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<UUUMプロダクト一問一答!vol.7【前編】>部署の垣根を超えたコミュニケーションコストと数値管理の手間を一掃!マスタ情報管理システム「Herokura(ヘロクラ)」とは?

実はなかなか知られていないUUUMの開発部門「システムユニット」。新しいプロジェクトの立ち上げを進めながら、社内にある約20個のプロダクトを日々運用している同ユニットの、知られざる開発事情を連載で大公開!
今回紹介するのは、UUUM経営課題の一つである、社員一人当たりの生産性を高めることを目的として発足した中期ITプロジェクトの基幹システムHerokura(ヘロクラ)です。社内の数あるプロダクトのデータ連携を拡充することや、情報を整備し、一元管理できるようにすることにより、業務効率化を実現します。開発の背景や今後目指していくプロダクトの形についてインタビューします!

野窪 功太(左)
システムユニット グループリーダー

2007年に通信関連会社へ入社。在籍中に複数店舗エリアマネージャーを経験後、
2009年に社長秘書に抜擢され3年間経験を積み、2012年に当時の上長だった
鎌田からの独立の誘いを受け退社、2013年にUUUM株式会社設立の際は初期メンバーとして活動し、
多くのクリエイターのマネジメントを経験後、2019年10月から中期ITシステム開発プロジェクトの
PMOとして開発にかかわっている。自身でYouTubeチャンネルも開設中!
https://www.youtube.com/channel/UC0cq-G-dO4k93Jdobjy39CQ

附田 良徳(右)
システムユニット グループリーダー

前職では、通信関連会社で、事業開発、商材開発/推進、業務管理、品質管理等々を担当。
UUUMに2016年入社。クリエイティブユニットに配属しグッズ事業を担当。
当時2名体制であったが、クリエイターグッズの収益基盤を構築し、事業拡大に寄与した。
2019年にコーポレートユニット人事グループに異動し制度企画を担当。
同年11月から中期ITシステム開発プロジェクトのPMOとして開発にかかわっている。
趣味:マラソン、トレラン、ゴルフ、野球、フットサル、美味しいお店探し、二郎

社内向けマスタ情報管理システム「Herokura(ヘロクラ)」とは?

―まず、Herokuraとはどのようなプロダクト/プロジェクトですか?

野窪)UUUMの事業にまつわるさまざまな数字が一箇所に集約され、「見える化」できるプロダクトです。<UUUMプロダクト一問一答>※1で紹介されてきた社内向けのプロダクト――CREAS(クリアス)やcoda(コーダ)、raptor(ラプター)など――これら全てをつないで、同じ画面で「見たい数字」が見られるプロダクトを目指しています。

社内にプロダクトが増えると、プロダクト間を行き来するのに時間がかかり、非効率になるというのはよくある課題です。UUUMでもまさにそうで、今まで事業のKPIや予算、見通しといった数値や進捗率は、Excelやスプレッドシートで各々がまとめていました。

例えば経営陣に報告するような資料で各事業の数字をまとめる場合など、それぞれの手元にあるデータから必要な数値を抽出して加工して、一手間も二手間もかかっていました。また、新しく入ってきたメンバーがどのプロダクトをどう使えばいいのかわからない、ということも往々にしてありました。

「見たい数字」が見たいときに見られない。事業ごとでフォーマットがバラバラ。いろんなチームが数字を管理しているから、参照するのにコミュニケーションコストがかかる……。UUUMの事業がどんどん多角化していく中、Herokuraはそんな問題点を解決するべく始まったプロジェクトになります。

※1:過去の<UUUMプロダクト一問一答!>はこちら

―ゆくゆくはHerokuraにほかのプロダクト全てが集約されるということでしょうか。

野窪)各プロダクトは活かしたままで、Herokuraは全てのプロダクトの中間に位置するイメージです。raptorにはraptorにしかできないことがあるように、各プロダクトにはそれぞれの事業に特化した使い方があります。Herokuraの役割はそれら各プロダクトのデータや情報を一箇所にまとめる、表示させるという部分になります。

例えば、経営陣が情報を欲した際に、①raptorのデータを抽出→②データを加工→③報告、という作業があったとします。これがraptorとHerokuraがつながれば、raptorの情報を見たい人が「Herokuraを見れば完了」というアクションのみでOKとなる。報告にかかる一連の作業が不要となれば、非常に効率的です。

―Herokuraはどのような方が利用されているのですか?

