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日本のものづくりはもっとやれるぞと、世界に示していきたい。

平田さんはもともと自動車への興味が強かったんですよね。そのきっかけを教えてください。

自動車は子供の頃から興味がありました。元をたどれば、いつも近所にかっこいいランボルギーニがあったからかもしれないですね。その後も自動車=かっこいいという印象でしたし、ミニ四駆をつくることもしていました。そして実は最初は本気でレーサーになりたかったんです。でも、金銭的に負担が重すぎて挫折をしました。本当に悔しかったですね。その時これ以上悔しい思いはもうしたくないと思い、違う手段を通じてモビリティで世界を変えていきたいと決意しました。そのためには自分がエンジニアになるのが一番だと思い、高校3年生のときに文系から理系に転向して、大学は機械工学科の自動車コースに入りました。周りからは無謀だと言われましたが、自分ではなんでみんながそんなに騒いでいるのかわからないくらいしっくりきた決断でした。

その後の就職活動でも自動車関連を探していたのでしょうか。

そうですね、ただ自動車メーカーには興味はありませんでした。なぜなら、関わる人が多すぎて、自分が車づくりのどこの部分に携わるか全然わからなかったですし、自分がそこまで興味のわかない車体のニッチな部分に携わるのはあまりロマンがないなあと思ってしまったんですよね。それだったら、やることが明確にわかっている部品メーカーに行こうと思いました。そして、F1も好きだったので、F1をやっている曙ブレーキ工業に入社を決めました。

曙ブレーキ工業で2011年の東京モーターショーに出たのが、最初のWHILLとの遭遇なんですよね。

はい、ただそこで直接会ったわけではありません。自分たちの出展で当時忙しすぎて、まったくWHILLのブースにいくこともなかったのですが、後日会社の先輩が、WHILLのことを教えてくれたんですよね、「おまえと同じような思いでやっている会社があったよ」と。

当時私がつくっていたプロダクトはWHILLとは全然違ったんですが、曙ブレーキの放課後プロジェクトで、自動車の世界では有名なデザイナーと一緒に社長直下のデザインワークショップをやっていて、そこでの成果品で東京モーターショー出展していたんですよね。その出展に至るまでは、社内の役員とものづくりの方向性で大げんかもしながら、でもいいもの・かっこいいものをつくりたいという思いだけで、上司も巻き込みながら活動していました。その姿を間近で見ていた先輩がWHILLのことを教えてくれ、その後自分でWHILLのことを調べました。

WHILLの活動をウォッチしはじめたんですね。

最初にWHILLを知った時はとても衝撃的でした。なんて面白いことをやっているんだと。当時はその時の仕事をもう少し続けたいと思っていたので、辞めるつもりはなく、ただただ活動を追っていました。すると、ものすごい早いスピードで、衝撃的なプロトタイプを出してくるんですよね。日本でこんなスピード感でものづくりをする企業があることに驚きました。もうWHILLのとりこですね。そして、何よりもプロダクトがかっこいい。日本のハードウェアのプロダクトって正直ダサいんですよね。それを明らかに変えようとしているのがわかりました。

その後、当時の仕事もひと段落して、フィールドを変えようかなと思った時に、もう大企業に行くつもりはなく、起業かWHILLで働くかだなと思っていました。そしてまさにタイミングがいいことに、wantedlyでWHILLがメカエンジニアを募集していたんです。もう迷うことなく即ボタンを押しましたよね。その後面談を経て、2014年にWHILLへの入社が決まりました。

色んな縁があって、WHILLに入社したんですね。現在WHILLではどんなことをしていますか。

最初は今販売をしているモデルAの設計と、その量産設計、工場立ち上げをしていました。この時はほとんど製造拠点の台湾で仕事をしていましたね。そして今は新製品の開発に携わっています。

今までブレーキばかりやっていましたが、WHILLではもちろんブレーキだけやるわけにはいきません。タイヤが4つ付いている最終製品をつくるわけですから、自分にとっては当初のハードルは相当高かったですよね、今振り返っても。しかも、全てが既定路線に乗っていない設計なので、自分で知恵とアイディアを出して、動きをゼロベースで考えていく。前例がなく死ぬほど大変でしたが、本当に面白い世界です。ブレーキはメーカーや車種によるマイナーチェンジがほとんどですから、こんなにクリエイティブさが求められるWHILLの開発はとてもやりがいがあります。

そして、エンドユーザーの声がダイレクトに届きますので、実際に自分がつくっているのを実感します。時にユーザーからの厳しい言葉でボコボコにされますが、それを感じながら仕事をできるのはありがたいですね。

これからWHILLではどんなことをしていきたいですか。

WHILLを使って、もっと世界を社会を変えていきたいですね。去年から量産をやってきて、少しずつ変わり始めているのは実感します。ユーザーから人生変わりましたと言ってもらえる。社会から福祉機器への目線が変わってきている。WHILLでライゾマティクスとアートだってつくれる。もっともっと新しい仕掛けをして、世界を変えていきたいですね。

また、日本のものづくりはまだまだやれるぞっていうのを見せていきたいです。志高いエンジニアが集まるWHILLだからこそ、既存の技術や価値観にとらわれず、仲間と一緒に世界へと日本のものづくりを発信していきたいです。

メカエンジニアの募集はこちら! 日本からグローバルへ!パーソナルモビリティのメカニカルエンジニアを募集!

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