月間400万UUを超える地域密着型求人サイト「イーアイデム」。
wevnalがイーアイデム様との取り組みをスタートさせたのは2014年のこと。以来、開発と、3つのキャンペーンで広告運用をお手伝いさせていただきました。
実はwevnalの人気サービスである「Tagtoru(タグトル)」は、アイデムさんからご依頼をいただいて誕生したものなのです。
今回は、イーアイデムを運営する株式会社アイデムのプロモーション担当・藁品優子さんと齋藤のどかさん、株式会社wevnalの営業担当 馬場 弾の3名に、「Tagtoru」誕生のエピソードや運用チームの取り組みについてを語っていただきました。
4年間変わらないwevnalのサポートがあったから
――今日はどうぞよろしくお願いします。まずは、wevnalに広告運用を依頼するに至った経緯を教えてください。
馬場 弾(以下、馬場):アイデムさんからTwitterの投稿を収集できるツールを開発してほしいとご相談をいただいたのが、最初のきっかけでした。 弊社は当時からTwitter japanの認定代理店をいただいていたので、TwitterのAPIと連携してツール開発を行ないました。
この時誕生したのが、いまの「Tagtoru」の原型です。だからアイデムさんは「Tagtoru」開発のきっかけになったお客様であり、はじめてご利用いただいたお客様です。ハッシュタグ連動型キャンペーンツールの制作以降は、広告運用を中心にご相談をいただいています。
齋藤のどかさん(以下、齋藤):そうですね。もともとwevnalさんとは、前任の担当者からお付き合いさせていただいて、Twitterキャンペーンなどプロジェクトが動く際にご相談していまして。いつもこちらからの急な依頼を快く受け入れてくださっています。
齋藤:最近では、2ヶ月に1~3本のペースで実施している、映画タイアッププロモーションのウェブ広告運用をおまかせしています。
弊社では、2012年からイーアイデムのプロモーションの一環として、邦画・洋画問わず、上映規模の大きな映画とのタイアッププロモーションを実施していまして、これまでにタイアップした映画の数は80作品程になります。
ウェブナルさんとのお付き合いが始まってからは、この映画タイアッププロモーションのウェブ広告運用をすべておまかせしていて、私個人としてはこの仕事を通じてのウェブナルさんとの関わりが大きいですね。
藁品優子さん(以下、藁品):他には、イーアイデムのTwitterフォロワーを獲得するキャンペーンもお力添えいただきました。季節に合わせたテーマで毎月キャンペーンを実施していて、今年に入ってからは2月のバレンタインキャンペーンから毎月のようにSNSキャンペーンの広告運用をお願いしています。
――中でも印象の強かった施策について教えていただけますか。
齋藤:インパクトがあったのは、ツイッターのフォロワー増加施策で行なった、バレンタインキャンペーンですね。イーアイデムのアカウントは2011年8月から存在していたものの、フォロワーを増やす施策をしていなくて。今年から、SNSもしっかり運営していこうと決まって、wevnalさんに依頼したの納期のは2週間前でした。
最初の施策は今年2月に、バレンタインにちなんだプレゼント企画「心の叫びコンテスト」(https://twitter.com/eaidem_tw/status/958868917950152704)を開催しました。
「良いアイテム」と「イーアイデム」を掛け合わせて「#いーアイテムほしい」というハッシュタグキャンペーンを実施しました。アイデムのアカウントフォローとリツイートしていただいた方の中から抽選でAmazonギフト券5,000円分を20名様に。さらに、バレンタインに対する想いを書いた画像とハッシュタグ「#いーアイテムほしい」をつけて投稿いただいた方の中から10,000円分のAmazonギフト券を5名様に用意しました。
結果、純増4,000フォロワーを獲得しまして、3月にはホワイトデーにちなんだ「うれシチュ選手権」も開催したところ、2,000フォロワー獲得。トータル6,000フォロワー獲得という、かなり良い結果が出ました。
藁品:現在では、当初フォロワーが6000台だったのが15,000台になりましたね。今では月に1本〜2本企画を走らせていて、エイプリルフールなどシーズンイベントに合わせて実施しています。
あと最近だとイーアイデムが運営している、「はたらく女性の深呼吸マガジン『りっすん』」というメディアのSNSキャンペーンも納期が1週間前と急なお願いだったのですが快く受けてくださって、キャンペーンを始める前は200人程度だったフォロワーが、2週間で3000フォロワー以上急増しました。
いろんなことを恐れずにやってみること
――イーアイデムのプロモーションは二人で担当していらっしゃるのでしょうか。
藁品:SEMは別部署でやっていますが、オウンドメディアや動画広告、公式SNSの運営、他社さんとのタイアップなどを私たち2人で担当しています。少人数だからこそ密に相談をしながら施策を打てるし、物事が進むスピード感も他部署に比べ早いので、これまでさまざまなチャレンジができました。
たとえば『オモコロ』を運営されているバーグハンバーグバーグさんと一緒に運営しているオウンドメディア『ジモコロ』や、映画とのタイアップなど、これまでのアイデムではなかなか実現は難しかったプロモーションを積極的に展開しています。
――プロモーション戦略を行なう上で、意識していることは何ですか?
