1
/
5

「#もう少しいようか」全社員からラブコールを受けたスゲェ広報インターンの卒業前夜

スーツケースひとつで兵庫から大都会渋谷にやってきた大学生、藤本健太郎(通称:ふじもん)。

アンダーアーマーのアンダーシャツを私服で着ていた田舎の野球少年は、インターンから1年、wevnalの広報を担うスーパーライターへと変貌を遂げた。(腕にはレザーのブレスレットが光っている。)

これまでたくさんの社員インタビューをしてくれたふじもんに、最後はたっぷりとwevnalでの1年間を語ってもらった。

「いつから働ける?」「2日後からイケます!」

――なんだかこうやって改まって顔を合わせると、一年前の面接を思い出すね。(笑)

いやあ本当ですね。もう卒業だなんて、自分でも考えられないですよ。

――それにしても、あの時は「1年休学・上京・フルコミットで働きます!」っていう学生が来てくれるなんて思ってもみなかったから、ひたすら行動力に圧倒されてたもん(笑)

「いつから働ける?」「2日後からイケます!」「いや、逆にこっちの準備が間に合わないから!PCとか契約とか!」っていうやり取りがありましたからね(笑)

結局1週間後くらいに上京してwevnalで働き始めたんですけど、まだ住む場所も決まってなかったから友人の家を渡り歩いて。だからしばらくスーツケース出社でした(笑)。

でも、「よっしゃ東京でインターンや!!」っていう気合いが勝ってたんで、ワクワクの方が強かったですね。

自分で化粧水を錬成していた下積み期

――当初はDR局での「セールスライティング」が業務内容だったんだよね。今となっては黒歴史みたいなこともたくさんあったと思うけど(笑)

懐かしいですね…。あの時期はとにかくガムシャラにインプットしていました。

まず化粧品の紹介をしろと言われても、僕は洗顔とクレンジングの違いさえ分からないわけですよ。おまけに、女性が商品を買いたくなるようなデザインやライティングの表現っていうのが本当に難しくて。

今までは自分の好きなようにしか文章を書いていなかったので、「ユーザーに目線を合わせて文章を届ける」ということを考えたことがなかったんです。

――「口調が論文っぽい。」「色彩がダサい。」「クリエイティブがダサい。」ってめちゃくちゃダメ出ししたのを覚えてる(笑)やっぱりこういう感覚の部分って言語化して伝えづらいから大変だったよね。

だから「これはひたすら触れてみるしかない!」と思って、自分で化粧品を使ってみたり、美容系のメディアやYoutubeを見たり、ガムシャラに研究しましたね。それとサイトや記事の装飾を学ぶために自分でドメインを借りてhtmlやCSSを覚えたりもしました。

――あの時はまさに下積み!って感じだったよね。記事のネタのために化粧水を自分で作り出した時は驚いたけど(笑)

あれは…血迷ってましたね。一秒でも早く結果を出さなきゃ!と必死でした。

ただ、やっぱり自分が書きたい文章と“ユーザーに届く”文章が全く違うので、そこをビジネスだと割り切るのが一番大変だったかもしれません。「本当はこんなキャピキャピした記事書きたくないのにな」って。

セールスライティングから、採用広報へ

――ふじもんがセールスライティングから広報にシフトし始めたのって、1月くらいだっけ?確か、それまで採用ブログとかって専任の担当がいなくて私がちょこちょこ書いていたんだけど、だんだん手が回らなくなって。それで、ふじもんに「ちょっとwantedly書いてみる?」って無茶ブリしてみたんだよね。

あれは嬉しかったですね。今までずっと「等身大の文章を書きたい欲求」を日報で発散していたのですが、そこでの僕のライティングを買ってくれてか、自由に書かせてもらえる機会を与えて頂けたっていうのが。ああ、少しは信用が積み重なってきたのかなあと。

しかも、その時は「兵庫在住の大学生が、休学して身一つで東京のベンチャーに飛びこんだ話」っていう自分自身の記事を書いたんですけど、その記事が結構なPVを獲得出来たんですよ。


