【社員インタビュー】大企業ベネッセでの20年があっても「組織」「プロダクト」「自分の夢」という3つの観点から、WACULだと思えた(インキュベーショングループ 川崎)

こんにちは。WACULの人事をしている池田です。

私たちWACULは「テクノロジーで、ビジネスの相棒を一人ひとりに」というビジョンのもと、あらゆるビジネスのデータを最先端のテクノロジーによって、整理・分析だけでなく課題特定・解決まで行うことで、ビジネスパーソンの生産性を高め、クリエイティビティの最大化を支援しています。

WACULで働くメンバーの「これまでのキャリア」や「転職のきっかけ」そして「思い」など、等身大の姿を『社員インタビュー』としてご紹介しています!

第16回目は、2019年4月に中途入社したインキュベーション・ディヴィジョンの川崎です。

ー 川崎さんはCIO垣内傘下のインキュベーション・ディビジョン(以下 IC)所属ですね。ICの主なミッションは何ですか?

ICのミッションは主に新規事業開発です。より様々な事業、プロダクトでご支援できるクライアントを増やしていきたいと思っており、「四半期に1つ新規事業(サービス)を立ち上げる」が自分に課されたミッションです。フリースタイルでコンサルティングをしながら、その中で多くのニーズがあり、型化できそうなものをAIアナリストの新サービスとしてドンドン組み込んでいきます。

また、「WACUL Technology&Marketing Lab.」での研究所活動も担当しており、AIアナリストに登録されている約3万サイトのデータやコンサルティングで得られた知見などから導き出されたデジタルマーケティングの「知見」や「勝ちパターン」を発信しています。

定量データに基づく確かな知見・ノウハウを発信していくことで、世の中のデジタルマーケティングで悩んでいる方々を救っていき、その結果WACULのプレゼンスも高めていければと思っています。


ー WACULにジョインする前はベネッセでしたね。しかも新卒入社で約20年。どの様にして出る決意ができたのですか?

決断の軸は3つあって、「組織」「プロダクト」「自分の夢の実現」です。


まず1つ目の「組織」の観点ですが、ベンチャーに転職する人の理由でよくある「経営に近いところで仕事がしたい」というものに近いです。ベネッセの規模感ですと課長・部長クラスのポジションでも担当範囲が局所的になってしまいます。大企業ならでの大きな仕事を経験できる一方で、「会社全体に大きなインパクトを与えたい」「根本を変えたい」という思いを持っていても、それを成し遂げるのは非常に難しく、ジレンマを抱えていました。


次に2つ目の「プロダクト」についてですが、これはWACULの自社サービスであるAIアナリストのことです。手前味噌になりますが、AIアナリストは本当に秀逸で、はじめて自分で触った時も「ここまで自動でできてしまうのか!」と驚きました。例えば、サイトのコンテンツやページを訪問数・CVRの二軸でプロットして改善すべきところを見つける、という自分の手でやろうとすると莫大な時間がかかる定番の分析があるのですが、これが一瞬で自動的に生成されて「ここを直すべき」という指摘がなされるのを見て、感動しました。

実際、使ってくださっている方々からも感謝されますし、確実にクライアントのためになっているという実感があります。さらに良いサービスにしようとWACULもクライアントも双方が思っているという点も本当に素晴らしいことです。ゆくゆくはこのAIアナリストは世界全体で使われるべきだと強く感じていますし、そのための一役を担って行きたいと思っています。


最後に「自分の夢の実現」ですが、自分がこれまで培ってきたデジタルマーケティングのスキルやノウハウを育ててくれた恩返しとして世の中に広く還元していきたいと思っていました。デジタルマーケティング人財は今でも不足しており、特に中小企業や教育機関などでは深刻です。私自身、自分の培ってきたスキルをそういった組織に還元したく、グループ会社に出向していましたが、人力では救える範囲に限界があり、もっと広く、世の中全体を救いたいと考えていました。同じ問題をAIで解決しようとしているこのWACULならばそれが実現できる、と感じました。


ー 川崎さんはベネッセでも新規事業担当でしたよね?

そうですね。

私は大学時代にインターネットに初めて触れて「これはこの世の中を絶対に変える」と確信し、就職活動の際も「ネットを活用すれば御社のビジネスはこう変わります」という提案を各企業にしていました。

例えば、ベネッセだと「赤ペンは郵便でのやり取りなので、戻ってくるまでにすごく時間がかかって、子どもが忘れた頃に返ってきますよね。これをネット化して先生と子どもを繋げば、遠隔でもまるですぐ隣で教えているような状態が実現できます。これをやりませんか?」と。そうしたら「ちょうど、そんな新規事業を考えている」と言われて、「じゃあ、それをやらせてください」と。

内定後も「その事業をやらせてもらえないなら辞退します」と人事に直談判し、1年目からその新規事業部門に配属していただきました。今振り返ると嫌な奴ですよね。人事的にはどうなのでしょうか(笑)


ー すっごいやり辛いです(笑)

そうですよね。私もそう思います(笑)

新規事業なので失敗も多く経験しました。むしろ失敗だらけだったかもしれません。実際、この赤ペンの事業は2年で収束が決定し、大赤字となりました。もちろん自分一人で出した赤字ではないのですが、「この借金を返すまで、この会社辞められないな・・・」と思いました(笑)でも、この事業が今の進研ゼミのデジタル化に繋がっていたりもします。

他にも、「ペンでタッチすると音がでる本」という技術を元にした英語講座の立ち上げを行ったりもしました。サンフランシスコの玩具会社がその技術を持っていて、渡米して作り方を学んできて事業化しました。中学生向け、小学生向け、幼児向けと展開したのですが、幼児向けだけ成功して、今でも「こどもちゃれんじEnglish」として残っています。立ち上げから10年経って私の息子も受講したのですが、感慨深かったです。

「今、この事業があるのはあの時の失敗があったからこそ」ということはよくありますし、数多くの失敗をさせていただいたことで失敗を恐れずチャレンジするマインドが自然と養われたのだと思います。企業体力がないと一つの失敗が致命傷になってしまいますので、その意味ではベネッセだからこそできた経験で、本当に良い経験を積ませていただいたと感謝しています。


ー 他に川崎さんが取り組んだことありますか?

