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【WealthPark 社員インタビュー vol. 5】組織のフェーズに合わせた管理者の在り方とは。事業を裏側から支える管理部門の中枢としての苦悩と成長

新しい資産運用体験の実現を目指すWealthParkには、様々なバックグラウンドやスキルを持つメンバーが集まっています。社員インタビューでは、それぞれのメンバーが日頃どの様な思いでWealthParkで働き、組織や事業に関わっているかをお届けしていきます。

第5弾は、WealthParkの事業を裏側から支える、財務部長/法務部長の三田さん。監査法人の公認会計士や起業経験を経て、再び企業人としてWealthParkに参画された三田さんが、入社から現在までの2年間で体感されてきた組織の変化や成長、それに対する管理部門の要としてのご自身の葛藤や挑戦に迫りました。最後のパートでは三田さんの多趣味な一面にもたっぷり触れています。


プロフィール
三田浩史 | Hirofumi Mita
兵庫県神戸市出身。大学時代は所属していたサッカーサークルよりも麻雀に熱中し、徹マンに明け暮れる。卒業後は監査法人にて6年間勤務し、アメリカにMBA留学。帰国後は東京に移り、KPMGコンサルティングへ。会計士として独立しながら一人旅向けのソーシャルアプリをリリース。2017年12月にWealthParkに参画。趣味は一人旅、カメラ、麻雀。

■ 会計士として独立しながら起業

― まずはWealthParkでの現在の職務内容を教えてください。

肩書きとしては、財務と法務の部長を兼任しています。財務としての職務内容は、資金管理、支払業務、銀行とのやり取り、海外にある子会社の管理等。また、月次の業績の取りまとめをKPIも含めて経営陣に報告したり、取締役会や株主総会、最近では事業部会の運営も行います。法務としての職務内容は、契約書のレビューだったり、新規事業のサービスをスタートする際に、顧問弁護士に相談しながら契約書を作成したり。あとは、押印管理や書類の保管・整理、規定の整備ですね。

― 管轄領域が幅広いですね。

このサイズの会社でも財務と法務の兼務は一般的ではないと思います(笑)。元々は財務部長として採用されましたが、入社時に法務担当がおらず、併せて法務も見る事になって。会計士として会社法は勉強しましたし、法律の読み方は頭に入っているのでそれを頼りにやっています。でも正直手一杯ですね(笑)。

― 2年前にWealthParkに参画される以前は、会計士として独立しながら起業もされていたんですよね。アプリを開発されていたとか。

恥ずかしくて人には言いたくないですけど(笑)。僕自身がバックパッカーで一人旅が好きなので、一人旅をより楽しくするサービスを作りたくて、一人旅向けのソーシャルアプリをエンジニアに外注して開発していました。単身旅行者が集まるゲストハウスや1人でも入りやすい居酒屋といったスポットをユーザーが投稿して、投稿がある場所は地図上にピンが立ち、自分が今いる旅行先の付近にあるピンから、他のユーザーが投稿したスポットや旅のルートが見られる仕組みになっていました。

まあでも単身旅行者というニッチなターゲットを対象としたサービスなので、アクセラレーターを周ってピッチをしても、母集団がいない中でどうやって普及させるかという部分はよく突っ込まれましたね。実際リリースしても、広がらなくて。

僕もとりあえず早く形にしたくて、ぱっと思い浮かんだアイディアをアプリの画面に落とし込んで作ってしまったので、操作性も悪かったんですよ。写真を撮ってアップして、説明文を書いて、場所にピンを立てて、ようやく投稿出来るという、非常に面倒くさいステップで(笑)。マネタイズも当時は特に考えてなくて、ユーザーが集まったら何かしら出来るかなという程度のざっくりしたビジネスモデルだったので、最終的にうまく行きませんでした。

■ 何かしらの変化が常にある環境が好き

― なるほど。その前はBIG4監査法人の会計士だったんですよね。安定したキャリアを捨てて、アプリ開発に挑戦するというキャリア展開が個人的には興味があります(笑)。

