マッキンゼーで働いていた私が、スタートアップの経営企画に参画した理由。

慶應義塾大学卒業後、会計士としてのキャリアを積んだのち、留学してMBAを取得。その後Mckinsey & Companyでのコンサルティング業務に携わり、現在はVISITS Technologies株式会社の経営企画業務に従事する堀江隆介さん。堀江さんが何故VISITSを選んだのか、その背景にはどのような想いがあったのかを伺いました。

「選択肢を広げる」ために突き動かされたキャリア

ーまずはVISITS入社前のキャリアについて教えてください。

大学卒業後、4年半あらた監査法人での会計監査業務に携わりました。通常業務のほか、日本公認会計士協会でもセミナーや講演会などの課外活動も行っていました。

その後、MBA取得のため留学し、2015年よりMckinsey & Company(以下、マッキンゼー)に入社しました。マッキンゼーではコンサルティング業務に従事し、貴重な経験を積むことができたと感じています。


ー何故こうしたキャリアを選んだのでしょうか?

人生の大半を過ごすことになる仕事の主導権を自分自身が握っていたい、それが根幹の理由です。この価値観の背景には、自分の育ってきた環境が影響しています。

私は、幼少の時に親が離婚し、父親に育ててもらった期間が長いのですが、父は「教育にはお金を厭わずやりたいことをやらせてあげたい」と私の可能性を広げてくれました。父のおかげで今の自分があるのだと、本当に感謝していますし、尊敬しています。そして、そんな父の姿を見て、私も自分の子供に同じことをしてあげたいと思うようになりました。子供の可能性を広げるためにはある程度の経済力は必要になると思い、仕事の腕を磨きたいと考えました。

また、父は転勤の多い銀行員で、私は幼少期に引っ越しを多く経験しました。仲のいい友人との別れに、とても悲しい感情を抱いたのを覚えています。組織で働いていく上で、会社の意思で業務内容や仕事の場所を決められてしまう事は仕方がないことだと思います。ただこの経験から、自分はやりたい事や働く環境は組織に縛られずに主体的に選んでいきたいと考えるようになりました。

世の中的に認められている国家資格の取得や、厳しい環境でのプロフェッショナルとしての業務経験を有していれば、自分の意思をもってキャリアを形成していけると考え、そのために20代から努力を重ねてきた自負はあります。公認会計士試験では初年度の試験に落ちてから、2年目のチャレンジでの合格獲得でしたし、MBA受験の際は、TOEIC400点台という悲惨な英語力から猛勉強してギリギリのラインで合格をもらいました。いずれも、努力は報われると信じて続けたからこその今があると思っています。


ー努力を続けることでご自身の人生の選択肢を広げてきたのですね。

はい、自分の人生の選択肢を広げるために個としての戦闘能力を高めてきました。そのために、いわゆるプロフェッショナルファームで20代を過ごしました。ただ、公認会計士や経営コンサルタントという職種は、企業との関係構築はできても、あくまで第三者視点でのアドバイザーに留まります。より事業の当事者として、世の中にインパクトを与える働き方を目指したいと思うようになり、スタートアップ企業への転職が適切だと感じました。


人生のマイルストーンは「人との出会い」

ーVISITSとの出会いはどのようなものでしたか?

ちょうどスタートアップ企業への参画に関心があったとき、VISITSのCEO、松本と話をする機会がありました。「セレンディピティ(=運命的な出会い)を科学する」という会社の目指す方向性に非常に共感し、直感的にこの会社に参画したい!と感じました。

また、VISITSのメンバーやオフィスにもフィット感がありましたね。「一緒に働きたい」と思えました。働き方を考えるとき「何をするか」はもちろんですが、それ以上に「誰と働きたいのか」が重要だと思っています。人は人からしか学び得ないと考えているためですが、もっと言うと、人生の満足度は周りにいる人で形成されると思っています。仲良い家族と、仲良い友達と、一緒に働きたいと思える同僚がいれば私はとてもハッピーなんです。


