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【Glossom大学レポート】メンバーを束ねる鍵。マネージャーの役割基礎知識

Wantedly利用者のみなさま、こんにちは!

本連載では、Glossom株式会社の社員育成プログラム、「Glossom大学」についてご紹介していきます。

「Glossom大学」とは、当社のビジョンである「広告業界のリーディングカンパニーとなる」人材を育成するため、スキル/ナレッジを習得できる各種プログラムを用意した、Glossom独自の新しい教育プログラムです。

役員が直々に講師を受け持つ講義も多く、中には人気で予約ができないほどの白熱講座もあるとか!

講義のラインナップは、役員による「勝つための事業戦略」「インターネット入門」「資本の論理」「キャリアプランの考え方」「クライアントコミュニケーション」のほか、コーポレート本部による「内部統制と業務プロセス」「労務基礎知識」「社内ツールの使い方」まで多岐にわたっています。

毎月新規講座がどんどん開設されていくので、常に新しいスキル/ナレッジを習得することができます。

今回は、「マネージャー基礎知識」講座に潜入取材を行いました!


マネージャーたちが集う講座

この講義は、マネージャー以上のメンバーのみが受講しています。Glossomでは、マネージャーを「リーダーシップを発揮しながらメンバーを育成・評価し、組織を1つにまとめて事業を成長へ導く役割を担う人」と捉え、さまざまな施策を通じて育成を行っています。この講義はその中のひとつです。


マネージャーの4つの役割

まず、講師からマネージャーの4つの役割について説明があります。

目標設定

メンバーへ仕事を割り当てる前に、どの方向に伸ばすのか育成目標を設定しましょう。適した仕事を与えられ、どの方向に努力すべきか理解できたメンバーは、実力を発揮します。

評価、フィードバック

定期的に仕事内容や業績を振り返りフィードバックをすることで改善ポイントを認識してもらいましょう。マネージャーがメンバーと意思疎通して課題を共有し合うことは、相互の成長につながります。

適切な指導

業務における自らの問題点や改良の努力を意識するよう指導しましょう。時には精神的にもサポートが必要です。

動機付け

メンバーに仕事を任せて育成するためには、仕事に対するメンバーの意欲を引き出せる環境作りが大切。各メンバーが同調性/有能性を示し前向きに仕事に取り組めるよう、動機づけを行いましょう。


以上の4つの役割を満たすため、Glossomのマネージャー層で行っているのがMBO(目標管理)と定期的な1on1です。まずはMBOから解説が進んでいきます。

MBOについて

組織としての目標がまず第一にあり、それをブレイクダウンする形で、部署やチームといった下位組織の目標が定められます。さらにその部署/チームごとの目標に従い、個人の目標とアクションプランを設定していきます。

①組織の目標

②部門の目標

③チームの目標

④個人の目標

⑤アクションプランの設定

といった流れですね。

組織の目標と個人の適性/キャリアプランをうまくすり合わせたMBO設定ができれば、メンバーの実力を発揮させる土台ができあがります。

1on1

MBOが設定できたら、定期的に仕事内容や業績を振り返り、フィードバックする場を設けます。Glossomでは、週1回の1on1開催を推奨していますが、最低でも月に1回は必ず行い、メンバーの状況を確認しています。

実際に行われている1on1の内容は、日々の業務状況だけでなく、悩み/キャリア相談など、人によってさまざまです。



1on1におけるコーチング技術

講義は、マネージャーとして知っておくべきコーチングの基礎の説明に移ります。


コーチングとは?

対話を通じて、相手の意識を変え、行動の変化を促すこと
「何を大切にしたいのか」「何をしたいのか」「なぜしたいのか」を明確にし、自分で意思決定するためのサポート

その上で必要なのが、次の3つのスキルです。


①傾聴

【ポイント】

・徹底的に相手の話を聞いて理解をすること

人は自分の意見が受け止められていると感じられた場合に、モチベーションが高まる傾向があります。 マネージャーとしては、話し手の話す内容、または「話し手」に焦点を当てて聴くことが大切なんですね。


②質問

【ポイント】

・相手からより多くのものを引き出すこと

質問の仕方を変えることで、返答を変えることができるかもしれませんね。
これもコーチング技術の一つです。


③認知

【ポイント】

・行動の結果ではなく、姿勢や考え方などの「人となり」を肯定的に認めて伝えること

人は誰かに認めてもらえることで、「がんばろう!」という気持になれます。
お互い認めあえる関係づくりができるのが、大切な1on1の本質なのかもしれませんね。


このあと講義では、部下の勤怠管理方法などが続き、最後に、Glossom独自の「次世代リーダー育成1on1プログラム(DKP)」について案内がありました。

DKP

DKPとは、執行役員以上の経営層と毎週1on1を行い、役員の持つスキル/ナレッジを習得する(盗み取る?)ことができる、太っ腹な育成プログラムです。「Develop Key Person Project」の頭文字をとりDKP-Projectの愛称で運用されています。

Glossomでは、

1.会社として永続的に事業を進めるため次世代の役員候補を育てていくこと。
2.人の成長から組織の成長につなげるため1人ひとりの意識を変え成長を支えていくこと。

この2つを目的として、DKPプログラムを運用しています。
毎週役員との1on1が実施できるなんて、他社ではなかなか見ない育成プログラムですね。

DKPのアイディアのもとや名づけの親は、我らが代表の江川。
従業員一人一人の成長をサポートすることに対し、とても熱い想いを感じます。

組織の「関節」とも言える、マネージャー育成

メンバーを束ねるマネージャーの成長を支えることで、組織としての強さを保つことができるのですね。

Glossomでは、引き続きメンバーの成長に寄与する取り組みを行っていきます。


次回のGlossom大学潜入レポートをお楽しみに!

広報チームでは、今後もGlossom大学の受講レポートをアップしていく予定です。

次回の更新でまた会いましょう!

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