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【 勉強会レポート③ : ブランド設計 編 】 長期的に愛されるブランド創りの考え方を身に着けよう!

4月から開催してきたUNITBASEさまとの勉強会も最終回を迎えました!

「長期的に成長できるブランド創りの考え方を身に着けよう」というテーマのもと、3日間に分けてしっかりと考え方を身につけることを目的としています。
今回の記事では、3日目の勉強会の様子をお伝えします。
 ( ※ 1日目の様子は https://www.wantedly.com/companies/venect/post_articles/413000、 2日目の様子は https://www.wantedly.com/companies/venect/post_articles/412992 からどうぞ! )

[ 勉強会の内容 ]

  • 1日目:共感からブランドを創る
    アート思考でブランドの価値を創るプロセス、またブランドの存在価値についてワークを含め考えていく会になります。生活者の共感からブランドを創る時代となっていている現代、その共感を生み出すために必要な考え方を紹介していきます
  • 2日目:企業、市場分析のポイントを知る
    ブランドを創るために必要不可欠な市場、競合分析をしていきます。IRを見るときのポイントや分析方法が理解できる会となります
  • 3日目:DtoCブランドを設計してみる
    1日目と2日目の内容をもとに、実際に自分たちでDtoCブランドを開発するワークショップを行います。ブランドを創るために必要な考え方やフレームワークなども紹介していきます

[ 両社について ]

  • UNITBASEさま( https://unit-base.com/
    クリエイティブ領域を専門とし、ロジカルな思考と心を動かす感性を共存させながら、戦略を具現化する強みがある企業です。大手メーカーやカード会社のブランディング等、多数の実績があります。
  • VENECT( https://www.venect.jp/
    マーケティングエージェンシーとして市場や競合調査から、企業に合った戦略を立案することを得意領域としています。企業が抱えている本質的な課題を導き出し、解決策の提案、実行までの支援をしています。


個と向き合い、市場価値を確認する

1日目の勉強会では、ブランドや商品で溢れている現代において、ブランドは “ 意味がある価値 “ を生み出す必要があり、その価値が確立しているブランドには、必ず ” 個 “ の感性と向き合い、共感できるブランドストーリーや美意識が存在することを理解しました。

そして2日目では、” 個 “だけではなく” 競合 “ や “ 市場 “ を俯瞰的に見たときのブランドや市場の状態、将来性を読み解くために必要な「企業分析」に焦点をあてて進めました。

最終日は、自分たちで「ブランド設計」をしてみた

1日目と2日目の内容をもとに、実際にブランドを設計するワークショップを行いました!

ブランド設計のお題はこちら!!

「 Z世代男性をターゲットとし、カラーコスメのブランドを開発しよう!」

市場でもZ世代をターゲットとしたコミュニケーション設計が注目されているため、ターゲットをZ世代としていきました。

ワークショップの時間は、50分と限られていたので、事前に企画者側で以下のようなリサーチを進めていました。

【 ターゲット(Z世代男性)のライフスタイル 】


【 ターゲットがよく活用するブランドや店舗 】


【 I am statement 】

一人称の視点からターゲットの心理を描いた文章も作成しました。I am statement にまとめることで、ターゲットの心理・行動を読み取ることができ、メンバー同士の共通認識も持ちやすいことから、普段の提案活動でも作成しています。


チーム内で決めるべき項目

これらの情報をもとに、各チームでは以下の内容をディスカッションしながら決めてもらいました!

  1. ブランドコンセプト
  2. 商品の特徴
  3. 競合ブランド
  4. 商品の販売場所
  5. 商品の価格 / 価格設定の意図

実際にこんなアイディアが!

各チーム、ディスカッションの進め方は様々。ターゲットのインサイトをとにかく深ぼっていくチームや、斬新な商品を開発しようと進めるチームなどなど・・! 中にはZ世代男性のメイク事情について自主調査してきたメンバーもいて、みんな本気で取り組みました!

その中でも、「なるほどね〜!」となった内容を1つ紹介します。


このチームは、ブランドコンセプトを「目立たないカラーコスメ」と設定し、Z世代の男性が、メイクをすることを「恥ずかしい」と思っているインサイトに向き合いました。

「メイクしてるよね?」と周りから聞かれても恥ずかしくない!という男性は、女性用コスメを活用するのも抵抗がないのでは という仮説のもと、「メイクをして自信をつけたいけど、周りにバレるのは嫌」というターゲットを狙う設計にしていきました。

今回の参加したメンバーからの声

Aさん

ブランドコンセプトから考えるというのが他との差別化につながると思いました。ゼロから考える時間も非常に楽しい時間でした!

Bさん

「体験」として一口に言っても発信する側の独りよがりになりがちで、その後の広がりが期待しにくい現状がありました。長期的な視野で戦略的に詰めていくことで、多くの人に愛されるブランドに育てていけるのではと思いました!

最後に

1日目は「共感からブランドを創る」をテーマにそもそもブランドとは何か、共感を得るブランドを創るためのポイントを理解しました。そして2日目は、競合や市場の状況を把握した上で、ブランドの将来性を考えていくための企業分析ができるようになりました。
最終日には自分たちでブランド設計をすることもでき、視野が広がった3日間でした。

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