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werollで働くとは? Case02.若狭新太郎 インターン

自分の説明が足りなくても「整理しながら聞いていくから、もう一回話してみようか」と、膝を突き合わせて苦手を克服できるように付き合ってくださったんです。

ーーー「何となく学生生活を過ごし、漠然とした不安を抱いていた」と話す若狭さんは、ビジネスだけの希薄な関係ではなく、自身の将来のことも気にかけ応援してくれたwerollにインターンとして入社。ライフスタイル、映画、アートなどカルチャーに精通しながらも、デジタルマーケティング領域では緻密なPDCAの積み重ねを大切にして、たしかなビジネスグロースを生み出しているwerollでは、メンバー間でもスモールステップで目標に向かい、フィードバックを送り合うコミュニケーションが活発に広がっているのだとか。「肩書きや経験は関係なく、本気でやるなら、本気でサポートする」。自ら考え行動する人を応援し合うwerollの文化をインターン生が振り返りました。

若狭 新太郎
weroll Inc. インターン
学生時代に「将来が不安だが何かしたい」と考え、生活の身近にあるWEBの世界に興味を抱くようになる。アルバイト先の焼肉屋の先輩を通じて、weroll Inc.のCMO恒松毅宥と出会いインターン生としてwerollに参加。「根本的な考え方から仕事を学べたこと」「話せない性格だったが丁寧に耳を傾けて、話せるようになるまでサポートしてくれたこと」など仕事面だけではない大きな支えを受けて、werollの文化に惹かれる。現在はインターンとして、広告運用を中心にさまざまな仕事に携わっている。

膝を突き合わせて苦手を克服できるように、付き合ってくださったんです

ーーーwerollに入るまでの経緯を教えてください。

大学生活は、やりたいことも見つからず、なんとなく焼肉屋でアルバイトをして毎日を過ごしていて......。でも、大学2年の冬くらいになって、いよいよ「将来このままでいいのかな」と漠然とした不安を感じるようになりました。それでアルバイト先の先輩に相談したら、「世界放浪のあと、WEBマーケティングの仕事をやっている面白い人がいるから、仕事のこと、聞いてみたらどうかな?」とwerollのメンバー恒松毅宥さん(現・取締役CMO)を紹介していただいたんです。

ーーー恒松さんとの出会いがきっかけでwerollにジョイン。未経験からどのように仕事を覚えていきましたか?

恒松さんがいちから教えてくださって。まずは、ビジネス用語やWEBの専門用語を書き出して、その意味を自分なりに調べてみるというところからスタート。まったくの無知だったので、「CV(コンバージョン)」とか「CTA(コール トゥ アクション)」とか初歩的なところからしっかり学んでいって。そこから少しずついろいろな案件に関わらせていただくようになり、SEOライティングやgoogleの分析ツールの見方や考え方なども実践しながら教わっていきました。
本当に親身になって面倒を見ていただき「本気でやりたいなら、本気でサポートする」と。勉強法からツールの使い方など、先輩のやり方を真似て、迷わず仕事に打ち込んでいきました。
広告運用も経験させていただきました。画像入稿やテキスト制作などの実務から、評価・分析・改善などを見立てていく運用面まで見ることができて、集客増加を目指してPDCAしていくことがいかに大切か、なんとなくわかるようになっていきました。
あとは、提案資料の作成。学生時代には考えたこともなかった「視覚的なわかりやすさ・伝わりやすさ」を意識するようになりました。「人に伝えるにはどうしたらいいか」根本的なところからフィードバックをいただき推敲していったので、自分なりに考えを深めていくこともできました。学びの幅が広くてやりがいも大きいです。

ーーーとくに大きなやりがいを感じた仕事は何ですか?

すべての仕事に意味があると思うので、すべてにやりがいを感じていますが、なかでも映画広告案件は思い出深いです。友だちが、自分が携わった映画広告を見て映画館へ行ったということがわかって。自分の仕事が身近な暮らしに直結していることを感じて、werollの仕事の面白さを実感しました。

ーーーこれまでで大変だったことは何ですか? またそれをどうやって乗り越えていきましたか?

