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自己紹介
こんにちは。2017年9月からアソビューで開発マネージャをしている川合と申します。
私は小学生の頃から家にPC-8001というパソコンがあり、Basicという言語でプログラムを書いてました。そのあとはサッカー少年だったのであまりプログラミングには触れず、大学生になって家にあったmacとDOS/Vマシンを通じて初めてインターネットというものを体験して、これはいつか世の中を大きく変える技術だと確信し、「将来エンジニアになりたい」と思うようになりました。
大学は文系だったのですが、ソフトウェア開発会社に潜り込んで某電話会社の交換器の発信呼開発をC++で書いたりしていました。最初は右も左もわからず与えられた仕事をひたすらこなす日々でしたが、次第に自身でサービスを作ってみたいと思うようになり、いわゆるベンチャー企業という会社に憧れを持つようになっていました。
その後、大手ゼネコン向けのWebアプリケーションを開発したり、出産・育児向け掲示板サイトを運営している会社に転職したり、緑のメッセンジャーの前身の会社で韓国に行き来しながらSNSサービスを開発したり、青のソシャゲ会社でオランダに行き来しながらメッセンジャーアプリの開発してきました。
転職という機会
何度か転職を重ねてきた私ですが、なぜ転職をしたかというと理由は単純で、良い悪いは別として会社によって文化やルールが異なるので、多種多様な会社を経験したほうが自身にノウハウが貯まると考えました。
実際これまで転職した会社はどれも異なる考え方、思想があり、同じ課題に対して異なるアプローチをしていたので、自分にとって解決方法の選択肢が増えることで柔軟性を持てるようになりました。
特にインターネット業界は、3年も経てばこれまでのやり方では通用しなくなることが多々あります。イノベーションのジレンマでもあるように、会社はある一定の成功モデルを作ってしまうとすぐにそのやり方を変えられないことがあります。中にいる人間もその中に引きずられてしまうと、知らない間に古くなった仕組みの中で活動するようになったり、外部の世界を知らないまま時間を過ごしてしまうことがあるので、そういったことに対してはどの会社にいても危機感を感じながら働いていました。
一方、危機感とは別に、これまでの人間関係や環境から離れて新しいことにチャレンジしたい気持ちもありました。自分のことを知らない環境に飛び込むことで、自分の評価が一旦リセットされます。自分のことを知らない人が自分をどう評価するのか、それはある意味恐ろしいことでもあるのですが、何にも頼らず一から新しい環境で働くことで自分の能力というものが浮き彫りになります。
そんなことを繰り返すうちに、少しずつ自分が今どのくらいの能力があるのか客観的に見えてきます。実際、利用者のUXを深掘りしながらスマホアプリを開発した経験は会社が変わってもとても役に立っていますし、スクラム開発の経験なども同様に異なる会社でもそれまでの知見を活かすことができています。
なぜベンチャーか?
これまで、社員数が一桁の会社から2000人以上の会社まで大小様々な企業で働いてきましたが、私の中で一つ出た答えが、自分の裁量で開発できる環境で働くほうが自分には合っているということでした。
ゼロから新しいサービスを開発してきたり、一人でクライアント側サーバー側まで開発したこともありますが、それらは大変さと引き換えに得られるノウハウや幅広く経験できる内容がとても濃いものになります。
大きな会社だと、機能分割して担当者に実装範囲を限定しながら作業を並列で進めようとしますが、それはそれでコミュニケーションコストが高くなり時間も掛かってきます。朝から晩まで打ち合わせするよりも、同じ時間を開発に充てている方がスピード感が出ますし、精神的にもモチベーションが高い状態を維持できます。
ベンチャーでは、不完全な状態で課題に取り組まなければならないことも多々あり、一人で責任を持たなければならないという状況にも頻繁に遭遇しますが、だからこそ知恵を絞って工夫をしたり、新しい技術を積極的に取り入れながら課題を解決に取り組むきっかけにもなります。
そういった緊張感を持って日々の課題に対して取り組める環境はベンチャーならではですし、そこで何かやり遂げることができたときは、何よりも代えがたい経験を積むことができます。
なぜアソビューで働くことを選んだか
そんな私がアソビューで働くことを選んだのは、一つは世の中の余暇の考え方が少しずつ変わってきていることと、そこに対して技術的に未解決の問題が多く残っていると考えたからです。
余暇は、昔は移動そのものでした。例えばハワイ旅行に行くなど。ハワイで何をしたかということよりも、ハワイに行ったということが目的になっていました。それが今ではどこかに行くことよりも、どんな体験をしたかに価値が求められる時代になっています。体験というものは、場所よりもレジャーやアクティビティなどの行為に深く依存します。アソビューは、そういったレジャーやアクティビティにフォーカスしていたことに可能性を感じました。
また、レジャーやアクティビティの予約・チケット発券などは、全国的にまだまだインターネット対応されていないのが現状です。以前よりはかなり進んできていますが、未だに紙や電話で予約や顧客管理している方々もいらっしゃいます。
病院や美容院など、少しずつインターネットで予約するのが当たり前になってきているのと同様、レジャーやアクティビティもインターネットでの予約や購入が当たり前になる時代がやってきます。そんな時代をアソビューを通じて実現してみたいと考え、参画を決めました。
ベンチャーへ転職を考えている転職者の方々へ
この記事を読んでいる方の中にはベンチャーへ転職を考えていらっしゃる方がいると思うので、1つだけ私の考えを述べさせていただきます。
一口にベンチャーと言ってもその種類は様々ですが、共通して言えるのは、自分たちで市場に対して価値創造をしようとしている志の高いメンバーが集まっていることです。
大企業に比べたら足りない部分もありますが、それ以上に密度の高い時間を過ごすことができますし、そこで生まれる人間関係もきっとあなたの大きな財産となるはずです。不安に思うこともあるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください。