山﨑さんの経験から感じることができました。

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