自由なスタイルで、圧倒的な成果にこだわって働く。世界中のユーザーに安心してWHILLを使ってもらうために。

堀出さんとWHILLの出会いは、WHILL創業の頃に遡るんですよね。

そうですね、最初に出会ったのは2012年のWHILLの会社登記の頃でした。その時自分はスタンフォード大学院を卒業して日本に帰国をしたタイミングでした。せっかく自由な時間があるしそのまま就職するのはどうなんだろうと思っていた時に、たまたま誘われたのでWHILLに行ってみたんですよね。学部の時にパーソナルモビリティの研究をしていたのもあって、興味が湧きました。

その時のWHILLは、まだ製品もなく、移動が大変そうなベビーカーを押したママ達に話を聞きにいったり、アクティブシニアに話を聞きに行ったり、調査段階でした。また、大学院の卒業式に出席をするタイミングで、創業メンバーと一緒にアメリカに飛んで、現地の問い合わせをしてくれた人と会ったり、現地調査をしたりもしていました。

大学院卒業後は経営コンサルティング会社に就職をしました。そしてその後ホンダへ。ホンダには技術のシーズはたくさんありますし、とても魅力的だったのですが、実現するにはすごく時間がかかりそうだなと思いました。そんな時に、2014年ちょうどシリーズAを終えたタイミングのWHILLのメンバーから、三越でイベントやるから遊びにおいでよと、そして一緒に働こうよと誘ってくれたのです。正直転職直後だったのですが、この目の前にあるチャンスと大企業を比べた時に、このチャンスを掴みたいなと、そしてその方が自分らしいな、と。こうしてWHILLに入る決断をしました。

もともとパーソナルモビリティに興味があったのですね。

学部時代の機械工学科で、パーソナルモビリティを歩道で自動運転させたときに、縁石や人や自転車などの障害物をどう回避させるかについて研究していました。自動運転における障害物回避は、センサー情報を基に止まる・曲がるという動作を行うのが基本ですが、私の研究ではそれに加えて、そういう回避行動をとったときにパーソナルモビリティに乗っている人や歩行者がどんな風に感じるか、たとえば急に止まったり曲がったりしたら怖くないか、という心理面にも視点を置いていました。

なぜパーソナルモビリティに興味を持ったかというと、中高生のとき、通学が大変だったことがきっかけなんですよね。電車というよりも、家から駅までが遠くて。飛行機や新幹線など長距離移動はイノベーションが起きて楽になったのに、短距離は面倒なままで進歩していない。そんなことから短距離移動に対する興味が生まれました。

また、親戚のおじさんがALSという病気で、精神的には元気でも、体が動かなくなることでQOLが下がるのを目の当たりにしたんですよね。はっきりと考えられるのにうまく話せなかったり動けなかったりするからつらくなる。この辺りに問題意識がありました。

なるほど。WHILLはまさに堀出さんの思いと重なるんですね。このような経緯があって入社をした今はWHILLではどんなことをしていますか。

入社直後は海外市場開発部にて、米国や欧州での認可取得や規格適合業務をしていました。一言でいうと、エンジニアが開発したものを、世に出す準備をする仕事ですね。その認可獲得を進めていく中で、設計や製造上の問題が出てくるので、それをエンジニアにフィードバックしつつ、改善をしていく。そして、国家機関やユーザーにもわかる形で英語のドキュメントをつくったり現地の当局と交渉をしたりしていました。2015年に、取得が非常に困難だと言われる米国のFDA認可を取得したのは、個人的にはもちろん、WHILLにとっても重要なターニングポイントでもあり、自信につながりました。その後メンバーが増え、北米、欧州、APACにも次々と販売国を広げることができています。

WHILLはグローバルに製品を展開するため、最初から海外展開できるように製品ローンチの準備を進めています。例えば、新製品の開発においては、企画段階から、進出予定地域の法規制を遵守できるように設計にインプットし、販売準備フェーズでは、新しく進出する市場の法規制などの調査を行ったり、申請や認可の準備を行ったりします。現地のコンサル、試験機関や当局とやりとりするため出張が発生することもあります。また販売後も、問い合わせ対応や修理方法の手順書の作成などが続きます。

(↑ぼかしを入れていますが、こちらが取得に向けて提出をした英文資料。なんとバインダー4冊ほど。)


カバー範囲が広いですね。ベンチャー企業は、プライベートとの両立が難しいイメージがありますが・・・

確かに、入社したころは、まだ社員も20名くらいで助け合ってなんでもやっていたので、一緒に生活するように働いていたこともありますし、急に「明日からアメリカ出張」ということもありました。しかし、今では組織や職務分掌も整備されてきて、だいたい予定どおりに働くことができています。

執行役員と品質部門長を兼ねるようになってからは、本質的なことにフォーカスする、ということを特に重視しています。その中でも、チームの成果を最大化するのが特に重要だと考えており、そのためにメンバーとのコミュニケーションは、勤務時間のうち大きな割合を占めています。

マネジメントにおいては、定例ミーティングで、プロジェクトごとに主担当を決め、その人に基本的に任せながら、リスク管理や進捗管理をすることに注力します。また、それ以外に、チームメンバーと1on1で話をする時間を確保し、あえてアジェンダは作らずに、ひたすら聞くことに専念します。それによって、業務以外のことや、うまく行っていることだけではなく、そうでないこともキャッチアップでき、たとえば他部署とのコミュニケーションなどを早期にサポートできたりします。

子供が生まれて育休から復帰した後は、リモートワークやサテライトオフィス勤務をフル活用しています。同じくらいの子供がいる同僚がたくさんいるので、理解もされやすいと感じており、自分のペースでの働き方をリスペクトしてもらえるので気が楽です。

どなたか、ロールモデルのような方はいますか?

働き方を考えるにあたって、大きな影響を受けたのは、FDAに提出する書類を作成する際にお世話になったアメリカの認証コンサルタントの女性です。家に居候したり、スキー旅行についていったりなど、文字通りついて回っており、認可取得の知識だけではなく、働き方についても多くを学びました。

なかでも印象的なのは、自分のスキルを活かして、時間と場所に縛られずプライベート、というより自分の人生、自分のやりたいことを最優先にしつつ、圧倒的な成果を出す働き方です。彼女は自分で会社を経営しており、スキルと経験も圧倒的なので、完全にマネすることはできませんが、今はWHILLで自分もそれなりに自由なスタイルで、成果にこだわって働いています。そしてチームのマネージャーとなった今はなおさら、メンバーにも、自分の人生を最優先にしながら成果を出して働いてもらいたいと思っています。

◆忙しい1日のスケジュール◆
8:30 子供を保育園に預ける
9:00-10:00 通勤(メールやチャットの確認&返信は電車のなかで)
10:00 出社
11:00 QA(品質管理)メンバーと定例会議
12:00 エンジニアと会議
13:00 ランチ
14:00 チームメンバーと1on1
17:00 退社
18:10 子供を迎えに行く、ごはんを食べさせてお風呂に入れて寝かしつける。保育園から持ち帰った洗濯物の片付けと翌日の保育園の準備をする(意外と大変)
20:00 リモートワーク開始
22:00 リモートワーク終了、ゆったり過ごす


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