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新卒と大学生インターンを採用しない理由

さて、採用を始めて自分が考えることを伝える必要がある、と思うようになりました。

数人に聞かれましたが「新卒」「大学生インターン」を採用すればいいのに。これよく聞かれますし、よくおすすめされます。

ただ、わたしたちはしばらく採用しない方針です。その理由を書きますね。

まずお伝えしたいのは、採用面接に来ることを拒否しているわけでもなく、採用プロセスをしないわけではありません。当の本人が意思を持って来てくれる分については喜んで受け入れます。ただ、どうしても双方の意思疎通がうまくいかず採用には至れません。

その1 | 社会人経験の悔しさが必要

これは社会人経験のない学生に求めるのは酷な話ですが、当社のコンセンプトとして「社会人経験が長く、悔しい思いをしている人が自分の思うような働き方」などがコンセプトにあたります。上司や経営陣に新規事業や福利厚生など提案しても理不尽な理由で断られた経験や尋常ではない仕事量を依頼されながらも給与面での報酬が明らかに反映されていなかった経験、ましてやねぎらいの言葉もなければ、スキル面での評価も低かった経験などをした人だと、当社での働き方はマッチします。

マネージされた怒りは強い仕事力をもたらします。コントロールを失って感情がむき出しになっては議論になりませんが、社会や会社に対して「それはおかしい」と思うことを提案してみんなで改善していくプロセスは自信を持たせて、仕事へのやりがいにつながります。

そういった意味では、学生が仕事を未経験であることは、当社入社にあたり、必要ではありませんが十分ではありません。

その2 | webスキルに関しては優秀な人がいる

学生インターン、新卒に至っても、職務レベルで十分通用する学生はいます。webのスキルについては、学校で習っていようが会社で職務についていようが、興味を持って自分で取り組んだことがある学生のほうが、優秀だったりします。

そのため採用については当社としても前向きですし、参画してもらえることは非常にありがたいです。一方で、はたしてそういった優秀な学生インターンや新卒を適切に社会に導くことが私たちにできるだろうか。

この高いスキルを持った学生に関しては、素晴らしいことだと思うがそういった学生にとってそのスキルの高さゆえに、より高いレベルを求めている可能性がある。それに対して私たちが適切な業務や経験、次なるステップを提供できるのだろうか。言い換えれば、彼らが満足する社会人像に導けるのかは甚だ、疑問である。

という意味では当社がこういった人たちは採用せず社会人経験をもっていながら、努力で頑張ってきた人のほうが会社としてもマッチするのではないかと考えています。

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