そうしたら社長が「じゃあ、18卒のインタビュー連載とかやってみる?」と言ってくださって。仕事の幅ってこうやって広がっていくんだなあと実感しました。

4月からはがっつり広報という形で、記事の更新に加えて対外メディアへの営業や社内広報もしましたし、本当に色々任せて頂いたなあと思います。

「1年フルコミットで頑張ります!」宣言、最初は嘘だった

――確かに、広報になってからのふじもんはよりアクティブになったし、「逆に社員じゃないの?!」っていうくらいwevnalにコミットしていて本当にすごいと思う。もちろん最初からそうだったわけでは無いと思うんだけど、wevnalへのモチベーションはどのように変わっていったの?

あー……これを言うのは初めてなんですが、実は僕、最初は3,4か月スパンで色々な会社を渡り歩こうとしていたんですよ。wevnalの面接では「1年フルコミットで頑張ります!」と言っていたんですけどね(笑)

――えっ!そうだったの?!それはまんまと騙されたよこちらは…

まあ、その予定だったので当初は1月終わりくらいに辞める想定でした。ちょうど12月あたりは全然利益も出せない上に、自分にとって窮屈な状態で文章を書いていることへのフラストレーションも溜まっていたので。

他の会社の説明会へ行ったり、メディアへ話聞きに行ったりしたものの、結局刺さる会社が無かったのでどこの面接も受けなかったわけですが(笑)

ただ、そのタイミングで自分の記事が売れ始めたり、wantedlyの記事を書かせて貰ったり、常務と一緒に案件をやらせて頂いたりと徐々に歯車がイイ感じに回って来たんですよ。

――世の中上手く出来ているもんだね。

そうですよね。だから、「ここで継続的に働きたい。もう少し頑張ろう。」と思うようになりました。

ただ一方で「色んな角度から社会を見てみたい」というのは変わらなかったので、wevnalを続けながらもう一社でもインターンを受けることになったんです。あれが2月かな。

――もうひとつインターン始めますって言われた時、「ああ、ふじもんwevnalを見限ったのかな。」ってちょっと不安だったんだよね。

確かに、2,3月はもう一社へのコミットに注力していましたね。新しい仕事で気合いが入っていたのもありますし、wevnalへのモチベーションは復活したとはいえまだ低空飛行だったので。もちろん、自分の仕事に関してはちゃんと責任持って対応していましたけどね。自発性はあまり無かったかなあと。

「もっと来てくれないの?」何気ないチャットに救われた

――そんな状態からどうやってwevnalに気持ちを戻していったの?

きっかけは、何気ない事でした。僕、2・3月はもう一社との兼ね合いで、wevnalへは週に2回くらいしか出社できていなかったんです。それで、3月末にシフトを提出した時に、山田さんから「もっと来てくれないの?(笑)」って返信を頂いて。

「ああ、こんな僕でもちゃんと求められてるんや~~~~!」ってとっても嬉しかったんですよ。山田さんにとっては何気ないことだったと思いますけど。

――おお、私からも山田さんに感謝しなくては(笑)

それで、やっぱりもっと頑張ろう!!とモチベーションが少しずつ戻ってきました。我ながら単純ですね(笑)

あとは先ほども言いましたが、4月から完全に広報一本でやっていくことになって、ミッションが明確になったことが大きかったです。弊社には広報の専任がいないので、僕が主体的に色々やらなくてはならないし、自由に挑戦させてもらえるチャンスでもある。だからこそ、やりがいがどんどん増えていきました。

――7月からは、再びwevnal一本で働きはじめたんだよね。

そうですね。広報になってから経営陣と一緒にお話や仕事をさせてもらう機会が増えたのですが、そこで改めて皆さんの人柄とスキルに惹かれて、「残りの2か月はこの人たちがいる会社のために、全てを注ごう」と決意しました。

――「僕、wevnalに全リソース割くために、もう一個の方辞めてきたんですよ。」って言ってくれたこと、今でも鮮明に覚えているよ。

裁量権は、奪いに行くもの

――じゃあ最後に、wevnalで1年間働いてきて得たものってなんだった?