20年もいたので話し出すときりがないのですが、WACULに通じるところをピックアップすると、グループ会社への出向時代でしょうか。より小さな組織の経営に近いポジションで会社全体にインパクトを与える仕事をスピード感を持って取り組みたいと思って、希望を出して出向しました。ちなみにこの時も「出向させてくれないと辞めます」と無理を言って出してもらいました(笑)


ー グループ会社は広告代理店でしたよね。実際は何をされたんですか?

会社の立て直しです。

私が着任したのは、売上利益が落ち込んで、社員の士気も下がってきており、変革が必要なタイミングでした。そこで新規事業の立ち上げや売上の4割、利益のほとんどを占める基幹商品のリニューアルを責任者として担当させていただきました。

その基幹商品は年々売上が落ちていて、これまでも「リニューアルしないとダメだ」と言われ続けていました。でも、リニューアルすると一から作り直しになるため、ただ大変なだけでなく大量にミスを出してしまうリスクもあり、結局流用ベースが続いていた、そんな状態でした。


ー どのように取り組まれたんですか?

まずは「できていることの認め」から始めました。

その商品は全国の高校に配布している高校生が進学先の大学を選ぶための媒体なのですが、「こんな1000ページ以上もある本、しかも年間9冊も作り続けているだけでも本当にすごい」「みなさんの作っている冊子が、毎年30万人以上の高校生が自分の将来を決めるのに役立っている」「しかも、みなさんの商品がこの会社の売上の半分近く、利益のほとんどをつくっていて、みなさんがいなかったらこの会社は誰も給料をもらえていない」ということを最初のミーティングで伝えました。

これはメンバーにだけでなく、全社への発信の際もしつこく強調していました。

その上で、「でも、レスポンスが年々下がっているのは高校現場で使われなくなりつつある、ということじゃないかと思う。それってせっかくみなさんががんばっているのに本当にもったいない。だから、変えてみないか?」という話をしました。


ー 結果、良くなりましたか?

本当に大変でしたが、結果としては大きな成果に繋がりました。

レスポンスも大幅に向上し、売上も久々に目標達成し、会社業績のV字回復にも貢献することができました。ただ、一方でミスも大量に出てしまい、リリース後は毎日のようにミス報告書を提出していました。でも、それ以上の成果を得られたので変えてよかったと思っています。やはり失敗を恐れず、チャレンジすることが大切ですし、何よりメンバーがその経験を積めたことはとても大きかったと感じます。


ー なるほど。ミスを恐れずチャレンジして成功する体験を積むことが重要。その通りですね。グループ会社への出向は3年でしたよね。その後WACULへのジョインですよね。

はい。

グループ会社での経験から、やはり小さな組織で経営に近いポジションで会社に大きなインパクトを与えながら働くことのやりがいを感じてしまいまして、正直ベネッセへ戻るのが嫌になってしまいました。そんな頃にもともと知り合いだった現CIOの垣内に声をかけられ、WACULの組織、プロダクトへの魅力を感じジョインする決意をしました。そして自分の今後の将来の夢もWACULでなら成し遂げられるのではと思えました。

ー それが転職軸の一つである「自分の夢」ですよね。もう少し詳しく教えてください。

はい。

依然として深刻なデジタルマーケティング人財の不足を根本的に解決したいと思っています。

今は「直すべき改善点の指摘」までですが、今後「直る」ところまで自動化する。そしてその過程でAIが勝ちパターンを自動学習してさらに強化し、サイトが勝手に良くなっていく。そんな世界を創りたいと思っています。自分がこれまで培ってきたものを、できる限りレバレッジの効く形で社会に還元して恩返しできればと思い、このWACULにジョインしました。

先日お会いしたとある企業の社長が「いつからか売上利益よりも自分のやっている事業がどう社会を変えていくのかに関心が移り、そのおつりを利益としていただいている感覚になった」ということを仰っていたのですが、今はまさにそういった感覚です。

誰しもいつかこの世を去ることになると思うのですが、自分はその時に「自分が存在したことで、この世の中が確実に良くなった」そう思えることがゴールです。それが「自分はこの世に生を受けてよかった」ということだと思います。まだまだ志半ばなのでがんばらないと、です。


ー 壮大ですね。デジタルマーケ領域の人材不足は根強いですよね。採用をしている者としてはそもそもの母数の少なさに課題を感じていて、育成の重要度が今後益々上がると思っています。

「自分の力でこの世の中や会社を変えていきたい」という強い思いをお持ちの方にはぜひWACULを選択肢の一つとして検討してみて欲しいです。その土壌がこのWACULにはあります。

もちろん、大企業には大企業の良い点がありますし、そこで充実した経験をしっかりと積めたことは私は良かったと思っていますが、そこで培ってきた力をまた違った環境で存分に生かすこともかけがえのない経験です。

もし興味があれば気軽にお声がけください。私で良ければいつでもお話することも可能ですし、社長や役員陣から直接ご説明することもできます。


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