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Writingセミナー~テクニック編~

いよいよ秋本番の肌寒さになってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?

私は先週久しぶりに風邪をこじらせましたが、台風と共に去ってくれたので、すこぶる元気です(^^)

インフルエンザも流行っているみたいなので、就活中のみなさんも体調にはお気をつけくださいね!

さて、前回の記事の「ライティングセミナー~ウォーミングアップ編~」から間があいてしまいましたが、今回はテクニック編ということで、セミナーを通して具体的にどんなことを学んだのか、レポートしていきたいと思います!

私なりのまとめになりますが、きっとためになるたった3つの簡単なテクニックなので、是非読んで頂ければと思います♪

①「読ませる文章」にする二つの条件

読むという行為は、時間や集中力を必要とするため、それなりに大変です。

したがって読者に読むことへの満足感を与えて、「読ませる文章」にする必要があります。

そのコツは二つ、「共感」「発見」があることです。

人は自分の知っている情報や経験とリンクをさせながら文章を読むため、共感があると親近感がわくようになります。

また発見があることで、新しい情報や気づきを得られるので、つい先を読んでしまいたくなるのです。

両者をバランス良く取り込み、書き手の見方を魅せるというのが「読ませる文章」になる条件となります。

②五感を使った描写

人は五感を使って様々な情報を取り入れているため、その記憶を刺激して頭の中でイメージを広げさせるような文章にすると、読み手の心を動かすことができます。例えば!

『波立つ海に片足だけ踏み入れると、冷たさを感じた。風であらわになったその耳元には、一粒のパールが。』

この文章に、五感の要素を足してみます。

『波の遠音が響く中、青々とした景色が視界いっぱいに広がる。片足だけ踏み入れると、ヒンヤリと心地のいい冷たさを感じた。磯の香りを乗せた潮風に、なびく髪。あらわになったその耳元には、やさしく揺れる一粒のパールが。』

このように五感を意識した描写を取り入れると、具体的でリアリティーのある文章になるので、人の共感を得やすい文章になります。

③「シズル感」を使った購買意欲向上効果

「シズル感」とは一般的に”ヨダレが垂れるような より美味しそうに感じる表現”のことを指します。

「ふっくら」や「プルプル」など五感を使った擬音語は、読者の心をくすぐり、感情を酔わせる効果もあると言われています。

キャッチコピー、タイトル、見出しなどにこの表現方法を取り入れると、視覚的に人の目にも入りやすくなるのです。

例えばうちの会社で扱っているヘアケア商品は、このようなキャッチコピーをうたっています。

『洗い上がりは、 さらさらと風にそよぐ艶髪。』

『艶めく髪がみずみずしい一日をつれてくる。』

擬音語が入ることで、リズム感がよくなり、生き生きとした実感が読者に伝わりやすくなります。

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このように「読ませる文章」にするためのコツを教えて頂きながら、その都度即席で文章作成を行いました。

その場で発表をしながら進めていくかたちでしたが、小川先生は指摘をするのでなく、いい表現をしていたポイントを拾って評価してくださったので、書くことへの楽しさを感じることができました。

また他の受講者の方の文章も聞くことができて、自分では思いつかないような表現があり、勉強になるだけでなく、とても刺激になりました。

これから書くことへのスキルを磨くためには、そのテクニックを知ること、たくさんの文章に触れること、そして実践をしていくことが必要に感じます。

まだまだ拙い文章しか書けない私ですが、少しずつ成長を感じてもらえるように、今後とも粘り強く書いていこうと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです。

最後に、こちらのセミナーで学んだことをもとに、「思い出の場所」をテーマに文章作成を行いましたので、次回はそちらを公開してしまおうと思います!

恥ずかしながら、お楽しみに(^^)/

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