【社員インタビュー】楽しいだけの研究開発をこれからは社会のために実装していきたい。その環境としてWACULが一番だと思った。(プロダクト&UXグループ 鎌谷)

こんにちは。WACULの人事をしている池田です。

私たちWACULは「テクノロジーで、ビジネスの相棒を一人ひとりに」というビジョンのもと、あらゆるビジネスのデータを最先端のテクノロジーによって、整理・分析だけでなく課題特定・解決まで行うことで、ビジネスパーソンの生産性を高め、クリエイティビティの最大化を支援しています。

WACULで働くメンバーの「これまでのキャリア」や「転職のきっかけ」そして「思い」など、等身大の姿を『社員インタビュー』としてご紹介しています!

今回は、2018年2月に中途入社したプロダクト&UXグループ(以下、PUX)の鎌谷です。

ー 今回は鎌谷さんですね。是非宜しくお願い致します。早速ですが、WACULの組織図を見ると鎌谷さんが2回出てきますよね(笑)1つはバックエンドで、もう1つは何でしょうか?鎌谷さんの現在のWACULでの主な役割、ミッションについて教えてください。

現在のミッションは、大きく且つざっくり言うと自社サービスである「AIアナリスト」の開発になります。28,000 以上のサイトのデータを抽出し分析するプロダクトで、バックエンドエンジニアとして主に新機能の開発や改修などを担当しています。組織図にもう1つ登場しているのがR&Dです。AIアナリストでは主に Google Analytics や Google Search Console から取得した情報を利用してサイトの分析を行います。R&D ではよりよいサービスをお客様に提供できるよう、より発展的な問題に取り組んでいます。たとえば、サイトを構成しているページの特徴を画像認識技術で抽出したり、自然言語処理技術を駆使したサイト・ページの分類などを行っています。いままで人間でしか抽出できなかったサイトの特徴を機械で自動的に獲得できるようにし、より精緻な分析や、サイトの改善提案を安価にお客様に提供することを目指しています。


ーなるほど、開発とR&Dの両立のため組織図に2回登場しているのですね。R&Dで言うと、鎌谷さん自身は過去WACULにジョインするまでに研究開発を主にされてきたのでしょうか?

そうですね、研究開発というと大学生の頃からになると思いますが(笑)、小さい頃からものつくりが好きでしたね。

物心ついたときから家にあった機材を使ってゲームを独学で作ったりしていました。コンピュータを用いた芸術表現に興味を持ち、大学はメディアアートの研究が盛んな筑波大学に進んだのですが、大学の芸術系の先生と仲良くなり、大学1年生のころから、様々なデザインプロジェクトでエンジニアとして携わらせていただきました。beacon という電子楽器もその一つで、こちらのサイトを見て頂くと分かりやすいのですが、人が集まり体を動かしながら音を奏でることができる空間を生み出す新しいプロダクトです。最初はデザイン専攻の方の卒業制作のソフトウェアを実装する形で携わりました。その後、幼馴染と一緒に beacon の発展型を作るプロジェクトを進め、未踏IT人材発掘・育成事業(未踏ユース)に採択されました。

未踏ユース事業というのは、情報処理推進機構が進めていた「ITを駆使してイノベーションを創出することのできる独創的なアイディア・技術を有する若い個人の発掘・育成を行う」ことを目的とした事業・活動になります。beaconは2008年に採択され研究開発費も助成され、TV などでも紹介していただいたり、また2010年には世界最大のCGカンファレンス SIGGRAPH に採択され発表させて頂いたりもしました(情報処理推進機構のサイトはこちらを参照)。


ー beaconのサイト見ました!面白いですね、これ。子供向けエンタメや医療の現場リハビリとしても活用できますよね、きっと。これで独立は考えなかったのですか?

無理でしたね。。

理由は様々なのですが、例えばそもそもマネタイズの方法を知らない学生だったこと、学業が疎かになってしまい卒業がいつになるか分からない状況になってしまったことなどです。一緒にやっていた幼馴染と方向性が少し変わったのも1つの理由でした。

ただ、この経験は今でも僕の人生において大きな意味を持っています。子供のころから自作はしていましたが、あくまで自分向けに作ったプロダクトばかりでした。しかしbeaconでは、様々な役割の人たちとチームを組み一緒に考え、創造し社会にローンチした結果、社会から反応を直に得られました。初めて自分向けではなく社会に向けた研究開発の結果だったため、僕としては学ぶことは大きかったです。


ー なるほど。大学はすぐ戻って卒業できたのですか?