野窪)Herokuraのプロジェクトでは、まずグッズ事業の数字の見える化に取り組みました。今、早速Herokuraを活用しているのは、主にクリエイターの担当マネージャーであるバディです。

例えば、クリエイターグッズのECサイト「MUUU(ムー)」※2で、金曜日に新商品の販売を開始した場合、土日の売れ行きが大きく動くにもかかわらず、会社が休みなのでバディはその数値を知ることができませんでした。

バディとしては、クリエイターにグッズの売れ行きや在庫の動きをリアルタイムで報告してあげたいんですよ。それがわかればクリエイターもその数字に応じたアクションができますから。グッズ事業の数値の見える化は急務だったので、HerokuraとMUUUのデータはまず連携されました。今は全社員がHerokura上でグッズの数字の確認ができるようになっています。

附田)これまでは、売上を確認してからもう少し露出を増やしてテコ入れしようなど、後手後手だったオペレーションが、早く数字がわかることでリアルタイムのアクションができるようになりましたね。また、こういったグッズが売れているから次はこんなグッズを作るのはどうか、ここを改善したらどうかというようなアクションに繋がるはずです。

※2:ECサイト「MUUU(ムー)」はこちら

各事業の生産性向上とコミュニケーションコストを解決

―Herokuraの開発はどのように始まったのでしょうか?

野窪)僕はもともと社長室、附田はグッズチームに所属していました。「見たい数字が見えない」という社員の声はもともとあったのですが、特に数字を常に見る立場の経営メンバーからもその指摘は非常に多かったですね。そこで、事業側のことがよくわかる僕と、最初に着手するグッズ事業のことがよくわかる附田をアサインして開発を進めることにしたというのがHerokuraの始まりです。

附田)グッズ事業では、事業規模の拡大に対して体制が追いつかないことが最大の課題でした。クリエイターはどんどん人気を伸ばしてグッズの売れ行きも好調だというのに、我々は手前味噌で作ったスプレッドシートで在庫管理……といったように、アナログで対応していることが多かったんです。バディに報告するグッズの売上も、一回一回データを加工して何度もやり取りしたりしていましたから。今回、Herokuraでマスタが整備されたことでコミュニケーションがかなり円滑になり、業務が非常に効率化されました。

野窪)イベントやグッズ、ファンクラブ運営、音楽……UUUMには、性質の違う多種多様な事業がたくさん生まれてきたのですが、それがゆえに各事業部とのやり取りが多く、結果としてコミュニケーションにかかるコストが膨大となり、簡単にいうとムダが非常に多かった。とにかくこれまでのムダを省いてビジネス有効時間を作り、もっと生産性を上げなくてはいけない。そのムダを解決するために生まれた構想がHerokuraでした。

―Herokuraの開発はいつ頃からスタートしたのでしょうか?

野窪)開発自体は2019年11月頃からで、最初は取引先マスタ、商品マスタの管理から始めました。そして2020年夏頃からグッズ事業の数値の「見える化」に着手。UUUMは6月から来期(9期)が始まるのですが、来期中にはグッズ事業以外の全ての数字をHerokuraに集約するという目標を掲げて進行しているところです。

―Herokuraの社内の反響はいかがですか?

野窪)Herokuraでマスタ整備開発は完了しておりますが、実は、レポート機能は最近リリースされたばかり。先日、全体朝会(全従業員が参加するオンライン会議)でリリース発表してきたところです!「便利だ」という声がこれからたくさん聞けたら嬉しいですし、もうこれ無しではだめだというくらい社員に寄り添えるプロダクトになっていくと思っています。

▼Herokura画面(売上解析レポート)

クリエイターがやりたい企画や想いを形にする後押しに

―Herokuraを通してどんな効果が期待できると考えられていますか?

野窪)業務・システムを見直し、二重入力やデータ探し、情報共有といった無駄な作業を削減し、ビジネス有効時間を増やすことで生まれたHerokuraですが、数値の「見える化」は新規事業の仮説立てにも役立ちます。例えば社内でグッズに関する新規事業を始めたいと思った人が「クリエイターのグッズ、どれくらい売れるのだろう」と確認したいとき、クリエイターごとの売れ行きの傾向や、グッズのSKU(ストック・キーピング・ユニット、在庫の管理単位)など詳細なデータを取りにいけるので、事業拡大の側面でもかなり便利になっていくと思います。

附田)実は、グッズを販売することに対して後ろ向きなクリエイターは多かったんです。クリエイターって、もともとYouTuberとして無料動画の配信をして活躍してきた人たちなので。

でも、ここ最近は「あのクリエイターのグッズが盛り上がっているから自分もやってみたい」という要望も非常に多くなってきました。少しずつグッズ販売に興味が生まれ、こだわって作ったグッズが話題になることで知名度が加速するといった相乗効果に転換されているように感じます。クリエイターがやりたい企画や想いに応える形で、それを支えるプロダクトもどんどん成長していければ良いなと思います。

―将来的にHerokuraはどんなプロダクトにしていきたいですか?

野窪)全社員、出社したらまずHerokuraをチェックするようになるのが理想です。Herokuraを開けば本日のTODOがわかる。バディだったら、グッズの売れ行きや、タイアップ動画の進捗がわかる。さらに、全員が共通の画面を見ることで有益なコミュニケーションが生まれやすくなるというのが、最終的なプロダクトの目標ですね。

UUUMは新しい事業が生まれやすい会社です。Herokuraによってその土壌が整えられて、そこにどんどん新しい種がまかれていったらうれしいですね。

インタビュー後編では、実際にプロダクトの開発を手掛けるエンジニアとPMに、開発の裏側を伺います!

▼後編はこちらから!

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