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「推し活動を仕事に」東雲めぐが好きすぎてアプリまで作ってしまったエンジニアがVR業界に転職するまで

VR空間につくられたステージ上でVtuberが歌ってくれるVRライブ。各社こぞって打ち出しを始めた2018年VRライブ黎明期の中でも、ActEvolveの演出は群を抜いて目を引き、ファンからの熱い支持を得ることになりました。また、2018年の「YuNi 1st VR LIVE! ~VeRy Merry X'mas~」がきっかけとなって入社した方も。

今回は、大手ゲームアプリ会社からActEvolveに転職したサーバーサイドエンジニアの牧寺優(まきでらゆたか)さんにインタビュー。Vtuberの中でも東雲めぐ推しの牧寺さんに推しへの深すぎる(?)愛と仕事への熱意を語ってもらいました。


プロフィール

牧寺優(まきでらゆたか)

1982年生まれ。2003年から2011年まで携帯電話関連システム開発、コンシューマー向けのサービスに興味を持ってソーシャルゲーム業界に転職。大手ソーシャルゲーム会社でサーバーサイドエンジニアのメインエンジニアやサブリーダーを務め、2019年7月よりActEvolveに入社。特に好きなVTuberは、東雲めぐさん、YuNiさん、花譜さん、萌えみのりさん。

YuNiちゃんに「ガチ恋」して入社

――牧寺さんは前職でエンジニアとしてゲームアプリをつくっていたんですよね? VR業界への転職をしたのはどうしてですか?

牧寺:VRは2016年に「HTC VIVE」が登場してから興味がありました。2018年の3月デビューした東雲めぐさんに出会ってからVtuberが本格的に好きになって、2018年8月の輝夜月さんのVRライブを観てからは本格的にドハマりしたという経緯があったんですよ。それだけだったら転職までしなかったかもしれないんですが、2018年12月に実施されたVARKのYuNiちゃんのクリスマスライブの演出がすごく良くて、プロダクトに惚れた、というのが大きな理由ですね。

――牧寺さんが惚れ込んだ演出はどんなものだったのでしょう?

牧寺:「ガチ恋」と呼ばれる演出ですね。たとえば、一般的なライブだとステージの上でアイドルが歌っていて、自分は観客席で見ているじゃないですか。「ガチ恋」は、Vtuberがステージから降りてきてくれて、かなりの至近距離で歌ってくれるんですよ。手にサイリウムを持っているんですけど、YuNiちゃんにギリギリ届くか届かないかの距離で……それだけでもすごいのに、2人だけの空間で『きよしこの夜』を歌ってくれる演出もあるんですよ。ファン心理からしたら、まぁ、最高ですよね(笑)。普通のライブでは考えられない演出がVRライブなら実現できるというところに夢を感じた、という感じでしょうか。

――かなりの熱量ですね! ActEvolveにはご自身でエントリーをされたのでしょうか?

牧寺:いえ、お声掛けいただいたかたちですね。ただ、その経緯も面白くて、クリスマスライブを観て良かったという感想を知人によく話していたんですよ。そしたら、それを見た社内の人間が社長の加藤に話してくれたみたいで、何度か会ううちに入社することになりました。

VRライブは今後絶対に“来る”ものだと思っていますし、自分がYuNiちゃんのライブで感じた感動を作る側に回るのもおもしろいなと思ったんですよね。

「推しが喜んでくれること」が仕事へのモチベーションに


――プロダクトに惚れたというのが転職の一番の理由かとは思うのですが、元々Vtuberもかなりお好きなんですよね? 今日もVtuberのTシャツを着ていらっしゃいますし。

牧寺:ははは! これは一番推しの東雲めぐちゃんのTシャツですね。表情やまばたきの仕方なんかが極めて自然で実在感があるんですよ。キャラクターが可愛いにはもちろんのこと、今までにはないクオリティの高さが相まって技術的な興味との両方の興味で配信を見始めて。Tシャツはイベントごとに販売されるので、めぐちゃん以外にもVtuberのTシャツは毎日何かしら着ています。あとは、めぐちゃんがやっているSHOWROOMの配信や、

