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村上という“やる男”と“意識だけ高くて何もやらないクソ学生ども”との明確な差

株式会社わたしは、CEOの竹之内です。

弊社では、僕らと一緒に研究開発をしてくれる仲間をいつでも募集しているので、
学生インターン、週末ベンチャー、中途採用の間口は常にオープンにしています。

そして、大前提として以下のようなスキルの有無はハッキリ言って全く関係ありません。
・プログラミングスキル
・機械学習や深層学習の知識、実装経験
・数学力
・英語力
素人、未経験者、まったく問題なしです。

ただ、僕らの開発している人工知能は、
手前味噌ですが、ブッチギリに世界最先端の技術です。

では、なぜ素人・未経験者歓迎なのかと言うと、
それは、
「(ウチの会社以外の)企業や大学が偉そうに大騒ぎしているディープラーニング技術なんて、すでにコモディティである」
という真実があります。

言い換えると、ディープラーニングを使ったモデルなんて、「もはや出来て当たり前」なくらい簡単なもので、少なくとも海外のエンジニアは同じ感覚を持っていると思います。気合いさえあれば、世界のフロンティアの連中がやっていることに、プログラミング未経験者でも3週間あればキャッチアップ出来てしまうということです。

そういう前提を持っているが故に、ディープラーニングに狂ったように騒ぐ今の日本の社会を、僕らはかなり冷めた目で見ています。

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有難いことですが、これまでに「株式会社わたしはで僕らと一緒に働きたい」という人達は沢山いました。

基本的には上の理由から、未経験者も経験者も関係なく、そういった希望者の方には、「一緒に働ける人かどうか」を判断するための「課題」をやってもらっています。

決して難しいとは思わない課題なのですが、これまで課題を実際にやれた人は、沢山の希望者の内2人だけ。割合で言うと1%未満です。

インターン希望の学生に限ると、その内訳は
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1位:何かしらの「言い訳」というアウトプットしかしない人 50%

2位:トンズラする人(連絡が付かなくなる) 40%

3位:能力不足を認めて、出来た事・出来なかった事を報告してくれる人 9%

4位:(僕らの合格の水準には達していないが)それなりに出来た人 1%
ーーーーーーーー

こんな感じです。
別に出来ない人を責めたいわけでもなんでもなく、
逆に強調したいのが、課題をバッキバキに「やってきた男」がいたという事実です。

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その男は、「村上さん」といいいます。

彼は、理系の大学を出た後、自衛隊に入隊し、自衛官として日本の安全を守るためガッチガチの訓練に励む日々を過ごしました。初めて彼に会った時に、「格闘技は何をやってるんですか?」という僕の質問に、「ボクシング以外だと、あとは本当に人を殺しにいくヤツですね」という回答には戦慄が走りました。
その後、自衛隊を退官し、ソフトウェアを開発するベンチャーで働いた後、某有名コンサルティングファームのAIシステムを導入する部門に転職が決まった頃に、村上さんは弊社に初めてやってきました。

彼がやってきた時の問題意識は、
転職したコンサル会社がAIシステムの導入をやりながらも、社内に誰一人きちんとプログラミングレベルでAIの開発が出来る人がいないということ、
そして、自分は、きちんとそういう開発を自分でも出来るようになりたい、ということでした。

ものすごく真っ当な動機です。

当然、僕らはいつもの「課題」を村上さんにやってもらいました。

村上さんが僕らを驚かせたのは、そこからです。
課題の3週間の期間中、本業のコンサル会社に出社する前の早朝にオフィスにやってきて、
論文でイマイチ理解が十分でないところや、サンプルのソースコードの疑問を質問してくるのです。
平日のデイタイムはもちろん本業をきちんとやりながら、それ以外の時間で、勉強をし、論文を読み、プログラムを書いているんです。

そうして、村上さんは僕らの出した「課題」に対して、100%完全なアウトプットを提出してくれました。

この課題を終えた時点で、村上さんは「AIが文字を“画像”的&“意味”的に認識する」というひとつの分野で、世界のフロンティアに並びました。
言わずもがな、彼が平日に働いているコンサルファームで、村上さんほどAIの実装力のある人はいないでしょう。

その後、村上さんは週末ベンチャーですが、弊社の欠かせない一人のコアメンバーとして開発を続けてくれています。

ちなみに、村上さんが一緒に開発してくれたサービスはコッソリ公開しています↓
『日中 漢字誤訳AI』http://hanzi.ai/

こういう「やる男」が備えていて、「やらないクソ野郎ども」が持っていないモノとは、一体何なんでしょうね。

株式会社わたしはでは一緒に働く仲間を募集しています
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