【創業秘話】茨城の田舎小僧が、渋谷のベンチャー経営者になるまで

こんにちは、wevnal代表の磯山です!

前回の記事では、主に9期の抱負を書きました。

それで今回から書くテーマについてなんですが、この前こんなツイートが流れてきたんです。

見た瞬間、これだー!!と思って。

ということで、これからは上のツイートを参考に、何回かに分けてwevnalが作られた経緯だったり、経営するなかで印象に残っているエピソードだったりを、書いていきます!

今回は新卒当時からwevnal創業までについてです。


転職はしない、でも独立ならやる

会社を一緒に作った副社長の前田、常務の森元とは新卒で入った会社の同期でした。しかも3人とも同じチームで、新規事業の立ち上げなんかをやっていて。

ただ、前田は入社して1年半くらいですぐに転職してしまいました。「ここにいたら自分のやりたいことができない」って。

それで「事業部長が自分の転職を認めてくれるまで、オレは出社しない」とも言い出して、それまで会社なんて1回も休んだことがなかったのに、本当に1週間くらい会社に来なかったんです。

自分は当時そこでチームリーダーをやってたので、前田から「ごめんね、いそ。チームの数字に貢献できなくて。でもオレ、やっぱり会社を辞めたいから」っていう電話がかかってきて。

前田には「いいよ、そればっかりは仕方ない」って返事してましたけど、内心は「まえっちゃん、本当に面倒くさいことしてくれたなぁ」と思ってました笑

先日の前田


そのあと、自分と森元は引き続き同じチームでやってたんですけど、あるとき森元が違う会社の人に誘われて、そこへ転職しようとしてたんですね。

それで、森元が面接のために転職先のオフィスへ行ったら、そこに前田がいて。

どういうことかというと、本当にたまたまなんですが、当時、同じタイミングで同じ会社から前田と森元が誘われてたんです。

「オレたち、また一緒に仕事できるんだな」って2人は盛り上がってたんですけど、自分自身は「あぁ、また2人で面白いことやるんだね。頑張ってね」という感じで、完全に他人事でした。


というのも「いそも将来的にきてよ」って誘ってもらったんですが、「行かない」と拒否してたんです。

自分は当時、前職で満足してたし、転職する理由がありませんでした。

それに、あと2年くらい働いたら地元の茨城に帰って、のんびりカフェでもやりたいなみたいなことも考えてたので、彼らからの転職の誘いはずっと断ってたんです。

あと、断るだけじゃなくて、前田と森元と、加えて実は前田の大学時代の友だちの3人が一緒に転職しようとしてたんですけど、彼らにはずっと「転職じゃなくて独立しなよ」って言ってました。

前田と森元の能力の高さは一緒に働いて知ってたので、わざわざ転職なんかせず、どうせなら起業しちゃいなよと。

そんなやり取りをしながら、前田と森元と、前田の大学時代の友人が同じ会社へ転職することは、ほぼほぼ決まりかけてました。


ただ最後の最後で、転職先の会社とうまく話がまとまらなくなって、その話がなくなってしまったんです。

状態として宙ぶらりんになってしまった3人と話しながら、彼らは「これからどうしよっか」みたいなことを言ってたんですけど、自分は変わらず「独立しなよ」と言ってました。

そしたら前田が「お前が来るならやる」って。そして自分は、即答で「独立するか」と。

こうやって、自分が一番最後に参加する形で、wevnalが生まれました。


なんかわかんないけど、このメンバーなら絶対うまくいくなーって変な自信がありました。

多分成功するだろうし、人生も面白くなりそうだなと。

独立する決心なんて、ぶっちゃけそんなくらいのものでした。


大反対の嵐だったノープラン起業

4人で独立することにしたはいいものの、見切り発車的に決めてしまったところが大きかったので、最初は本当に何も知らなかったし、何も決まってませんでした。

誰が社長をするのか、株主比率はどうするのか、どんな事業をするのか・・・。

決まってたのは本当に「4人で会社をやる」ということだけ。

周りの人たちからは「絶対に辞めておいた方がいい」「絶対に潰れる」って言われましたね。

株主比率はとりあえず4人で均等に25%ずつにしてたんですけど、「偶数人数は仲間割れが起きるからダメ。それで株主比率を同じにしてるのもダメ。意見が割れたときに大事なことが何も決められなくなる」と。

