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"ChinaJoy" 今年も開催決定!

今年もいろいろな意味で"アツイ"ゲームショウが開かれる。中国ゲーム市場のトレンドがわかるChinaJoy2016が上海で7/28~7/31で開幕する。273000人を動員し、700社が参加した世界規模で中国最大のゲームショウである。 (http://www.chinajoy.net/)



今年のChinaJoyはこれからの中国ゲーム市場を見る上で欠かせないが、昨年行われたChinaJoy2015の内容を通して中国市場の現在を紹介したい。


PCからスマートフォンへの急激なシフト

会場を回ってもっとも強く感じたのは、PCからスマホへの明確なシフトだ。出展者を見ても、通信会社や、スマホのデバイスを販売している会社、スマホのマーケティングの会社など、スマホがらみの企業が非常に多かった。
中国ではPCゲーム成長は横ばいで頭打ちだが、スマホのゲーム市場は右肩上がりの急成長を続けている。コンソールはようやく入り口に立ったばかりで、スマホが他を圧倒している状況だ。中国でもがっつり遊ぶ人はPC、休憩時間にちょっと遊ぶ人はスマホという認識があるようだが、筆者が見る限り、中国のスマホゲームはMOBAやアクションゲームなど、どちらかというとコアゲーマーが好みそうなジャンルの方がより人気を集めているように見えた。もちろんパズルゲームもあったが、全体として目立っていたのはアクションゲームやMOBAだ。PCゲームをそのまま移植したようなMOやMMOPRGもあった。少数ではあるが、女性向けの乙女ゲーもみかけた。

中国は多くの下請けスタジオがあり、海外の大作ゲームのアセットを手掛けているので、グラフィックスのクオリティは非常に高い。問題はその美しい画面にゲームデザインや、コンテンツ力が追い付いていないことだ。だが、かつて大味なPCゲームを出していた北米のメーカーが家庭用で派遣を握ったように、中国でコンソールを遊ぶ人が増えて、目の肥えたユーザーが開発側に回ると、中国にもここでしか作りえないオリジナリティあふれるゲームが生まれていくかもしれない。

(出典元:GAME Watch)


成長し続けている中国ゲーム市場を捉える2016年のChinaJoyにも目が離せない。

これからも中国発で新しく面白いゲームが生まれそうだ。

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