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「偶然生きていた」。壮絶な経験をしたにもかかわらず、常に120%の力を向けて「人材育成」に熱中し続けられる原動力とは。

グローバル・エデュケーションに入るまで

大学時代に大きな転機となることを経験しました。 車と衝突する大事故にあって、生死の境をさまよったことです。

大阪で生まれて、青春時代は北海道。高校を出て、指定校推薦があったので、流れで関西の大学に入学しました。大学には入ったのですが、漫然と大学生活を過ごすうちに、勉強をしてもその勉強の先が見えなくなり、前からしていた飲食のアルバイトにのめり込むようになって徐々に学校には行かなくなりました。

そして、大学を辞めることを決意し、アルバイトのみをして大学に行かない生活が始まりましたが、ここで大きな人生の転機となる事故を経験します。

交通事故で頭を強く打ち、最低でも後遺症が残り、最悪の場合なら死ぬかも知れない大事故に遭遇したことです。

しかし、幸いなことに、後遺症もなく、「偶然」生き残る事ができました。本当に幸運としか言えない状況でしたが、この死を強く意識した経験をしたことで必然的に自分自身の人生について真剣に見つめ直したところ、ある一つの考えが浮かんできます。

「せっかくもらった人生なら、思い切って何かに全力で挑戦する人生をおくりたい。」

自然とそうした思いが強くなり、アルバイト漬けの日々から抜け出し、もう一度大学に戻って勉強し、自分の挑戦したいことを探すことに。

改めて自分が好きなことはなんだろうと考えたとき、飲食業のアルバイトでリーダーとしてやっていた人事管理、もっとフランクに言えばどうしたらみんなが気持ちよく働ける現場を作れるのだろうということでした。

そのため人材育成や、教育に関わる勉強がしたいと思い、大学で探していく中で「ヒューマンリソースマネジメント」(人的資源管理)という言葉を知りました。

しかし日本には学べる場所があまりなかったので、海外に行くことを決意。

そして、海外で学び始めて気づいたことは、日本の「人的資源管理」と海外の「ヒューマンリソースマネジメント」は全然違う、このまま日本でヒューマンリソースマネジメントを進めていっても海外には勝てない、ということです。

ここが自分のターニングポイントになったと思います。

それを機に、日本に帰ってきてからヒューマンリソースマネジメントを学べる会社で働きたいと思い、仕事を探していたところ、たまたまグローバル・エデュケーションのHPを見つけました。海外の大学で勉強した最先端のヒューマンリソースマネジメントに関することがたくさん書いてあり、気づいたら隅から隅まで目を通している自分がいました。(笑)

直感的に「ここで働きたい!」と思い連絡を取り、面接をし、現在に至るといった形です。

グローバル・エデュケーションに入社して

グローバル・エデュケーションに入りたいと思った一番のポイントは、人材育成を通して社会貢献するというところに共感したからです。

もともと自分は海外でヒューマンリソースマネジメントの知識をためることに躍起になっていました。

しかし、そういった知識ってもっと広がっていくべきだし、広めたい。この知識を誰かの役に立てるようなことができないかと考え始めたら グローバル・エデュケーションだと思いました。

入ってからのイメージの相違はなく、自分が勉強してきたこととマッチするような専門性とそれを通して、本気で社会にインパクトを与えたいと思っていることが伝わってくる会社でした。

現在自分がしている仕事は、海外研修事業で、なかでも日本の幹部人材をグローバル化し、「世界と働く」ことのできるビジネスリーダーへ成長させる機会としてのエグゼクティブエデュケーションを中心に担当しています。

まだ入ったばかりなので、勉強することはたくさんありますが、日々新しい知識が入ってきて、ヒューマンリソースマネジメントオタクの僕にとっては充実した仕事です。(笑)

僕らは人的資源管理の知識ありますよ、質問あったらきいてくださいではなくて、一緒にやっていきましょう、僕らがそばにいるのでもっと会社に広げていきましょう、といったサポーターやパートナーのような存在として、ヒューマンリソースマネジメントの正しい考え方を広め、社会にインパクトを与えられるように駆け抜けていきたいと思っています。

なぜ常に120%の力で業務に臨むのか

以前から自分の頭が悪いということがコンプレックスでした。 頭のいい人の話し方や物事のとらえ方があり、それは自分には出来ないと感じていました。

しかしそれを単に卑下するのではなく、自分が足りないものを補うにはと考えた結果、行きついたのは「量」。

何度も経験し努力していく中で自分のプレゼンスを発揮していけるようにする、「100%ではなく120%ですべてのことをやる」ということでした。

これは、自分が一度、死の瀬戸際を経験し、自分自身の人生を全力で挑戦するといった信条からもきています。

これからも自分にはできないスキルがまだまだあるので、そういう自分を変えたいといった気持ちで、仕事をしていくにあたり、いい意味で「量」を取っていきます。

そして今の時代、働くことに求められているのはお金ではないと思っていて、仕事を通じて得られる自分の成長であり、自分の仕事がどれだけ評価されたかというところだと思っています。

それがない会社では僕は続かないと思っています。

この会社は人を労働力としてみるのではなく、一人の人としてしっかりと認めた上で、仕事をさせてくれるので、この会社にはいってよかったと心の底から思っています。

今後挑戦していきたいこと

大きな目標としてもっているものは日本で「ヒューマンリソースマネジメント」が取り入れられて、さらに世界で日本が「ヒューマンリソースマネジメント」で一番と認められるようになることです。

そのためには、僕の担当するエグゼクティブエデュケーションだと、まず海外にいってきた人が劇的に変わって来てほしい。

でも4~5日の短期で劇的に変わるのは現状難しいと思います。そこで短期ではできないとあきらめるのではなくて、できるようになるプロセスを作りたい。まずは自分が担当している目の前の範囲から変化を起こしたいです。

そのようにしてグローバル・エデュケーションが先陣を切って人事管理に対する考え方に変化をもたらすことで、日本の「ヒューマンリソースマネジメント」に対する考え方が変わり、 世界で日本が一番と認められるようになることが実現されていくために、自分自身の全力を尽くして貢献していきたいと思っています。

ここまで、グローバル・エデュケーションで今後どうしていきたいかを語りましたが、自分自身の個人的な夢もあります。

「海外で留学する学生の支援団体を作る」ということです。

さらに具体的にすると、ヒューマンリソースマネジメントをしっかりと学んできて、「必ずそれを広めようとする学生」を支援する団体を作りたいと思っています。

すでに世代交代は進んでいて、そんな世代に自分は何ができるのかと考えたときに学生、若い芽に投資をしていきたい。

今の人たちががんばっていくだけでは続いていかない。

自分たちだけではなく新しい世代につなげていくために貢献することが大切であると思っています。

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