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SXSW 2018 Trade Show : ネットワークの拡張

訳あって羽田からロス、ニューヨーク、ボルチモア、ダラス、そしてようやくオースティンという地獄のトランジットを経てSXSW 2018 Trade Showの舞台へようやく到着。固形物を胃が受け付けない中、咽びながら、トイレにこもりながらも何とかオースティンに着いた時には感動すら覚えました。音楽も映画もテックも何でもござれの超巨大イベントにEmpathは今回がなんと初参加です。

CESやTechCrunch Disruptなど、これまで米国の展示会に多く参加してきた僕らですが、SXSWはその出自が音楽イベントであることもあり(それはもう本当に多くのインディー・バンドがここから爆発的に広がっていったのです)、ほかの展示会とはかなり異質な印象を受けます。

その異質さの根底にあるのは未完成ながら未来を期待させる創造性にあるような気がします。出来上がったプロダクト、すぐに明日からでも使えそうなプロダクトはほぼ皆無です。そうではなく、数々のアイディアの種が散りばめられており、どのプロダクトもコンセプトとデザインがビジネスの範疇を超えていて、純粋にワクワクできるか、かっこいいか、楽しいかどうかが支配的な価値観になっている気がしています。

そんな中で今回はとりわけ日本勢が非常に目立っており、この先のワクワクの未来を大いに見せつける結果になっていました。

結局、人とのつながりが最大の武器になる

今回の出展ではこれまで出会った人たちに本当に救われました。2016年の夏にサンフランシスコで出会った井口尊仁さん率いる素敵なチームはTransparentという音声コミュニケーションの未来を提示することで、僕らが今後創造すべき世界のヒントをくれました。

2017年の夏に東京で、サンフランシスコで出会ったJETRO Innovation Programの人たちからは日本のスタートアップがアメリカを含んだ海外展開を進める上での具体的な困難を共有できました。Disrupt SFとSXSWの違い、その後の海外展開の進捗、資金調達での苦労など、それぞれの悩みを話し合えるというのはとても大きいし、励みになります。

2018年の冬、eAT金沢で出会った人たちにもオースティンで再開できました。これも2017年の春にリヨンで出会ったnnfの菊川くんが金沢に誘ってくれなかったらそもそも発生することのなかった縁で、そこからオースティンまで糸がつながったことになります。

その他TechCrunch Tokyoやその他のミートアップで出会った人たちとも再会できました。

そして再会した人々が新たな出会いや情報をもたらしてくれました。これまで日本を、世界を飛び回って作ってきた利害関係とは異なるネットワークが拡張されいくことで、僕ら自身の世界が広がっていくことにはただただ感謝しかありません。旅は続けてみるものです。

そして旅は続く

多くの課題を再発見したものの、結果的にSXSWに参加することで僕らのネットワークがどんどん拡張され、このネットワークが今後海外で戦う上での大きな財産になるであろうことに大きく勇気づけられました。僕一人単独で海外に乗り込むことが多くなりましたが、どこへ行っても仲間がいるというのは本当に心強いです。

SXSW Trade Showはこれで終了、次なる目的地はサンフランシスコです。Bay Areaでのネットワークも拡大され、普通にビッグネームと打ち合わせが組めるようになったことは、当然微々たる一歩に過ぎないにせよ、ここ1年の海外展開での大きな成果です。今回もビッグネームとの打ち合わせがいくつか決まっており、とても楽しみです。

そしてサンフランシスコの次はワシントンDC。いよいよ1776 Challenge Cupの決勝です。それが終わればSlush Tokyo。1月のCESから飛び回ってあっという間に春が来て、新緑の5月にはヨーロッパでの戦いも始まります。すでに今年は地球を二周半くらいして、ほとんど東京にいない生活ですが、こんな経験はなかなかできるものではなく、幸運を噛みしめるばかりです。

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