「魔法のような体験をユーザーに届けるため、貪欲に技術を極めたい」WED CTOが語る想い

お財布に溜まっているレシートが、すぐにお金にかわるアプリ「ONE(ワン)」を運営しているWED。
つい先日、社名変更・新サービスリリース・取締役の就任・資金調達・オフィス移転を立て続けに発表しました。

そんな事業の拡大期を迎えているWEDにて、CTOの丹に当社エンジニアの特徴や、プロダクト開発のこだわり、これから創りたい組織について語ってもらいました。

▼著名ITベンチャーエンジニアが心を動かされたのは16歳の代表だった

ー 今までのキャリアについて教えてください。
東工大の大学院を卒業してから、新卒として法人企業には就職せずに、起業をしました。East Venturesのシェアオフィスを借りて、プロダクトを開発していたのですが、1人で仕事をしていたため、売上も大きくありませんでした。また、チーム規模も拡大することができず、1度企業にジョインして経験を積みたいと考えました。

そこでエウレカに出会いました。エウレカを選んだ理由としては、カップル向けのプロダクトを作りたかったからです。エウレカでは、カップル専用アプリ『Couples』の開発リーダーや、恋活・婚活マッチングアプリ『Pairs(ペアーズ)』の開発リーダーとして従事していました。スクラムマスターもしていたので、豊富な経験を積むことができました。
メインはSwiftを用いたiOSの開発でしたが、フロントエンドの実装にも触れており、幅広い開発業務に携わっていました。

ー WED代表の山内との出会いを教えてください。
East Venturesのオフィスを借りていたときに、当時中学生(?)の山内を見かけました。山内は当時delyでインターンをしていたようで、中学生がベンチャーでインターンをするの?と驚いたことを今でも覚えています。
そのときは会話は交わしていなかったのですが、僕がエウレカに入社して1年ほどしたときに、ある方からのご紹介で16歳になった山内と話す機会がありました。山内は当時会社を立ち上げたばかりの頃で、会社の話をしてくれました。

世界各国で登場している最先端のプロダクトの話など、僕も知らないような話をたくさんしてくれて、「すごいな」と純粋に感じたことを今でも覚えています。それと同時に、山内の熱がこもった話にワクワクしました。

その後、根気強く山内に誘ってもらって、一緒に仕事をすることになりました。出会ってから1年半ほどで2回は断りましたが、それでも諦めずに誘ってもらえたのが嬉しかったです。

ー 決断の決め手は何だったのですか?
このタイミングで山内と時間を共にしないと、後悔すると思ったことです。僕の個人的な考えとして、常に「死ぬときに後悔しない」ほうの選択肢を選んでいます。山内と話をしていて、彼は何か大きなことを成し遂げると思いました。そしてプロダクトに対するこだわり方が似ていると感じていました。そこで決断をしました。


▼こだわりの開発環境、心理的安全性の高いチーム

ー 現在の業務内容を教えてください
CTOという役職で開発責任者をしています。開発の優先順位や方向性の決定に関わっています。少ない人数ですので、手を動かす開発もしています。メンバー内でiOSの知見があるのが僕くらいなので、iOSの開発が中心になっています。また、採用業務も行なっています。

ただ、WEDには新しいメンバーが日々ジョインしてくれていて、2019年6月までは僕1人で開発をしていたのですが、12月時点では9名までメンバーが増えています(常勤5名、副業/フリーランス4名)。
僕1人で業務を進めているときは、僕しか理解していない業務が多数存在していたのですが、現状は積極的にメンバーへ権限委譲をしており、誰でも同じように業務ができるように仕組みを作っているところです。

ー 技術面での特徴をおしえてください
大きく分けると3つあります。

1つ目は、レシートをOCRしてデータ化する技術がどんどん磨かれていることです。
コアな技術ですが、色々なレシートのパターンがあるため、網羅できるように作り込んでいます。

2つ目はネイティブアプリ開発について、モダンなアーキテクチャを使用していることです。
例えば、iOSはVIPER、AndroidはClean Architectureを使っています。VIPERを用いている企業は希少かと思います。また、すべてSwift、Kotlinで書かれています。
昔から存在するアプリはレガシーなものが多いですが、WEDは常に最新の技術を導入するようにはしていますので、日々刺激を感じられる環境だと思っています。サーバーサイドはRubyで書かれていますが、今後RustやGoなども検討しています。

3つ目はインフラをGCPのモダンな構成で作りあげていることです。
GCPの構築はあるメンバーが数々の経験をもとにゼロから作り上げてくれました。GCPを触れるのはWEDの強みかと思います。
また、データの分析基盤もCloud ComposerやBigQueryで構築しつつあります。

