VISITSの技術顧問が「全ての人が卵の中から抜け出てやりたいことをやれる世界を創りたい」と語る理由。

大学卒業後、独立系SIer、物流企業の社内SE、Railsエンジニア、iOSエンジニアを経て、VISITS Technologies株式会社の技術顧問を務める佐藤伸吾(通称あきお)さん。著書に「iPhoneアプリ開発レシピ」「cocos2d for iPhoneレッスンノート」など。

今は技術顧問として働くかたわら、アプリクリエイター道場を運営し、300名を超える卒業生を輩出。「全ての人がやりたいことをやれる世界を創りたい」と語るあきおさんの哲学を聞きました。

小学生の時から「好き」を突き詰めていたら仕事になった

ーあきおさんは小学生のころからプログラミングをされていたと聞きましたが、きっかけは何だったのでしょうか?

小学3年生のころ、ゲームのやりすぎが原因で親に厳しく叱られ、ゲームを取り上げられてしまったことです。それなら自分で作ろうとプログラミングを始めました。

自分が書いたとおりにコンピューターが働いてくれるのをとても面白く感じ、他の子が大好きな恐竜の名前を楽しんで覚えたりするのと同じくらい楽しみながらプログラミングを学べました。今では珍しくないことですが、当時は小学生でキーボードを叩けるだけで「神童」扱いされましたね(笑)。

ープログラミングをしていたことは進路選択にどのように影響しましたか?

中学卒業後、本当はプログラミングが学べる専門学校に行きたいと思っていましたが、親から「大学に行かないならお金は出さない!」と言われてしまったので、仕方なしに大学附属の高校を選びました。それなりの成績を取っていれば大学受験の勉強をしなくても良い高校だったので(笑)。

大学は入りたくて入ったわけではなかったので、プログラミングの授業以外は好きなことをしていました。入学後1年半でとった単位は1つ。親に怒られましたね(笑)。そんな経緯もあって僕は留年して大学5年生になりましたが、その時、先に就職した同級生から誘われてプログラミングのアルバイトを始めたのが社会人経験の始まりでした。その会社に自分の活躍できる場があったのでそのまま入社することにしたんです。

ー就職活動はしなかったんですか?

僕にとって就職活動はとても不思議なものです。仕事は小学生のころに感じた「好き」の延長線上にあるものじゃないかと思っています。

高校生のころパソコン通信(インターネットが登場する以前にあったネットサービス)の掲示板で多くの人と交流しました。そのなかで、ソフトウェア会社に勤務している人と知り合い、オフ会で直接会う機会がありました。今思えば、OBOG訪問をしていたんですよね。その方には「うちにきて働かない?」と誘ってもらったりもしました。今では当たり前の話かもしれませんが、「ネットを活用して、既に働いている人々と情報交換すると面白い情報が次々と手に入る。面白い会社があれば就職活動なんてしなくても直接やり取りして入れてもらえばいい」ということを学びました。なので、就職活動はしたことがありません。

プログラミングは単なるツール。エンジニアの仕事は課題を解決すること。

ー今のあきおさんの仕事観に影響を与えた経験はありますか?

入社1社目のSIerが採用していた「全員が営業で、全員が会社の顔」という企業文化です。クライアントとの打ち合わせで自ら提案し、飲み会などの機会を通じて次の仕事をもらいました。

また、数々のクライアントの案件に関わったおかげで、様々なハードウェアで動くソフトウェアを作りました。プログラミング言語は10種類以上使ったと思います。

そんな経験もあり、言語やツールにはあまりこだわりはない方かもしれません。また、プログラミングはあくまでツールだと思っています。「どうすれば問題が解決できるか」に興味があり、「どう作るか」には必要以上にこだわりません。

同じようにエンジニアの仕事は課題を解決することだと思っていて、最新技術を使ってもユーザーに価値を提供できなければ、本末転倒だと思います。

ーiOSエンジニアとしてのキャリアはどのように始まったのでしょうか。

僕はiPhoneが初めて発表された基調講演でスティーブ・ジョブズが指でタッチパネルをなぞりながら画面を動かすプレゼンを見た時、「新しいコンピューターの時代がくる」と感動し、日本でiPhoneが発売された際には、徹夜で並んで買いに行きました。

その直後、当時働いていたWeb系ベンチャーの社長が「iPhone向けのサービス開発をやりたい」と言い出したんです。iPhoneを徹夜で並んでゲットし、iPhoneアプリも個人的に作るようになっていた僕に白羽の矢が立ったのは必然かもしれません(笑)。

その後、フリーランスのiOSエンジニアとして独立しました。

全ての人が卵の中から抜け出ることができる世界を目指して

ーフリーランスになることに不安はなかったですか?

特に不安はなかったですね。周りにフリーランスも多くいたので、特別なことだとはあまり思いませんでした。フリーランスとして働くことは難しいという印象が強いかもしれませんが、それは自分自身ができないと思っているからではないかと。

僕には「いつか本を書いてみたい」と思っていたのに、本の執筆依頼を断ってしまった経験があります。その時の僕は自信がなかったんです。あとになって断ったことをとても後悔しましたが、どうしようもありません。3年後改めてオファーがあった際には一も二もなく引き受けました。オファーがあるのは、自分が相手から認められているということ。だからあとは自分が自分を認めてあげるだけでいいんです。もちろん引き受けた後はとても大変でしたが、なんとか書き上げることができ、その後も数冊執筆しました。

“卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。”

ヘルマン・ヘッセ「デミアン」の一節にもある言葉です。不安はあっても、自分から殻を破り、抜け出ようとすることが大切です。

ー初めてVISITS代表の松本と話した印象はいかがでしたか?

誤解を恐れずに言えば、良い変人だなと思います(笑)。もちろん褒め言葉です。初めて話した時、『今の世の中は会社組織がたまたま持っている技術などをとりあえず市場に出して当たるか当たらないかを見ているだけだ。しかし現実世界にある課題と良い解決法が事前に分かるようになれば、地球人と宇宙人が構築していく文明は同じ形に進化していくはずだ。単一の物理法則が宇宙を支配しているのだから、同じ解決法を採用していくことができる』という話をされました。

これから一緒に仕事をすることになるかもしれない相手にこんなぶっ飛んだことを話すんですから、目先のお金にとらわれずに世の中を大きく変えていきたいという想いを持った方だなと思いました。

ー今後VISITSでどのようなことをしていきたいですか?

まずは既存プロダクトの質を向上させていくとともに、VISITSのプロダクトチームが質の高いプロダクトを安定してリリースしていける体制を整えていきたいです。開発体制の整備、コードの品質や設計の改善、UI/UX改善などやるべきことはたくさんあります。

そして現在着手中の新しいプロダクトを1日も早く世の中に出したいですね。いまVISITSには大手コンサルや有名IT企業に勤めていた優秀な人々が集結しつつあります。実績のあるデータサイエンティストやブロックチェーン技術に明るいエンジニアたちと力を合わせて、「全ての人が、やりたい仕事ができるようになる」世界を実現していきたいです。

VISITS Technologies 株式会社's job postings
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