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ハイクオリティなバーチャルライブを手掛けるゲーム業界出身の若手ライブプランナーに密着!

クオリティの高さと独自の演出で、ユーザー満足度90%以上を誇るVARKのバーチャルライブ。そんなバーチャルライブ制作において、企画から配信まで、ライブ制作の全ての工程に携わる、まさにライブ制作の“花形”とも言える職がプランナーです。

今回は、そんなVARKのプランナー達の中でも若手実力派である佐々木 貴郁に密着し、バーチャルライブが配信されるまでの工程に迫っていきます。

−INTERVIEWEE PROFILE−

佐々木 貴郁(ささき たかふみ) 

26歳大学でゲーム開発を学んだ後、新卒でゲーム開発企業に入社。プランナーとしてゲーム開発に携わる。2019年3月よりVARKに業務委託として参加後、同年9月より正社員として入社。バーチャルライブプランナーとして数々のライブ企画を担当。

企画提案・打ち合わせ

営業担当と共に企画を作成し、クライアント様に提案することから、ライブ制作は始まる。

無事企画が通っても、スケジュールやセットリスト、MCの時間やキャラクターデザイン、衣装など、ライブを開催するために決めなければいけない項目は山のようにある。ライブの細部まで明確化していくため、クライアント様と何度も企画の打ち合わせを重ねていく。

佐々木:制作後に大きな修正が発生しないよう、この段階でクライアント様としっかりと意見を擦り合わせていきます。一通り制作が終わってからイメージ変更などの大きな修正が必要となると、時間が足りず修正しきれない可能性があります。最高のライブをお届けするためには、最初にしっかりと構想を固めておくことが重要です。

−−企画を考える上で何かこだわっていることはありますか?

佐々木:先輩ディレクターに「ユーザーの期待値を超えるものを作ろう」と言っていただいたことがあって、その言葉を常に意識しています。ユーザー様が期待するものを作るのは当然ですが、その期待値を1でも超えるようなライブを楽しんでいただきたいと思っています。「これは喜んでもらえそうだな」という企画を思いついた時には、テンションが上りますね。

−−いつもどのような状況で企画を考えていますか?

佐々木:業務時間中にも考えますけど、企画や演出方法については、常に頭の中のどこかで考えている感じですね。帰り道やお風呂の中とか、ゲームをやっている時なんかにパっと浮かぶんです。思いついたらすぐにメモを取って、実際のライブに反映できるようにしています。

構成案・演出作成

ライブの詳細が決定すると、構成案作りが始まる。どのようにオープニングに入るのか、どこで盛り上げ、どんなカラーやイメージの演出にするのか、ライブ全体の流れを描いた絵コンテをExcelで作成していく。

この行程中佐々木は、ライブ演目の楽曲を、何度も何度も繰り返し聴き続けていた。

佐々木:曲に合ったライブ演出にするためには、歌詞に込められた想いやストーリー、楽曲の背景などをしっかりと自分の中に落とし込んでいく必要があります。そのため、構成や演出を考える際には、何度も楽曲を聴き込みます。アニメの主題歌だった場合には、そのアニメを全部観ますよ。

ファンの方にとって、楽曲のイメージを再現できているかどうかはすごく重要だと思うので、楽曲の理解を深める作業はとても大切にしています。

−−構成や演出を考える際に、何か参考にしているものはありますか?

佐々木:実は僕、リアルアイドルのファンで、有名な方だと『ももクロ(ももいろクローバーZ)』や『チームしゃちほこ(TEAM SHACHI)』、『欅坂46』や『櫻坂46』などのアイドルグループがものすごく好きなんですよ。そういったアイドルのライブの、ファンを沸かせる演出や構成は参考にしています。

多い時には、好きなアイドルのライブイベントに年間100回以上参加するくらいたくさんのライブを観てきたので、この「オタク目線」はライブ作りにすごく活きていると思います。

全体の構成案が完成すれば、演出プランを作成していく。

VARKでは、Unityというゲーム開発エンジンを使用して、スピードとクオリティ、更には演出幅の拡大がマージされている独自の演出システムを構成している。

ライブ本番ではこのシステムを使用して、まるでDJのように即興で演出を付けていく「リアルタイム演出」を行なっていくという。即興と言っても、最適な演出をするためには楽曲に対する理解が必要なため、事前に大まかな演出プランを作成するのだ。