ー「セレンディピティ(=運命的な出会い)を科学する」という会社の方向性に惹かれた理由を教えてください。

人生というのはとどのつまり、人との出会いによって形作られる、と考えています。

例えば、私がMBA留学を決意したのは、日本公認会計士協会主催のセミナーで、MBA留学を経験された会計士の方との出会いがきっかけでした。MBA留学には漠然とした憧れがあったのですが、遠い世界の話のように感じて、自分には無理かもしれないと思っていました。

そんな時に同じバックグラウンドの方の体験談を聞いたことで「自分も頑張ればいけるんじゃないか?」と一気にイメージが湧いたんです。まさに「ロールモデル」との出会いでした。この時の出会いがなければ、MBA留学は単なる憧れのままで終わっていたかもしれません。MBA留学を経てアクセスできるコミュニティが広がり、私の中で日本と海外の意識的な壁が消えたことで、世界が身近になりました。

先輩は今でもメンターとして慕っており、節目節目にキャリアの相談をしています。そして、与えられたきっかけを今度は与える側になりたいと思い、今では私が後輩に向けて発信をしています。

自分も同じように、誰かのきっかけをつくり、その人の可能性を拡げたい。この想いは、VISITSが志しているビジョンに通じていました。


己を知り、「後悔しない」ことにこだわる

ーお話を伺っていると、堀江さんのロジカルな考え方や生き方が印象的です。

ロジカルな考え方と言うよりは、感情で決めた答えをロジックで説明しています。

ーでは、感情が導き出した行動を何故ロジックで説明するのでしょう?

就職、留学、結婚など、人生に大きく関わるポイントで「後悔しない意思決定」をすることが大切だと思います。後悔しない意思決定をするためには、自分がどんな人間であるか、すなわち自分の価値観、を深く理解していることが重要です。人はロジックと感情で意思決定しますが、重要な意思決定ほど感情で下すものです。

どういうことに喜びを感じ、何が大切だと思うのか?こういった問いから自分自身を掘り下げることは、自分の価値観を理解することに繋がります。だから私は感情を客観視し、説明できるようにしています。


ーそれが人生における1本の美しい線となっているのですね。

コンサルティング会社に勤めていたこともあり、構造化するのが得意というところもありますが、その他に“芯”があるとも感じています。

人は皆、意思決定をするための芯をおそらくいくつか持っていると思います。他人に意思決定を任せてしまわないことで、その芯は如実に現れます。私には自分の人生の大半を過ごすことになる仕事の主導権を自分自身が握っていたい、という芯、言い換えると自分の価値観があります。こういった価値観は育ってきた環境に大きく影響を受けると思います。

幼少期にある種のネガティブな経験をした人は、その芯がより強くなると思うんです。私の場合、親の離婚がそれにあたります。子供のころの私にとっては、辛い経験でしたね。一方で、父がしっかりと愛情と教育を注いでくれたことが私の芯をより強くしたと思っていますし、その後の出会いや体験も含めて、私の“今”につながっているのでしょう。


VISITSは“スタート”の場

ーVISITSにどのようなビジョンを持っていますか?

小さなきっかけが、人生の大きな起点となる。この可能性を広げることのできるツールやサービスが、VISITSにはあります。私自身がつくりたかった“人との出会い”を、VISITSを通じて社会に届けられることが、今後楽しみです。

また、アイディアを可視化するプラットフォーム「ideagram」については、コンサルティング業の代替になるのでは?という期待もあります。従来の尺度では測れなかったものが可視化されることは、驚異的です。ミッションに共感するとともに、そういった最先端の技術に刺激も感じていますね。


ー今これを読む“人生のきっかけ”を求める人たちに、メッセージをお願いします。

ひとりで考え続けることより、人と出会うことが大切です。自ら人と出会う機会を作り、誰と働きたいのかを自分自身に問い続け、自己分析を深めていくのが重要だと思います。

そして、これを読んで少しでも共感して頂けたならば、ぜひVISITSに遊びに来てください。私がそうであるように、過去の経験はどのようなものであっても乗算することができるでしょう。

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