インターンを始めたばかりの頃は、とにかく、自分のなかで考えの落とし込みが足りなくて、言語化することに苦心しました。もともと、人の顔色を伺って話を切り出せない性格でもあって。でも、恒松さんをはじめwerollの先輩たちが気さくに声をかけてくれて、自分の説明が足りなくても「整理しながら聞いていくから、もう一回話してみようか」と、膝を突き合わせて苦手を克服できるように付き合ってくださったんです。
……どこか、まわりの反応とか自分の経験値とかを気にしすぎて、自分の至らなさみたいなことにうしろめたい気持ちを感じている自分がいたんだと思います。「自分は自分」と受け入れられるようになって、「じゃあそこからどうやって将来像に向かっていくか?」とスモールステップで目標を立てていけるようになりました。

ーーー大変さを乗り越えて、学んだことは何ですか?

「どうしてこんなに親身になってくださるんだろう」と、正直、申し訳なさと驚きがあったんですが、たとえば恒松さんは、世界放浪の旅から帰ってきて、お金もコネクションもないところから仕事を積み上げていった人なんです。だから「これまで出会えてきた仲間を大切にしたい」という気持ちが芯にあって、一緒に働くメンバーと一緒に成長していける環境づくりを大切にしてくださっています。
......自分は同じミスを繰り返してしまうので、ほかの会社だったら、ただタスクを減らされて生産性のない人間になっていたと思うんですが、werollの先輩たちは絶対に見捨てない。一人ひとりの個性を大切にするwerollの文化を感じて、力になりたいという思いが強くなりました。

ーーーインターンを経て、werollの仕事にどのような魅力を感じるようになりましたか?

「誰もが使う身近なインターネットで生活を豊かにする」というような、漠然とした魅力を感じていましたが、werollのメンバーの多様さに惹かれていったところが大きいです。肩書きや経歴よりも、自分が挑戦しようとすることに、本気で向き合ってくれるから。まずは自分でやってみて、そこから丁寧にフィードバックを返してくれるので、教本的ではないんです。もちろん基本的なナレッジはありますが、一人ひとりに合った次の目標やロールモデルに向かって、迷わず仕事を積み上げていけることが、とてもありがたいことだと感じています。
あと、仕事面でも貴重な体験が多く、weroll独自の編集プロジェクト〈weroll Productions〉が企画したPOPUP STOREでの学びも大きかったです。店頭スタッフを担当しましたが、オフラインでの購買行動や店舗の動線、人の動き、ポスタービジュアルを貼る位置、空間のしつらえなど、オンラインの仕事だけをやっていたら経験できないような気づきをたくさん得られました。
代表の浅野さんに、オンラインに終止しない人の購買意欲や「満足させられるサービスとはどうあるべきか」を教わりました。一緒にさまざまな仕事に関わらせていただくだけで、幅広い知見から学ぶことが多く、werollにジョインしてよかったと常々感じています。

なんとなく過ごしていた学生生活。もっと何かを深めたいと気づかせてくれたのがweroll

ーーー大学時代に感じていた漠然とした将来への不安。werollで仕事を経験して、変化はありましたか?

漠然とした不安はなくなりました。恒松さんや先輩たちの仕事をそばで見ると、スキルが劣っているとか、話す力をつけたいとか、自分なりに次はどうしていきたいか具体的な目標を立てられるようになったので。
だから、werollで仕事をさせてもらうようになってからは、無意味と感じていた大学での学びも実践のなかでムダじゃなかったんだと気づかされることがあります。経営学部出身なんですけど、「経営とは何か?」と机上で学んできたことが、実践や提案のなかで活かされていく感じがします。大学生活は、本当にいい加減だったので(汗)。提出物や単位取得も不真面目で......。大学の授業となると許されることもあったんですが、仕事となるとそうはいかないので、責任というものを意識するようになりました。
「ビジネスマナーって、今の時代に必要か?」なんて浮かれた考えもあったんですけど、werollの先輩たちが提案やチーム内で議論を積み重ねていく姿を見ると、相手を思いやって仕事をすることの大切さに気づいて、やっぱり基本的な仕事への向き合い方と言いますか、姿勢をしっかり身につけたいなと思うようにもなりました。

ーーー多様なスキルや視点を持つwerollのメンバーは、インターン生としてどのように映っていましたか?

