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斎藤正輝(写真右)
株式会社VIG 代表取締役
大手広告代理店にて営業、マネジメント職として従事した後、大手戦略コンサルティング会社に企業留学。戦略コンサルタントとして、新規事業創出、M&A初期DD等、複数のプロジェクトに従事。帰任後、デジタルホールディングスにおける戦略子会社オプトインキュベート(新規事業開発特化会社)にて、取締役COO、代表取締役CEOを歴任し、自社事業の立ち上げ、売却、大手企業の事業開発のプロジェクトを推進。その後VIGを創業。
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当社は「社会の課題を解決する事業」を生み出すことを目的に活動する新規事業開発会社です。大企業と共に新しい事業を立ち上げる挑戦を続ける一方で、これまで事業開発に関わったことのない人にも挑戦と学びの機会を提供しています。
「事業開発は一部の人や企業だけの特権ではなく、誰もが挑戦できるもの」
その考えのもと、事業づくりを社会に広げ、より多くの人が新しい価値を生み出せる未来を目指しています。
私がこの仕事を続けている理由はとてもシンプルで、事業開発が好きだからです。誰かの「こうしたい」という想いを形にすること。人の悩みや願いを聞き、それを解決する仕組みをつくること。それができた瞬間の手応えに、何度でも心が動きます。
VIGの事業開発は主に0.1を1にする仕事です。ぼんやりとしたアイデアや可能性を、実際に人の役に立つ形にしていくことにやりがいを感じます。そしてこれからのAI時代で必要なスキルは「新しい価値をうみだせるスキル」だと感じています。正解を覚えるより、正解をつくり出す力。AIの時代にこそ、人が果たすべき役割はそこにあります。
「事業をつくること」そのものを、もっと多くの人が実践し、楽しめるようにしたい。 そして、その挑戦を支える仕組みをつくりたい。それが、私たちが掲げる「挑戦を、仕組みで増やす」というビジョンです。
社名のVIGは、Vision Incubation Group。 一人ひとりのビジョンをインキュベーションし、社会に新しい価値を生み出す集団を目指しています。私たち自身のビジョンも、クライアント企業のビジョンも、 その先にいる人々のビジョンも、すべてを実現していく。 そんな意志を込めています。
VIGの新規事業開発の特徴は「伴走支援」よりも主走(しゅそう)です。 横からサポートするのではなく、クライアントと同じレーンに立ち、同じ景色を見ながら走り切る。 資料を納品して終わりではなく、事業の成否に最後までコミットする。それが、私たちのスタイルです。
この“主走”という言葉には、「当事者であり続ける」という信念も込めています。クライアントの挑戦を他人ごとにせず、共に意思決定を重ねています。とはいえ、情熱だけでは挑戦は続きません。だからこそ、私たちは挑戦を再現可能にする仕組みをつくっています。 それがVIG独自のフレームワーク「VIG BASE」です。
VIG BASEでは、新規事業のプロセス(仮説→検証→実装)をフレームとデータで可視化し、 AIを活用してスピードと精度を高めています。人の創造性と仕組みの再現性を掛け合わせ、「挑戦が当たり前になる」社会を目指しています。
私がよく話すたとえ話に、「新入りのカマス」というものがあります。水槽の中で仕切り板にぶつかり続けたカマスは、やがて挑戦をやめてしまう。そして仕切り板をはずしても、動こうとしなくなってしまいます。でも、そこに何も知らない“新入り”のカマスが一匹入ると、その一匹が先に泳ぎだし、群れ全体が動き出します。VIGはその“新入りのカマス”になりたいと思っています。大企業が変わるための起爆剤になり、変化を連鎖させ、挑戦を当たり前にしていく。そのための仕組みと人をつくっていきたいと思っています。
私たちは、事業開発という実践の場を通して、挑戦が自然に生まれる仕組みを広げたい。それが、VIGが社会に対して果たしたい使命です。
これからの3〜5年で、私たちは「事業を立ち上げる仕組み」そのものを事業化していきます。 海外展開やM&Aといった手段も視野に入れつつ、挑戦が続く構造を社会に広げていきます。そして、誰もが、どこにいても、何度でも挑戦できる社会を目指しています。
もちろん事業開発は楽しいことばかりではありません。不確実性、情報の偏り、社内調整、限られたリソースなど困難も多いです。それでも、誰かの課題や想いを形にしていくプロセスには、他では味わえない喜びがあります。
私たちはまだ小さな会社ですが、だからこそ、ひとりの一歩が会社を変え、社会を動かす力になると信じています。VIGでは現在仲間を募集しています。面白そう!と思っていただいた方はぜひご応募ください。まずはカジュアルにお話しましょう。