監査法人は6年間勤めましたが、入って半年経つと大体先が見えてしまって。毎年同じ事の繰り返しなんですよ、突き詰めると。僕はどちらかと言うと何かしらの変化が常にある環境が好きで、飽き性なので慣れるとまた次の楽しい事を探したくなっちゃって

― 監査法人を退職されて海外でMBAを取られたのも新たな変化を求められた結果でしょうか。

30歳までに海外経験を持ちたくて、内部の駐在プログラムに応募したら落ちてしまったので、自分で行くしかないと自己資金で留学しました。早期退職者を募集している時期でもあったので、その退職金も充てられましたし、費用の半分は奨学金で賄いました。

留学後はコンサルティングファームに就職してコンサルタントとして1年間働きましたが、日本に戻るタイミングで既に開発したいサービスのアイディアがあったので、同時にサービスのコンセプトや事業計画を練っていました。

― 器用ですね(笑)。コンサルティングファームに勤めながらの起業準備は相当大変だったのでは。

いえ、実は暇だったんですよ(笑)。立ち上がったばかりの会社でプロジェクトの数自体も多くなかった上に、自分のバックグラウンドは会計しかないのでなかなかアサインされなくて。そうこうして退職して、フリーの会計士として一定の収入を得ながらアプリの開発を開始しました。その結果、先程お話した様に立ち行かなくなってしまって。

起業家として次のアイディアに挑戦するにしてもそんなにうまくいくイメージが持てなかったですし、自分のキャリアとしても中途半端な気がして、もう一度サラリーマンとしてやり直してみようと思ったんです。

■ 企業人として再スタート


― 企業人として再スタートする場所としてWealthParkを選択されたのは、どういった経緯があったのでしょうか。サイズもカルチャーもこれまでのご経歴から大分異なると思うのですが。

サラリーマンに戻ると決めてエージェントに登録し、就職先は実はベンチャー企業に絞って探していました。会計士として独立していた時にベンチャー企業のお手伝いをしていて、自分の中でも身近な存在になっていたんですね。中から携わるうちに、大企業ではファイナンスというエリアのどこか限定的な部分に関わる働き方しか出来ないのに対して、一通り全部見られるサイズのベンチャーが自分にとっては面白く、経験的にも学びが多いだろうと考えがシフトしていました。

WealthParkは面接を受けて、ベンチャーでありながら最初からグローバルな視点を持っている所に惹かれました。関わっている人のバックグラウンドも興味深かったし、事業の将来性も感じられ、今後展開していくイメージを具体的に持ちましたね。

サラリーマンに戻りましたが、最終的には路頭に迷ってもビジネスを自分で起こせる事を目指しています。1人で生き延びられる力を身に付けるのが最終目標ですね。自由でいたいので。

― 会社に属する形に戻ったとはいえ、現在の自由度は高そうですよね。

そうですね、普通の会社に比べたら格段に高いと思います。ただ、今は仕事が忙しくて(笑)。僕、本来はワーカーホリックではないんですよ。仕事は仕事、プライベートはプライベートで分けたいのが本音。でも性格的にのめり込んじゃうんですよね。旅行も行きたいのに、今年(2019年)はまだ行けてない…。

■ すべての業務に管理として裏側から関与

― 様々な業務に携わられていますが、今取り組まれている仕事がどの様に会社に貢献していると感じていますか。

実は最初の頃はその実感を持つのに結構苦労して。入社当時の個人的な印象ですが、スピード感のあるベンチャーらしく、事業展開第一な気合いがあって、僕の携わる管理部門はあまり会社として重視されている雰囲気がなかったんですよね。自分がやっている事が果たして会社の成長に活かされているのかなと疑問を持ったり、葛藤した時期もありました。

でも2年間在籍して、段々と実績を出して周囲から信頼も得て、財務・法務ともに多岐に渡る相談が様々な部署から来るようになって。ビジネスが伸びてきているので、相談内容の幅も既存取引だけでなく、新しい取り組みや事業提携、それに海外展開に絡めた論点などにまで広がる様になりました。最近はすべての業務に管理として裏側から関与して、頼りにされている実感が持てています。