Voicyというラジオ配信アプリを朝から聴いていますね。テレビをつけっぱなしにしながら朝の身支度をすることがあるかと思うんですけど、僕の場合はそれがめぐちゃんの配信なんですよね。朝起きるときもめぐちゃんのアラームで起きています。公式アプリで730円でした。でも、まぁこんなところですよ。加藤なんかは「俺よりVtuberに詳しい人いるんだと思ってドン引きした」って言ってましたけど、どうなんでしょうね。

――かなりお好きなほうだと思います(笑)。でも、Vtuberを好きになりすぎて仕事に支障を来たすことはなかったんですか?

▲「めぐるーまーだけが使用していることもあり、アプリの評価は5.0です」(牧寺さん談)

牧寺:むしろ逆ですね。たとえば、昔めぐちゃんのiOSアプリをつくってリリースしたことがあるんです。一般的にVtuberの推し活動では「ファンアート」などが多いのですが、僕は絵が描けないので、アプリをつくろうかなと思って。

ただ、僕はサーバーサイドエンジニアなので、本来はゲームアプリを一からつくることはしないんですよ。でも、めぐちゃんは可愛いし、自分の勉強のためにも作ってみようかなって思ったらリリースできちゃったんですよね。独学でやろうとするとモチベーションを維持するのは大変ですけど、「めぐちゃんに喜んでもらいたい!」と思ったら、できちゃったというか。しかも、ゲームアプリをつくったことですごいことが起こったんですよ!

――何が起きたんですか?

牧寺:めぐちゃんはTwitterもしているので、ゲームを作ったことも知ってくれていたみたいで、Unityのカンファレンスのとあるブースに行ったら、自分が作ったミニゲームにめぐちゃんがコメントを付けてくれていたんですよ! 推しが自分の作ったミニゲームにコメントしてくれているなんてやっぱりうれしいじゃないですか!

――推し活動が仕事に活かされている良い実例ですね。

牧寺:めぐちゃんに出会わなかったらVRの仕事に来れているかはわからないですね。好きなVtuberは元々いましたけど、今ほど推し文化にも飛び込んでいなかったかもしれませんしね。

ActEvolveの仕事もVtuberにかなり近い仕事なので、仕事が推し活動と変わらないみたいな(笑)。こんなに自分のやりたいことができる職場ってなかなかないと思います。

「現実に寄せていくこともVRならではの発展を遂げることもできる」

――実際に入社してみての率直なご感想を聞かせていただいても良いですか?

牧寺:やっぱり自分の好きなものに携われているので幸せですよ。入社前に何度かオフィスにも遊びに行っていたので齟齬もなかったですね。

ただ、今まではただブログラムを書いているだけでよかったのが、イベントがあれば一緒に機材の搬入出をしたり、実際に現場でオペレーションをしたりもするようになったので、そういうのは大変でもありますね。でも、今のところはすごく楽しめています。

――ありがとうございます。最後に、つくっていきたいサービスなどの今後の展望を教えてください。

牧寺:一番はVRライブをもっとよくすることですね。たとえば、VRライブには先ほど話したような目の前に来てくれる演出はあるんですけど、リアルのライブのように隣に他のファンがいるわけじゃないので会場の一体感が感じにくいんですよ。

そういった課題をどう解決していくのか。リアルに近い形での解決でもいいですし、VRならではの解決でもいいと思うのですが、無限大の可能性の中から今後のVRライブをどうしていくのかという問題に携われるのは、本当に楽しみですね。

まぁ唯一中に入って残念なのが、ライブの時間に自分が楽しめないってことですかね(笑)。自分が一番見たかったはずのライブを生のタイミングで見られなくなります。でも、仕事が推し活動の一環なので、それもありかなと思っています。

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