というかそもそも「事業がなにも決まってないのはどういうこと?」みたいなことも言われました。


ただまぁとりあえず社長に関しては、自分がやることになって。

前田がロジカルで頭もいいから、自分は彼を推してたんですけど、前田自身は「オレはNo.2タイプだ。前に出るより、トップの右腕としてやったほうが力を出せる」と言ってたんです。

4人で投票したら自分と前田に2票ずつ入ったんですが、本人がNo.2のほうが向いてると言ってるのにイヤイヤ社長を任せるのは良くないなと思ったので、自分が代表の役割を引き受けました。


ただそれ以外は最初は本当に何も決まってなかったし、いま思えば本当に無知なまま始めたなって思います。

例えば、会社を立ち上げて1年経ったタイミングで「よっしゃー!創業1年で売上1億いったぞー!」と喜んでたんですね。

けど蓋を開けてみたら、実際の決算数字は全然違っててびっくり!!!

会計だとかなんだとかそんなこともよく理解しないまま、バカがバカなりに企業を経営してました。

あとは実際、創業メンバーの1人は辞めてしまって、いまは3人です。


そんな感じで、細かいところを見れば失敗したこともたくさんありますが、その一方でwevnalという組織は結果的にここまで8年続いて、売上も20億円規模になって、一緒に働いてくれるメンバーが50人以上にもなって。。。

当時、周囲から「絶対に潰れる」と言われる度に、自信を失うどころかむしろ「やってやる!」という反骨精神が湧いてきてました。

自分はこのメンバーだったら絶対に面白いことができると信じてたし、学歴もお金も自社サービスもなにもなかった自分たちが成功するから、価値があるじゃないかって。


「独立」それ自体に意味はない

「地元の茨城に帰ってカフェをやる」と「25歳で独立して経営者になる」って、一見真逆なことのようにも思えるんですが、自分のなかでは「自分のしたことでお客さんに喜んでもらいたい!」「これまでにはなかった面白いことをしたい!」っていう目的はずっと同じです。

あくまでもそれが「カフェを開くこと」なのか「企業を経営すること」なのかの、手段の違いというだけで。

だからよく「将来は起業したいです!」っていう学生や若い人にも会うんですけど、自分が伝えたいのは「起業すること」自体にそこまで崇高な価値はないよということ。

自分も20代のときは社長とか、売上何億円とか、高い時計やタワーマンションとか、そういったものにちょっとした憧れを抱いてましたが、実現してしまえば「あぁこんなものか」と案外うれしくともなんともない。

起業や独立などはあくまでも手段でしかなくて、大事なのはその先でなにをするのか、どういった価値を提供するかです。

ただ、手段を目的化することによるモチベーションや視座のアップっていう効果もときにはあるので、一概には言えないですが...。


そして、こうして振り返ってみると自分の行動のトリガーは常に「人」だったなと思います。

wevnalの創業時はもちろん、新卒で前職に入ったのも「この会社の人と一緒に働きたい!」と思ったからですし、大学時代に4年間、がむしゃらに働いてたカフェも、やっぱり店のオーナーが大好きだったからでした。

そういった自分の経験が、いまのwevnalのミッションである「人の可能性と情熱に投資し、世界を次のスタンダードへ導く」といったところにも反映されてて。

いま、これだけ世の中に情報が溢れていて、技術も進歩してAIやテクノロジーへの注目が集まっていますが、自分はここから先、1周して「人」や「組織」が大事になる時代が、もう1回くるんじゃないかあなぁというふうに思ってます。

そして自分はそれを、wevnalで体現していきます!




▼前回の9期に向けた抱負の記事も、ぜひ読んでください!!

株式会社wevnal's job postings
14 Likes
14 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more