管理部門はどうしてもコストやリスクを考えますが、僕らが気にする要素が会社や事業サイドからはそこまで優先されないタイミングもあります。彼らの思いも汲みつつ、資金の使い方や契約交渉に関して、会社として守らなければならないところは守るのが僕らの仕事です。色々と議論をしていく中で、会社のビジネスに対する理解も深まり、自分の中でもこういう出し方をしたらこういう風に返ってくると分かってきたので、コミュニケーションの仕方も格段に変わったと思います。

― 変化があったのですね。入社から現在まで、ご自身の中でブレイクスルーポイントがあれば教えてください。

自分として突破した瞬間を特定するのは難しいですが、毎年11月に弊社がニューヨークで開催する不動産テックのイベントに参加した事は大きかったですね。これまで会社の守りの部分に関わっていたのが、イベントではお客様のアテンドや海外企業様とのマッチング、また事業提携を通して会社の事業をさらに広げていくチャンスのあるプロジェクトに関与し、攻めの部分に初めて携われた。財務・法務とは異なる管轄業務をした事は、今までやってきた事を認めてもらった感覚がありました。

今回のニューヨーク出張は、評価面談でビジネス側に関わる仕事をやってみたいと伝えたのがきっかけだったのですが、自分の意思と会社の展開をうまくアジャストして采配してくれた経営陣に対して感謝しています。

― 今感じてらっしゃるWealthParkの課題はありますか。

会社の規模とステージに応じて組織の在り方は変わりますが、WealthParkも今が変化の時であり、管理業務の緻密化や会社全体の管理意識の醸成が課題だと感じています。1年前までは管理面であまり指摘しなかった部分も、今後の組織としてのフェーズを見据えると、段階を踏んだ管理強化が絶対に必要になるので、声を上げるべきところは上げていきたいと思っています。サイズだけが大きくなってしまうと中身やまとまりのない組織になってしまうので、フェーズに合った管理を考えていきたいですね。

■ 会社のマネジメントや教育の面にも貢献したい


― 部長として働く上で、マネジメントにはどの様な持論をお持ちですか。

部長なんですけど、僕の下には誰もいないんですよ(笑)。全部1人でやっていて。ようやく最近になって法務担当を採用しようという話は出ていますが。

なので、現時点では部下の直接のマネジメントはやっていません。ただ、昔から人やマネジメントには関心があって。大学時代も教育系の学部で、カウンセラーや教師という職種を目指していた事もあり、人の成長を後押ししたいという思いは根本にあります。また、単純に自分自身が人間として偏っているので(笑)、色々な人とチームを組んで向き合って、どんな人とでもうまくやっていける様になりたいとも思っています。

将来的には、会社のマネジメントや教育の面にも貢献したいですね。今のところは中途入社者ばかりなので研修制度が必要とされない側面もありますが、一方できちんとした教育制度がないと、いつまで経ってもスキルやポジションが上がらない人が出てくる危機感を感じていて。毎年各自がステップアップして、やれる事のレベルが上がって、一定の実績を残したら自分のやりたい事をやらせてもらう。そういう流れが実現出来る会社になったら良いなと思っています。

うちの会社は、良い意味でも悪い意味でも楽観的で、お互いに対して優しいんですよ(笑)。私自身も含め、従業員のダメな所は向き合って直していき、管理職や経営陣も従業員からの意見や声に真摯に向き合い、改善を積み重ねていく様な組織に変わる必要があるとも感じています。

― そうした三田さんの厳しい一面は前職で培われたのでしょうか。

そうですね。新卒で入社した監査法人はチューター制度があり、2〜3年上の先輩に面倒を見てもらうのですが、僕を担当してくれた一見柔和な雰囲気の女性の先輩がアメとムチの使い分けがとても上手で。普段は優しく褒めるべき部分は褒めて、ダメな所ははっきり説教してくれる方でした。仕事だけでなく人間としても尊敬出来る方の指導を受けられたのは、運が良かったと思っています。もし最初に直してもらわなければ、その先もずっと自分の中のどこかに甘えの部分があっただろうという実感があるので、今でも組織や人に対して言うべきところは厳しく言う様にしています。