メンバーそれぞれが、自分のやりたいことを仕事にして、意義をもって進めている人たちなんです。自分はマンガや映画が好きだったんですけど、何となく会話の流れで教養的に“ただ知っている”程度だったんですね。深めていないというか、ただの暇つぶし程度でしかなかったんです。werollに参加してから、自分も趣味でも好きなことでも、もっと深めていきたいと気づかされました。
たとえば共同代表の北原さんは、趣味の延長線上で本当にいろいろなことをしていて刺激になります。クリエイティブファーム〈Incline〉では映画の配給や制作、ミニシアター〈K2〉の運営、クライミングジム〈ROCKLANDS〉の経営、システム開発とWEB制作を担う〈株式会社Sunborn〉などなど、とにかく盛りだくさん(笑)。すごく忙しい人だと思いますが、普段の会話では場を和ませたり、僕らの考えを引き出してくれたりもして。一緒に働く仲間を本当に大切にされている方だと感じました。なおかつ、もともとミュージシャンでスケーターだったりもして、カルチャーや音楽にも精通しているので、普段の何気ない会話も勉強になります。
浅野さんも、ライフスタイルメディアの編集やAmazonのWEBプロデューサーなど幅広い経験から蓄積された豊富な知見を一つひとつ共有してくださるんです。それに「ただ、こうすればいい」ということはなくて、「こういう考え方があって」と、経験しないとわからないような根本のところから教えてくださって。こんな貴重な知見は、他の人からは得られないと思います。werollのチームを尊敬しているので、これからも一緒に働いていきたいです。あとワーケーションも楽しいですね(笑)。

ーーーwerollのワーケーションはどんなスタイルなんですか?

コアメンバー10人くらいで、自然が気持ちいいリゾート地へ行って、日中はそれぞれの業務を進めて、夜はみんなで一緒にご飯を食べて。代表の浅野さんが手料理を振る舞ってくださるんですけど、それが本格的で本当においしくて! 自宅で仕込んだ食材、現地の野菜や海鮮などを合わせて手作りしてくださるんですけど、僕らはお皿を並べたり。その時にもチームワークが発揮されて和気藹々と楽しい時間です。あと、恒松さんがプロデュースしたオリジナルビールを飲んだり。本当に楽しいです!

自ら考えて行動することを応援してくれるweroll。だから、やりたいことが増えていく

ーーーこれからやってみたいことは、何かありますか?

今はメンバーのアシスタントが主で、業務の一部をサポートすることがほとんどです。この業務を続けながら、考え方をしっかり理解して、広告運用や自社事業運営なども率先して取り組んでいきたいです。
あとは、焦ると小さなミスを繰り返してしまうところ。ここはかなり重点的に克服していかないといけない部分だと考えています。そこも先輩方がメンターとなって、「タスクが多くて無理な時は、ちゃんと伝えよう」とミスの原因から考えてくれて。やっぱりどうしても、自分のキャパを把握しきれずに、言われたら全部やらないといけないと思い込んでヘルプを出せなかったり、途中報告をしなかったりするクセがあるので。基本的な「報告・連絡・相談」を今一度見直しています。

ーーーwerollにジョインしてよかったこと、あらためて振り返ってみるといかがですか?

ライフスタイルや映画、カルチャーなどさまざまなジャンルのクリエイティブ感覚が合わさっているのがwerollで、ほかでは得難いものがたくさんあります。werollのことが好きな理由は、自分がHIPHOPを好きな理由と近い気がしていて。HIPHOPのなかでも、生い立ちや将来への不安を抱きながらも音楽で成り上がってきた、みたいな背景を感じると強く惹かれるんです。かっこいいなぁと。自分にはない世界を知ることができて、勇気づけられたり、自分の世界が広がったりするから好きなんです。そんな世界の広さをwerollにも感じます。
そのうえ、一人ひとりが自ら考えて行動していて、自分なりの考えをもっています。だけど決して、異なる意見や考えを圧することはなくて、それぞれの洞察とアクションを応援し合うのがwerollです。
あと自分の場合は「大学で学んできた財務を仕事で実践的に学びたい」とか「営業職もやってみたい」と将来の相談もしていて。「じゃあ、その将来像に向かって今は何が必要か」というところから仕事の振り分けも考えてくださるんです。ビジネスだけの希薄な関係ではなくて、一人ひとりの将来や成長をそばで応援してくださるので、本当にありがたいと感じています。

ーーー最後に学生へメッセージを。

werollと出会えたのは、何もしてなかった学生時代に「どうにか不安を解決したい」と思って行動したことがきっかけです。「何をしていいかわからない」「将来が不安だ」と思うと、行動することが億劫になる時もあると思います。だけど、こうやって行動してみたら、立ち止まっていたあの頃よりも成長できていると感じられるので、少しでも興味をもったらwerollに志望してみると、きっといい将来が見えてくると思います。

Photo : Akimoto Fukuda
interview & text:editor Takashi Miduki(LEFT WRITE)

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