こんにちは。りんです。
先日りんが、某アイドルグループの新曲を聴いていた時のことです。
そう、王様と王子様です。
(わからない方は検索ください)
歌詞の中で、『当たり前のことなんてこの世に一つもないさ』って歌詞があるんですが、
りんは正直、
「ん?当たり前なのにこの世に一つもないの?」
って思いました。
多分前後の歌詞から察するに、ありふれた事のように思えてても一つ一つがとても大切みたいな意味合いだと思うんですが、
じゃあそもそも
「当たり前」ってなんだろう。
「当たり前のことを当たり前に」という言葉、よく言いますよね。個人的にすごく好きです。
でもこの言葉って自分の中で大切にするならいいけど、人にこの言葉だけを伝えて何かを求めるには、いささか定義が曖昧すぎる気がします。
そもそも、当たり前を辞書で調べたら
1 そうあるべきこと。そうすべきこと。また、そのさま。「怒って当たり前だ」
2 普通のこと。ありふれていること。また、そのさま。並み。ありきたり。「ごく当たり前の人間」「当たり前の出来」
「そうあるべき」ってなんだ。「普通」ってなんだ。
全くわからない、、、、、、、
(こんなスマートに悩めたらいいなぁ……)
実はりんも昨日言葉について話して、自分の言葉について掘り下げられたんですけど、
普段何気なく使っている言葉って掘り下げられれば掘り下げられるほど、その言葉に対しての自分の定義がわからなくなったりします。
びっくり。
話を戻します。
上で言ったように、当たり前って言葉は(もはや多分ほとんどの言葉なんだけど)定義が人によって変わります。
それを共通認識のように、自分の「当たり前」=相手の「当たり前」かのように話すのってどうなんでしょう?
例えば上司の当たり前は、挨拶は何があっても一度動きを止めてハキハキと言うものかもしれない。
例えば部下の当たり前は挨拶は場合によっては軽い会釈でも成り立つものかもしれない。
どちらが正しいか、ではなく何を基準として置くか。
こんな二人の間で、例えば上司が「挨拶をちゃんとやるのは当たり前」と言ったところで、
部下は自分の挨拶の仕方は当たり前だと思っているので、いつまでたっても分かりあえません。
もちろんどちらも間違いではありません。
でも二人の中での正解は何か、とか、チームの中での正解をどこに置くか、って最初に話さなきゃいけないことですよね。
今のままだとどっちも正解だし、ある意味どっちも不正解だから。
当たり前のことを当たり前にするためには、まずその「当たり前」がなんなのか明確にすることが大事です。
言葉の定義は難しい
上記のように、言葉は本来設定された意味とは別に、人それぞれの定義を敷いて成り立っている場合も多いです。
余談ですが、りんも自分で敷いた定義を説明せずに言葉を発することがあります。
昨日弊社CTOに「その言葉の定義は?」「それどういう意味?」と散々聞かれた結果、
ほとんどの言葉は自分の定義で発していたんだなということに気づかされました。。。。。
それだけならまだしも自分の定義をきちんと言語化できないとそりゃもちろん人には伝わらないですよね。。。。
ほとんどすべての言葉に当てはまりますが、「当たり前」の定義をその場において明確にすることも「当たり前」のこと。
どうぞみなさんも、皆さんにとっての当たり前を考えて、そして教えてください。
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