■ 趣味は一人旅、カメラ、麻雀


― 少しプライベートの話も伺えれば。趣味は旅行、カメラ、麻雀と伺ったのですが、麻雀が結構意外です(笑)。

つい最近、久し振りに雀荘に行きましたよ。麻雀は徹夜で出来ます。運が来ている時はほしいと思うものがどんどん入ってくる。そういう感覚が病みつきになります。ただ、メンバーを揃えるのが難しくなってきたので、行く頻度は学生時代に比べると落ちましたね。

カメラは一人旅とも紐付いていて、高校生の時に一眼レフを買ったのがきっかけです。天体観測が好きで星を写真に収めたいという願望が出て、夜行列車に乗って空気が綺麗な長野の高原に行きました。大学の時も同じ様にカナダにオーロラを見に行った事もありますし、今でもカメラを携えて一人旅はしますね。基本的に知らない土地に行くとテンションが上がって、色々な場所を見たくなるんですよ。見たいのに時間が限られていると窮屈なので、自由な一人旅が好きですね。

― 今まで行った国の中で面白い国はどこですか?

MBAの留学時代に訪れたイスラエルです。向こうの大学の授業を2週間受けて、授業を通じてイスラエルと日本が全く異なるカルチャーである事を学びました。空気を読む日本の文化に比べて、イスラエルの文化はストレートで主張が激しい。イスラエルがスタートアップ大国で起業家を輩出するのもそういった背景があるのかなとか、話を聞いていても面白くて。それでいて、キブツという独特の共同体コミューンもあって、そのコミュニティ内は社会主義で、貨幣に依存しない自給自足が行われているんです。なかなか興味深い国でしたね。

好きな国としてはラオスかな。ラオスはのんびりしているんですよ。旅人があまりの居心地の良さに埋没してしまうバンビエンという村があって。周りが大自然の中にぽつんとある村なんですが、のどかで穏やかで、ごはんも美味しいし、人も優しい。1週間位滞在しました。

― 三田さんの中で自由かつ穏やかである状態をとても重視されている印象を受けましたが、仕事が多忙の中でその様な状態をどの様に維持されていますか。

仕事ではチャレンジさせてもらう機会が多く、良い経験になっていますが、欲を言えばもう少し仕事を効率的に回して自分の時間を確保したいですね。リラックス方法はジムとピアノ。結局1人でする事ですね(笑)。

― ピアノも弾くんですね!なんでそんなに趣味が多いんですか(笑)。

面白い事はすぐ手を出しちゃうからかもしれません。今は旅関連で世界遺産や一人旅のブログも書いていて。旅先でガイドブックを買い漁って見所をまとめて、アップするというブログも2〜3年やっています。

― 多趣味過ぎます(笑)。最後に一言、もし何かあればお願いします。

今後の採用に向けて、弊社の管理部門のアピールをしたいです。僕自身は、グローバルなスケールで、新しいサービスの提供に裏側から携われるユニークな仕事だと思っています。ベンチャーとしても、管理部門としても、一味違った経験が出来るんじゃないかなと。個人的に満足しているのは、管理部門でも英語を使用する機会が多い事ですね。

人材は出来ればあと2人はほしいです(笑)。会社の成長に応じて管理部門も大きくし、会社の成長や課題に一緒に向き合っていけるチームを作るのが今後の楽しみです。

― 本日はありがとうございました。

インタビュアー
飯田 明 | Mei Iida
渉外法律事務所にてファイナンス・パラリーガルを務めた後、大学院留学を挟んで飲食業の世界へ。外資系チョコレート会社のDirector of Communicationsとして、HR/ブランディングを担当。現在はフリーランスに転向し、複数の会社とのプロジェクトを通じて、カフェのプロデュース事業や人事、国内外のダイニングイベントの企画・運営に携わっている。


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