藁品:もともと新聞折込からスタートした会社で、webの分野はまだまだ成長途中のなので、どんどん挑戦していきたいと思っています。
wevnalさんなら細かな提案や選択肢をいただけるので、今までのアイデムではなかなか実現に至らなかったキャンペーンにも、どんどんチャレンジしていっています。現在行なっているキャンペーンも社内的には結構なチャレンジなんですよ。
馬場:僕らからは、社内にいるからこそ見える部分と見えない部分を第三者の目線を大切にしています。まったくの部外者目線ということではなく、4年間サポートさせていただいてきたぶんお客様のサービスや社内事情の理解も進んでいるので、関係を構築してきた僕らだからこそできるご提案を意識していますね。
藁品:私たちが意識していることは、いろんなことを恐れずに、「まずはやってみる」ということです。アイデムは真面目で堅実というイメージが強く、それがともすれば堅苦しいイメージを持たれてしまっていることが多いので、それをいい意味で裏切るようなキャンペーンを意識的に行なっています。
齋藤:最終的にゴールになる部分は、求人の応募なので信頼できるサイトと思っていただきたいですし、良いイメージを持ってもらいたいですね。
藁品:キャンペーンを通して、若い人に「アイデムって面白いことをやっているんだな」と知ってもらって、最終的に求人を利用してもらいたいと思っています。
お客様のプロモーションを「自分ごと化」してきた
――最後に、wevnal側としての今後の目標を教えてください。
馬場:最善ではなく最高のパートナーになることだと。対応のスピード、案件に対しての自主性が高いなど評価していただいているかと思うのですが、しっかりビジネスパートナーとして還元できるようになりたいと思っています。
僕が消費者としてみるんだったらアイデムさんは堅いイメージがあるなと思っていて、でも現場で見ると払拭したいという課題感、ギャップ感に挑戦している姿勢にやりがいを感じています。外でアイデムさんの広告を見かけたときに「どうすれば、若い人に見てもらえるかな?」と常に考えていますね。
齋藤:まさに、良いイメージづくりを探りながら進めている状況の中、当事者意識を持ってくださる外部のパートナーさんの存在はとてもありがたいです。
馬場:それにお客さん同士をつなげるキューピットのような存在でいたいと思っていて、今回の対談インタビューのようにアイデムさんと合うクライアントさんがいれば他媒体さんと絡んで行なったりですとか、こういったことを通じてアイデムさんについて知ってほしいとすごく思っています。
広告運用じゃないところ、受発注だけじゃない関係性にできたら良いなと。
藁品:wevnalさんにご相談させていただくのは、とにかく相談しやすいという点も大きいです。急な依頼でも、私たちから指示をするというより意図を適切に汲み取ってくださって、今までやってこなかったことや考えきれない部分をカバーして、ときには案件をつないでいただいたりと、さまざまな細かい提案をいただけるのでとてもありがたいです。
いつも、かなり納期がギリギリの依頼になってしまうんですが、嫌な顔ひとつせず、受けてくださっています。それに「分かりました」と受けるのではなくて「はい、喜んで!」と居酒屋さんのように大歓迎といった感じで……(笑)。
齋藤:期日が直前でも素早く対応してくださるので、頼りになりますね。感情移入していただけるくらい気持ちのあるご提案をいただけているのは本当に嬉しいです。引き続き、豪速球な依頼を受け止めてください(笑)。
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