ー 開発チームはどのような雰囲気でしょうか?
雰囲気はすごく良いかと思います。
わからないことは「わからない」と言える環境です。失敗したり困ったりしているときは気軽にアラートを鳴らすことができるので、働く上での心理的安全性は高いと思います。

僕はエウレカとWEDしかわからないのですが、同じチーム内でマウントを取り合うようなこともあると聞きます。WEDではそうしたことは一切なく、何か問題が起きたときも、攻め合うのではなくチームでどう対処しようかという議論をしています。
また、積極的に技術知識の共有もしていて、お互いの技術知見を補填しあえるようなコミュニケーションを意識しています。

また、開発業務における意思決定についてはメンバーに一任しています。意思決定スピードは速いかと思いますので仕事はしやすいかと思います。


▼開発の軸は「ださいものは作らない」「無駄なものは作らない」という想い

ー プロダクト開発において大切にしていることは何ですか?
ビジョンにあるように「魔法のような体験をユーザーに届ける」ことを重要視しています。

ビジョン:
  テクノロジーとデザインの力を結合して、
  ユーザーに魔法のような体験を提供し、
  継続可能なビジネスな力で社会に提供していく。

ただプロダクトの開発を進めるのではなく、WEDはプロダクトを通してユーザーに「魔法のような体験」を提供したいのです。それが故に、開発するプロダクトの方向性は精査しますし、注視するようにします。

また「自分たちが楽しく開発できる」ことも大事にしています。エンジニアである僕らがワクワクしながら開発ができないプロダクトは、ユーザーに魔法のような体験を届けることなどできないと思います。
「ださいものは作らない」「無駄なものは作らない」という軸をWEDでは持つようにしており、これは当社メンバーの共通認識だと思います。

▼求める人物はユーザー視点を持てる方

ー これから作りたいエンジニアチームの構成を教えてください
スモールチームを保つ組織体制を考えています。

1つのプロダクトのチーム人数は5、6名程度に極力抑え、エンジニア1人あたりの裁量が大きくなるようにします。最小の人数で最大のパフォーマンスを発揮できるチームでありたいし、そのほうが自分たちでプロダクトを作っている楽しさを実感できると思います。
今はTwitter経由での採用が多いのですが、より採用にドライブをかけたいと思っています。1年後にはエンジニア全体で20名ほどの規模に拡大したいと考えています。

ー WEDのエンジニアチームにマッチする人物像を教えてください。
好奇心が強い人ですね。新しい技術に触れてみたい、ユーザーが楽しんでくれるプロダクトを開発したい、というポジティブな好奇心をお持ちの方は是非ご一緒したいと思っています。

また、WEDは個人プレーではなくチームプレーを大切にしているため、「コミュニケーションを取りながらチーム開発をしていきたい」という方がすごくマッチしているかと思います。

それに加え、ユーザー視点を持ち合わせている方がいいですね。WEDの考え方として、プロダクトはこれからの当たり前を創る「手段」です。
例えば、「PREMY」は映画館、博物館、水族館、美術館に行き放題になるプロダクトです。ただ これは手段であって、本当の目的は「PREMY」を使うことでユーザーの生活のあたりまえを変えることです。

「PREMY」は現在、ベータ版を一部ユーザーに使用していただいていて、「休日に外出する気持ちになった」「博物館に初めて行ってみて視野が広がった」などの感想います。ユーザーからいただいたこの感想は、僕らがプロダクト開発をしている目的に沿っているため、嬉しく思っています。


ー 最近ご移転をされたようですが、こだわりの詰まったオフィスでの開発はいかがでしょうか?
ミーティングスペースが増えたことによって、チーム間でのコミュニケーションの質が向上してきたかと思います。WEDはスクラム開発を導入しているのですが、開発を進める上でチームで簡単なミーティングをしたいときは、ミーティングルームを気軽に取れるようになったため、良い傾向が出てきているかなと。部屋に篭って長い時間議論することもあります。また個人で集中をしたいときにルームを使うこともありますね。

たまに茶室でお茶を飲みます。

ー 丹さん、このインタビューを見ている方々に一言よろしくお願い致します。
「エンジニアが働きたくなる会社」をWEDは目指しています。
色々なカラーのエンジニアにジョインしていただいて、一人ひとりが自由に楽しく開発できる環境を作っていきたいと思います。とはいえ、自由が故にお遊びになってしまうのではなく、常に好奇心をもって、貪欲に技術を極めてほしいし、知識を求め続けてほしい。

「締めるところは締める」

社名の由来のオーディンのように、誰よりも貪欲に知を求めて続けて欲しいと思います。


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