月並みですが、一つ目は「裁量権のある環境で自発的に仕事が出来たこと」です。

よく、「大手は雑用ばかり、ベンチャーは裁量権がある」みたいな二項対立ってあるじゃないですか。ベンチャーを受ける就活生の常套句でもありますよね。僕も最初ぼやっとそう思っていたんですけど。

でも別に、ベンチャー“だから”裁量権があるわけでは無くて、裁量権は「奪いに・取りに行くもの」だなと身に染みて実感しました。まずは与えられたミッションを達成して信用を蓄積する。それで初めてチャンスが降ってくると思うんですよ。

――スキルも信用も無い人間に裁量は与えられないぞ、と。

そうです。だから今となっては、あの苦しかったインプット時代も信用と実力を貯めるための大切な時間だったなって思います。そこに気づけたことが、自分の中での一つの成果ですね。

超ロジカル人間から、エモみある人間へ

――もう一つは?

エモみある人間になれたことですかね(笑)

――どういうこと?(笑)

いや僕ね、学生時代みんなで行事とかやっても「頑張るとかだせぇ」って斜に構えて見ているタイプだったんです。みんなを巻き込んで一つになろう!みたいな経験があまり無くて。

記事の執筆もだって、書くだけなら自分の力だけでどうにでもなるじゃないですか。だから、「人を巻き込む伝え方」っていうのが全然わからなかったんです。

――意外とクールな人間だったんだね…

これは本当に最近の話なんですが、卒業まで残り約10日間というところで社長から「wantedlyの企業ランキングで30位以内に入れ」というミッションが課されまして。

その時確か2500位くらいだったので、順位を上げるためには記事を毎日更新することはもちろん、記事のシェア・いいね数や募集の応援数を稼がなくてはならないわけです。

僕はそれまで、「シェアやいいねをお願いしなくても、ついシェアやいいねをしてしまいたくなる作品を生み出す」ことが信条だったので、あまり社内の人達にも熱心には拡散をお願いしていなかったんですよ。

でも、そんなプライドもへし折って、「卒業までに30位以内取りたいのでみなさん協力して下さい!」と毎日全体チャットでお願いし始めたんです。

――泥臭い社内営業ね(笑)

そうしたら日に日に協力して下さる人が増えて、社内が「ふじもん応援ムード」みたいになって。「ああ、熱量ってちゃんと伝染するし、人を巻き込めるんだ!」ということにようやく気付くことが出来ました。

――本当にここ数日、なんか社内の一体感がすごいよね。青春っぽい。

やっぱり、書いた記事に対してプラスの反応を頂いたりしたらとっても嬉しいじゃないですか。そのためには、「熱意が伝わるように、アグレッシブに発信する」ということが大切なんですよね。まさに“エモ”のパワーです(笑)

僕は将来、メディアという拠点を作ったうえで、流行りを作ったり世の中を前に進めるような発信をしていきたいんです。そのためにも、こうやって会社全体を巻き込んで温度を上げていくという経験が出来たのは、本当に大きな学びになったなあと思います。

本当にみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです!

・・・

「正直、wevnalに戻ってくるかどうか、今は約束出来ないです。」

実は今回、wevnal全員の総意である「で、ぶっちゃけwevnal戻ってくるでしょ?」という疑問を改めてぶつけてみた。

毎日のように、「入社決めなよ」「卒業やめなよ」とメンバーから熱烈なラブコールを受けている彼。しかし、決まって曖昧な笑顔ではぐらかされてしまうのだ。

「僕にはこれから半年、大学に戻って膨大な単位を取得するというミッションがあります。

そこをクリアして初めて、じゃあ次どうしようかという話になるので。

内定という形だけの約束なんて意味がないので今は回答できないですが、wevnal働きたい!と思ったらもう次の日から出社すると思います(笑)」

彼は本日、広報の筆を一旦ステージに置いて、普通の大学生に戻るという。

それでも我々は、「愛されふじもん」の復活ステージの会場がwevnalであることを心から祈っている。

ありがとう、ふじもん!頑張るんだぞ!


▼帰ってきました!

株式会社wevnalでは一緒に働く仲間を募集しています
26 いいね!
26 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング