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CES 2019 レポート : 視覚と聴覚 〜テクノロジーによる視聴覚の拡張〜

GoogleとAmazon

会場に到着してまず目に入ったのはお祭りの雰囲気のラスベガスに飾られるAmazonとGoogleの宣伝。

CESが開幕し、これはどちらが優勢なのか、というところに注目して会場内を回ってみると、Alexa・Google Assistantどちらにも対応しています、という謳い文句を多く見ることができた。

もちろんAlexaを大きく出しているところもあれば、Google Assistantを大きく出しているところもある。しかし全体を見てみると、開発側はどちらか一方に寄せているわけではなく、スマートスピーカー対応という括りでプロダクトを開発しているようだ。

むしろ独自で音声コントロールを開発しているケースも多く見られた。

Googleは建物丸々ブースとして展示し、Amazonは各所で広告を展開していたが、見せ方の違いということだけで大きく差はないのではないか、と感じた。

どちらが優勢かという判断は難しい。

[バナナ配布以外の広告も各所に展開されていた]


と、ここまではAlexa・Google Assistantの構図を書いてみた。

今回CESを見て回って感じたのは、一言でいうと『堅実』さだ。

特段新しい奇抜なものを出しているところは少なく、むしろ今までの技術でどう製品を作るか、にかけているように見えた。


視覚

スタートアップ関連で目を引くものは、AR,VR,MRなどの仮想現実から、物体認識、視線検出、顔認識などを活用したサービスであった。

ただ、昔よく見たARでこんなもの作ってみました、VRでこんなもの作ってみました、というレベルではなく、この数年で製品として使われるものに変わっていた。

むしろそのAR、VR、MRの枠ではなく、更に先の商品化の枠で競合に勝とうと試行錯誤しているように見えた。

           [VRを使った対戦も可能なゲーム: https://biggerinside.fr/ ]

物体認識や視線検出では主に交通面で使われていることが多い。CESでも例外ではなく、車に搭載するもの、道路自体を監視するものなどが物体認識で散見された。

視線検出では、第三者のものを撮るパターンと、自分自身のものを撮るパターン両方が同じくらい使われていた。

[インカメラでドライバーの表情を撮り、アウトカメラで歩行者や障害物を検出している]

このAR、VR、認識系は視覚を補助するもので、視覚の代わりになるものである役割を担っている。

今回のCESではこの視覚に関わる企業が多かった。

視覚情報はやはり強い。


聴覚

一方、聴覚に関わることに関しては、視覚と比較するとまだ初期段階であると思う。

冒頭に書いたようにAlexaとGoogle Assistantが台頭してきてはいるが、それに対応するサービスはまだ試作を作ってみたという段階に近い。サービスとしてリリースされているものも数多くあるが、まだ想定の範囲から抜け出していないプロダクト感がある。


           [Empathブースにはたくさんの興味を持った人がきた]

ただ、視覚系の発展過程を考えると、この数年、または一年以内に、聴覚系の多くの会社が研究開発ではなく、新しい斬新なサービスを実用化に向けて始めていくのではないか、そう期待を感じさせられるCESであった。

おまけ

       [ハワイトランジットで空いた時間行ってみるが全員馴染めなかった]

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