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ただ「記事書けます」だけのライター志望は、正直厳しい、という話。

当社はいくつかの募集を出させていただいておりますが、本当に本当にたくさんのご応募をいただいております。

対応が遅れてしまったり、書類選考で不採用となった方へなかなか連絡できなかったりと、いろいろと不備があり、ご迷惑をおかけしっぱなしで本当に申し訳ありません。

応募して下さる皆さんのお時間、そして選考する当方の時間と、お互いの時間をなるべく有効にしていくためにも、言いにくいことではありますがあえてここで書かせていただきたいと思います。


当社はコンテンツ企画制作会社であり、複数のプロジェクトを抱えているので募集も複数ありますが、その中でも特にたくさんのご応募をいただいているのが、「ライター募集」です。

当社ではコンテンツを書いていただく方をライターと呼んでいるため「ライター募集」と書かせていただいておりますが、このライター志望のご応募を本当にたくさんいただきます。

しかし、あまりにも数が多すぎて、しかも当方が求めるライター像とかなり意識が違うという方も多くいらっしゃり、そのことをご本人に直接お伝えするのも時間がかかりますし、また不採用をお伝えしないというのもあまり気分の良いものではありませんので、ここで明記したいと思います。

中には「偉そうに何だ!」とご不快に感じる方もいらっしゃると思いますが、それは見解の相違であり、この会社の考え方は不快だと思われたら、ご縁のないものとして無視をしていただければと思います。(議論をする時間の余裕がございません)


ライターの募集で特に多いのが、実績として「キュレーションメディアのこの記事を書きました」「noteでこんな記事を書いています」といったことを挙げていらっしゃる方です。

確かにキュレーションメディアの記事を書いた人はライターと名乗るし、noteで記事を書いてもライターと呼んでもいいでしょう。

でも当社は企画制作会社で、自ら企画ができる人しかおらず、ライターというのは自ら企画を立案してその企画を自ら実現化できる力を持つ人、というのが当たり前の認識です。

なので、「記事は書けます。文章も上手に書けると思います。さあ、何を書いたらいいですか?」という意識の方には、正直うちでは居場所がないというか、お渡しする仕事がございません。

むしろ「文章はかなり下手です。でも、文章を使わなくてもこんなに受け手にとって有用で有益な企画ができますよ」という人のほうを優先します。文章を書くだけの仕事ならば、これからはAIにも任せられるものになるだろう、というのが当方の認識です。

「いやいやいや、世間一般のイメージから言って、私の言うライターが普通でしょうが!」とお怒りになる方もいらっしゃるかと思いますが、そう言う方はその通り、世間一般のイメージのお仕事が世間一般にはごろごろとあるでしょうから、そちらに応募されるほうがいいと思います。

当社は企画制作会社で、「世間一般の企画でいいですよね」という考えでは全く仕事にならない現場かと思います。

なので、文章力はあるから記事は書けます、というだけの方は恐らく当社に応募するのは時間のロスになってしまうと思いますので、敬遠されてはいかがでしょうか。「1文字何円で執筆します!」というような感覚のお仕事は、当社には向かないと思っていただければ。

「それじゃあプランナーじゃないか」「ディレクターの範囲じゃないか」「プロデューサーみたいなもんじゃないか」と言われるかもしれません。しかし当社では、ライターを名乗ることでさえそれぐらいの企画力やプロデュース力が求められるということです。


そして、そういう能力を求めている以上、「応募をしてくるのにその応募先のコンテンツの分析や研究をしていない」というような人は論外で、文章は書けるかもしれないけれども相手にプラスになる企画を発想できるという点ではまず無理だろうと評価します。

企画をする時、クライアントに指導する時などは、その対象物をきちんと分析・研究してから取り組むのが当社では当たり前の姿勢なので、そこから疎かにしている人は、当方の企画の現場ではまず使い物になりはしないと思われます。

ライター募集の場合はそれぞれ、求めているコンテンツがあります。

また、これから立ち上げるためにそのコンテンツはまだ存在していないという場合にも、当社には10万人以上の経営者・マーケティング担当者が購読中の『ビジネス発想源』シリーズという無料メールマガジンも毎日発信していて、当社の考え方や信念を毎日毎日お伝えしています。


そういうものを、一度でもいいから目を通していただいて、「そういう意識の会社なのであれば、私はこのような企画をすることができます」という応募をしてきていただきたいのです。

ただ文章が上手いだけの人が欲しいわけではないのです。これまでライター歴が十何年もありますなどという経験者が欲しいわけでもない。

ただただ、当社が発信する情報やコンテンツの受け手にとって「有用で有益なこと」を企画できる人と出会いたいのです。


そういうことに共感できる! という方ならば、ぜひご応募いただければ嬉しいです。

ライター募集は、ライティングの経験や技術よりも、企画力やプロデュース力に対する意識を見させて頂いております。未経験者でも、そういう意識で仕事に取り組みたい方ならば大歓迎です!

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