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学生の力でつかみ取った!ピンチの超巨大案件コンペティション

「コンサルティングxクリエイティブ」で大企業の課題解決に挑戦する日本ビジネスアート株式会社(JBA)では、学生インターンが、企画立案・編集・ライター・フォトグラファーなど様々な職種で活動しています。そんな、個性豊かで才能に溢れる学生たちに迫るのがこの企画。今回は入社間もなく学生として超大型案件を成功に導き、JBAの危機を救った金子さんに、当時のお話を振り返っていただきます。

金子 奈々恵(かねこ ななえ)群馬県出身。前橋女子高校から慶應義塾大学文学部に進学し現在学部4年生。大学ではダンスサークルとテニスサークルに所属し、インターンシップはJBAが初。アシスタントディレクターとしてディレクターの業務補助、お客さまとの接点業務を担当しながらライター業務も兼務。




ー金子さんは学生として超大型案件に関わったということですが、その概要を教えてください。

入社してまだ1か月も経たない頃に、業界大手のお客さまが取引企業を選定するコンペティションを開催するということで、そのプロジェクトにアサインされました。JBAはもともとそのお客さまと長い付き合いがあったにも関わらず、偶発的なミスが重なった結果企業選定をやり直すという事態だったので、取引を継続するために、全社的に注目が集まる最重要案件とのことでした。私はその中でライターとして執筆業務を担当することになり、最終的にはその記事が評価され、コンペティションでは無事取引を継続することが決まりました。

ー会社をあげて尽力するほどの案件に、入社1か月でアサインされて、どのような気持ちで取り組んでいましたか?

正直最初はかなり驚きました。まだJBAの業務の全体像も把握できていない状態だったので、私みたいな新米がこんなに重要な仕事を任されていいのかなって。でも逆に考えればそれは期待の表れなのかなって思ったんです。ここでしっかり結果を出して期待に応えることができれば、今後の仕事でもより大きな仕事を任せてもらえるかもしれない、そう考えて俄然頑張ろうという強い気持ちを持てましたね。

ー新米だからこそ、ここで結果を残せば今後に繋がると考えたんですね。仕事をする中でどんなところが大変だと感じましたか?

一番は、お客さまの求めるクオリティをクリアすることでした。これまでの取引の中で発行していた過去の記事を読んでみたのですが、昔の記事は本当に面白くて読んでいてワクワクしましたのに、最近数年の記事は素人の私でも分かるくらい面白さが失くなっていて…(笑)お客さまが求めるているものはこれくらいの面白さとクオリティなんだと分かったのですが、次は自分にこれが書けるのかなっていう不安も同時に感じました。同じチームの学生もこのプロジェクトに関わっていたので、過去号の分析と執筆を分担して、お客さまの求めるクオリティに近付けるまで何度も書き直しを繰り返しましたね。

ー過去号の分析とは具体的にどんなことをされたんですか?

同じチームの学生や、京都オフィスにいるマーケティングチームの方々が協力して、お客さまが好む文体や、細かい語尾の言い回し、逆にお客さまが頻繁に訂正を求める箇所を洗い出していきました。その中でお客さまの好き嫌いやこだわりが何となく見えてきて、あとはそれにどれだけ近づけるかの勝負でしたね。自分が書いたものを分析チームに見せてみて、細かい言い回しやユーモアの部分にフィードバックをもらう、ただ一本の記事を書くだけでもこれだけ大変なんだって痛感したのを覚えています。

ー仕事をする中で、上手くいかずに落ち込むこともあったと思います。モチベーションを保つ方法や、意識していたことがあれば教えてください。

執筆に関しては、私以外にも6人のライターさんにも同じ依頼がされていて、全員で同じ資料から執筆をしていました。文章のまとめ方や構成が上手な方はたくさんいて、私には無理かなって自信を無くすこともあったのですが、私は私にしか出せないユーモアや価値を記事の中に残せるように意識していました。普段から人と話す時や就活の面接でも、自分を印象付けて「あの子なんだか面白かったな」って思ってもらえることを意識していたこともあったので、文章力や情報精度は劣っても、文章としての面白みだけは妥協しませんでした。実際お客さまからのフィードバックでは、「ワクワクさせてくれる文章だった。きちんと整った文章よりも、この文章のような面白い方を選びたいと思った」という言葉を頂くことができ、自分のこだわりが功を奏したと感じられましたね。

ーこの大型案件を成功させ、精神面や周囲の評価の面でも大きな変化があったと思います。プロジェクトの前後ではどんな変化を感じましたか?

まず自分の精神面でいうと、一つは大きな自信がついたことですね。入社間もなくこんなに大きな案件を任されたって不安を乗り越えられたこと、プラスに考えて期待に応えるという目標を達成できたことは、今も仕事をする中で大きな自信になっています。そしてもう一つはホスピタリティがついたことです。自分のこだわりだけに固執するのではなく、お客さまは何を求めていて、どうすれば喜んでもらえるのか、これを考え抜いて何度も試行錯誤を繰り返したことで、記事一つとっても、相手の気持ちを考えられなければ良い結果は得られないと学びました。周囲の変化としては、話したことのなかった社員の方々から感謝していただいて、頼まれる案件の幅が広がりました。執筆以外の仕事や、時にはインターン選考の面接官まで頼まれたこともありましたね(笑)

ー最後に、JBAでのインターンを通して変化したことや、身についたことを教えてください。

私はJBAで働く中で、自分の将来のキャリアに対する考え方が大きく変わりました。多種多様な企業とお仕事をさせていただく中で、「自分の好きなこと」と「自分のやりたいこと」は別だって気付いたんです。会社や業界のことを深く知ることができるインターンなので、そこで得られる情報から「本当に自分がしたいことができる会社はどこなのか」を考え直すことができ、ご縁もあって納得して就活を終えることができました。今後は、社会人としてビジネスの最前線で戦って行けるように、JBAの仕事を通してより大きな自信を付けたいと思っています。先ほどの案件から繋がって、今ではその会社の専属ライターとして取材や座談会にも同行させていただけているので、ビジネスの現場を直に経験できるこの仕事を通して、将来に活かせるスキルや自信を得られたらなって思っています。JBAは残り1年で卒業ですが、まだまだ色々なことを吸収して、自信を持って社会に出ていけたらなって思っています。

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