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新卒も研修担当も「お互い成長できた」新卒エンジニア研修について聞いてみた(研修担当者編)

今回は、前回の新卒研修(新卒社員編)に引き続き、エンジニア新卒研修後編として先輩社員の目線から新卒へ、そして自分自身の成長も含め新卒研修を振り返ります。

インタビューしたメンバーは4.5月の研修担当、メンターの一員、そして6月のチーム開発研修担当の3名。3名ともウエディングパークでの開発で大切にすべきことや楽しさを伝えるべく奮闘していました。

メイン研修担当:新卒3年目 Nさん

研修担当をする上での想い

鈴木:まずは研修お疲れ様でした。今回、新卒の研修担当をしてみていかがでしたか?

Nさん:新卒の3人がどんどん吸収して成長していく姿が印象的でした。最初の企画の段階では自信を持てずにいた所から、色々な人からの意見をもらいアイディアを形にして最終的に自信やこだわりを持ってそれぞれが納得できる物を作れたという過程を見られたことが大きかったです。

鈴木:Nさん自身、研修を担当する上でどんな思いがありましたか?

Nさん:全体を通して、技術面はもちろんですが”ウエディングパークでのチーム開発がどんなもので楽しさは何なのかを知ってほしい”そして”社内で課題を解決していく力をつけてほしい”という思いがあり、「人をどんどん巻き込んでいくスタンス」「期限や報連相の大切さ」を伝えていました。そのため、社内にあるプロジェクトやその役割を把握しやすいよう、講師やメンター以外の社員、例えば、ディレクターや営業などの他部署のメンバーにもできるだけ多くフィードバックをもらえるよう工夫していきました。結果的にはみんな自分で必要なことを判断して適切な担当者に聞けるようになり、報告や相談を随時入れながら全体のスケジュールを見て時間を調整して動けるようにもなっていきました。また、社内交流の為に自分たちでダーツのプログラムを書いて当たった人を誘ってランチをする「ダーツの旅」を始めていました!

初めての研修担当で学べたこと

鈴木:新卒3人の自発的成長を実感出来たんですね!では、今回研修担当をやってみて、Nさん自身が変わったことはありましたか?

Nさん:まずは技術面ですね。今までは自分が後輩という立場が多かったので、「聞かれてうまく伝えられないことがある」という経験から新たな発見や学びがありました。また、私自身通常業務で行っている「メンバーとして1つの商品を作る」こととは違って、研修というプロジェクトを企画・スケジューリング、社内での調整などを経験する事によってプロジェクトの進め方も学べ、課題も見つけることが出来ました。後輩の成長の為に、答えを言わずに課題解決へと導く大切さも改めて感じ、試行錯誤でもがきながら自分自身も成長出来るプロジェクトになりました。3人の臆せずに課題解決に取り組む姿・がむしゃらに頑張る姿を見て、私もメンター社員も刺激をもらいました。

メンター担当:新卒3年目 Aさん

鈴木:今回研修でメンターとして見てもらったけど振り返ってみてどうでしたか? (新卒一人ひとりにメンターがついています)

Aさん:人によって長所短所など個性があり、どうやったらそれぞれの成長につながるのか考えていました。その中で、強みを生かした成長に繋がるように、質問の仕方を変えるなどの工夫を自分なりにしました。また、メンターとして関わる中で、担当メンバーの成長が自分自身の学びにもつながりました。たとえば、質問された事だけではなく、次につまずく所を予測出来るようになり、スムーズに答えに導けるようになったことや、言語やフレームワークの本質や構造に関わる部分への質問も出てきて、もっとフレームワークなど詳しくなっていかないと…と刺激になったことなどがあります。最終的に、担当したメンバーは、はじめは「全く分からない」という状況もありましたが、研修途中からは自分なりに考えて発信出来るようにもなっていました。

鈴木:最後に、新卒のみんなに”こうなって欲しい!”という思いはありますか?

Aさん:一人立ちしたエンジニアに早くなってもらいたいなと思います!後輩というだけじゃなくて、肩を並べて開発出来るメンバーになってくれるのが楽しみです!


チーム開発研修担当:新卒4年目 Tさん

チーム開発の面白さ・楽しさを知ってもらう為に

鈴木:研修ありがとうございました。1ヶ月のチーム開発研修が終わりましたが、振り返ってみていかがでしたか?

Tさん:今回、それまでの研修ではカバー出来ないほど難易度の高い開発でしたがチームワークも良く、この1か月間で「自分で考えてつくるという経験をした」ことによる成長が、みんなからとても感じられました。私は、新卒3人で何かをつくる経験は今しかできない事なので、完成させる事はもちろんですが仲良く、楽しくやってほしい!と思っていました。メンター社員との振り返りをした時にも3人の良かったポイントが沢山出てきたし、3人の中での役割も場面ごとで引っ張る人が変わり日々変化や成長がありました。それに、昨日出来なかった事も、落ち込まずに明るく「今日こそはやってやる!」という意気込みでやってくれていて、結果的に難易度高いシステムをつくる事になりましたが、役立つものを作りたい!と取り組んでくれました。

鈴木:新卒の3人を見ていて感じた事ってありましたか?

Tさん:まずはお互いの事をすごく配慮しながら開発できているなという事です。誰かが困っていたら助けようと思う気持ちをみんなが持っていました。そして周りを巻き込むように先輩と上手に関係を築けていて、手が止まらずに開発を進められていました。そして、3人のバランスが本当に良くて、それぞれの役割を全う出来ていました。

鈴木:その中でTさんが担当して気をつけていた事などはありましたか?

Tさん:特に大きく気をつけていたことはないのですが、実は私たちが新卒のときはこの研修で一時険悪になった事もあったので(笑)、仲の良さやチームワークを保ってもらえるようにモチベーションをあげていこうと思っていました。

鈴木:なるほど(笑)。そのおかげでいつも楽しそうにミーティングや開発が出来ていましたよね。

経験のない新卒相手だからこそ学べたこと

鈴木:最後に、自分自身の変化はありましたか?

Tさん:私自身、人をまとめる経験はDRESPIC開発の時にありましたが、その時のチームは経験豊かな人たちばかりだったので、自分の言いたい事を汲んでもらえていました。しかし今回は、まだ何もわからない新卒メンバーたちなので、様々な場面でメッセージを正確に伝えなければなりません。改めてプロジェクトの進め方の難しさやチーム作りも学べました。”みんなが仲良く、気持ちよく開発できるか?”と気をつけていた事はこれからの開発の現場で活きると思うし、メンバーの手を止めないように自分の時間の使い方も改めて考える事が出来ました。


今回の研修では新卒のメンバーも研修を担当したメンバーも沢山の学びがあったようです。若手メンバーも活躍する当社ですが、一緒に組織作りやマネジメントしてくれるメンバーを募集しています!

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