いいえ(笑)

このままではもう卒業は無理だなと思っていました。急いでも仕方ないので休学して社会に出ようと思い立って、1年ほどgumiでインターンをしていました。2010年の話なのですが、当時のgumiはまだ社員が20人程度で、全員が狭い1部屋に詰め込まれている様な環境でした。そこで主にソーシャルゲームのデータ解析基盤を開発していました。インターンとして入って数か月で正社員になり、その後1年ほどでgumiを退職し大学に戻りました。


ー 大学戻ったのですね!(笑)よく大学へのモチベーションが続きましたね。

社会に出たおかげで大学へのモチベーションが上がりました。

社会を知らないままだと、大学の講義は本当につまらないと感じると思いました。講義1つ1つ、受ける目的を理解できないんですよね。ただ、実際に社会に出てプロダクト開発に携わると、大学の講義で学んだ基礎知識が役に立ちました。基礎を理解せずして社会で応用なんて出来ないということですね。


ー 確かにそれは一理ありますね。その後無事大学を卒業されて、就職はどうされたのですか?

いわゆる就職活動はしませんでした。

gumiで働いていた際にメンター的な先輩がいたのですが、その方がStartupでCTOに就任した際にお声がけいただきました。Fairy Devices株式会社という会社で、エンジニアの社長を始め、優秀な人々が集まっていたことと、R&Dも出来てハードもソフトも開発に携わることができるということで選びました。結局、声をかけてくださったCTOの方は博士課程に戻るということで先に辞めてしまったんですが、僕はインターンとして2年、社員として4年で計6年勤めていました。

そこでは主にクラウド上で動作する音声認識エンジンをよりよくするため、言語コーパス構築用のクローラーを開発したり、音声認識モデルの学習の際のパラメーターチューニングや実験を行えるよう、クラウド上の実験環境を構築したりしました。また、他にも製品化には残念ながら至らなかったのですが、強化学習やトピックモデルを用いた雑談対話システムの試作なども行いましたね。

他にも、入社当日に「今まで進めていたヴァイオリンの自動演奏装置の開発をぜひ君に進めてもらいたい」と社長に言われたのがきっかけで「GHOST PLAY」というロボットの開発に携わっていました。フランスの研究機関が発表していた論文をもとに、秋葉原の電子パーツ屋さんを回ってヴァイオリンの弓圧センサを試作したり、また様々なボーイング動作を実験できるようなソフトウェアを開発しました。全くお金にはならないプロジェクトでしたが、ここでの6年間は本当に楽しかったですね。


ー それは楽しそうですね。ここを出る決意はなかなか大きなことだったのではないでしょうか。

そうですね。

何でも好きな様にできた環境だったので楽しかったのは事実ですが、28歳という年齢と結婚などライフイベントも重なり、お金もちゃんと稼げるようにするべきだと考え始めたのがきっかけです。



ー そしてWACULへの転職ですね。

はい。

転職ドラフトに登録をしていて、そこでWACULのエンジニアからスカウトメッセージを頂き、話がとんとんと進んでいきました。それまでWACULのことは全く知らなかったのですが、とにかくメンバーが優秀で一緒に働きたいと本当に思えました。決して大きな組織ではないのですが、少数精鋭でプロフェッショナルが集まったチームだったのがWACULを選んだ一番の理由です。


ー Startupとしては珍しくWACULは開発メンバーが少ない方ですよね。でも1人1人が本当にプロで全員フルスタックなのは凄い環境ですよね。 AIを活用したプロダクトを提供しているベンチャーでR&Dを持っているのは珍しいことではないですが、WACULでのR&Dはどうですか?

正直まだまだですね。

R&Dの立ち上げからまだ数か月なのでこれからです。研究内容の詳細は言えないですが、WACULには優秀な人たちが揃っているのでその人たちの知見をプロダクトに落とし込んでいくのは本当にチャレンジングで、やりがいを感じます。AI領域はR&Dをしっかりやっている会社が生き残り成長を遂げていくと思っています。WACULの今後の成長のためにも僕が今までやってきた研究開発を生かしていきたいと思っています。

28,000 ものサイトを横断しつつ様々な切り口でデータを収集しながら仮説検証を行い、最終的にサービスへ反映できる環境というのは、そう多くないと思います。一緒に研究開発をリードしてくれるエンジニアを募集中なので、機械学習で腕を振るいたい方は是非WACULに来ていただけると嬉しいです。

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