−−演出はゲーム開発エンジンで行うんですね。

佐々木:UnityやC#といったゲーム開発エンジンを使用して制作しています。僕を含め、VARKにはゲーム会社出身の方が多いんですが、開発手法や、「面白さの本質を考えて企画や仕様に落とし込む」という点がゲーム会社とほぼ同じなので、ゲーム会社での経験を活かすことができています。

デザイナー・エンジニアとの連携

ライブ制作に携わるのは、当然プランナーだけではない。新たなデザインや演出の制作・開発を行うデザイナーや、サウンドに携わるサウンドエンジニアなど、高い専門技術を持つ総勢10名ほどのメンバーでライブを作り上げていく。その全員に企画や構成の細部まで伝え、指揮を取っていくのも、プランナーの役割だ。

佐々木:企画や構成の段階で作り上げたイメージを正確に形にしていただくため、伝え方には気を配っています。自分の意図が正確に伝わっているか、少しでも理解度に違和感を覚えれば、何度でも確認し、ズレが発生しないようにしています。

テスト・デバッグ

全ての演出や3Dモデルなどが完成し、いよいよテスト撮影に入る。VARKは自社でモーションキャプチャースタジオを保有しているため、時間を制限されることなく自由にテストすることができる。

ここから、テスト撮影された映像を見ながら、ポリゴンの抜けや不自然な動作が無いかなどをチェックしていくデバッグ作業を行っていく。

佐々木:このデバッグ作業で、ライブのクオリティが大きく左右されるんです。何度も映像を確認し、普通では気が付かないような細部まで徹底的にチェックし、修正していきます。

VARKのライブはVRデバイスとスマホ、WEBの3種類で観ることができるんですが、全て見え方が変わってくるんです。全ての映像を確認する必要があるので大変ですが、とても重要な作業なんです。

−−映像をチェックする際に意識していることはありますか?

佐々木:企画からデバックまでどの工程でも意識していることですが、「第三者目線」に立って見直す作業を、何度も行うようにしています。

「何もこの企画を知らない人」になった気持ちで見直すと、それまで気付かなかった点に気付けたりするんです。

事前リハーサル・準備

デバッグとクライアント様の最終確認が終了し、本番へ向けた最終調整へ入る。実際と同様の人員・環境で事前リハーサルを行い、問題や懸念点を洗い出していく。リハーサルはライブ中だけに限らず、アーティスト様の控室の整備や出迎えのフロー確認、食事の準備など、当日の流れの全てを確認していく。

当日リハーサル・ライブ本番

事前リハーサルでの問題点も解消し、自信を持って「最高のライブ」を届けられる状態で本番当日を迎えた。佐々木をはじめチームスタッフは、アーティスト様がスタジオに入る2時間前にはスタジオに入り、準備を始めていた。

本番でのプランナーの業務は、ライブの指揮だけでなく、アーティスト様への説明や案内、控室の整備など多岐に亘る。即興で演出効果を付けていく『リアルタイム演出』を行うこともあり、プランナーの責任は重大だ。

アーティスト様とのリハーサルも無事終わり、いよいよライブ本番!

生のパフォーマンスと、即興とは思えないほどの完成度でつけられていく演出の数々に、思わず歓声を上げそうになる。生配信という、失敗が許されない状況で行われるライブ。その場にいる全員が「最高のライブを届けたい」という真剣な想いで臨んでいることが伝わってきた。

−−とてもいいライブでしたね!

佐々木:アーティスト様にもユーザー様にも喜んでいただけてよかったです!ライブが終わるまでは、24時間ライブの事を考え続けている状態なのでストレスも溜まっていくんですが、みなさんが喜んでいる反応を想像して乗り越えていくんです。そうやって想像してきた反応を実際に見ると、頑張ってよかったって思いますね。

僕はプランナーの仕事の中でも、ライブ終わりのこの瞬間が一番好きなんです。バーチャルライブって、ライブ中にでも反応が返ってくるくらいフィードバックが早いので、このライブ終わりの時間は、反応を受けてすごく達成感を味わえる瞬間なんです。時にはネガティブな意見をいただくこともありますが、更に良いライブをするための貴重な学びですので、大切にしています。

これからもクオリティを更に上げて、みなさんに喜んでいただけるライブを作っていきたいと思います。

プランナーのライブに懸ける熱意が伝わる密着、いかがでしたか?プランナーは、これだけの工程を要するライブ企画を、同時いくつも進行していきます。常にライブのことを考え、成長し続けることが求められる職業ですが、大きな達成感を何度も味わうことができる職業でもあります。

VARKでは、佐々木のように熱意あるライブプランナーを募集しています。観る人の想像を超える、最高のライブを一緒に作ってみませんか?

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