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居ない聴衆に向かって語りかける訓練です。Walbrix 4.1のインストーラを作るべく、CDブートのシーケンスを見直しました。基本的には従来のものをそのまま使いたいのですが、isolinuxはgrub2と比べて低機能なのでできれば grub2にしたいと考えました(UEFI起動の場合は今までもgrub2です)。特に squashfsをループバックマウントできれば、CDブート専用のカーネルを iso9660イメージに含める必要がなくなります。そこで、isolinuxからgrub2をチェーンロードできないかやってみました。

isolinux(syslinux)のチェーンローダーからロードできるgrub2イメージを作成する手段を見つけられなかったので、grub2の lnxboot.img で Linuxカーネルを偽装するやりかたで grub2を起動することまではできたものの、grub2が起動した時点で自身がどのディスクから起動されたのかという情報が失われてしまっており実用にならなそうなのでチェーンロードは諦めました。

仕方ないので Walbrix4のCDブートは grub2の el toritoイメージから行うことにし、isolinuxには退場してもらうことにしました。世の中には grubでCDから起動できない腐ったBIOSが結構あるのでそこが心残りです。(UEFI対応機であれば問題ありません)