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【スタディギア 動画制作メンバーインタビュー#01】イラストレーター

「スタディギアPJ」に参加してくれている開発及び、動画制作メンバーにインタビューをしていきます!
今回は動画制作の「見栄え」を大きく占める、イラストレーターへのインタビューです。

ーこのプロジェクトに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
大学を卒業後、イラストレーターとして働きたいと思っていました。
もともと絵本や子ども向けのデザインをしていて、教育系のメディアに興味があったため、「スタディギア」のプロジェクトに参加しました。

ー現在の仕事内容を教えてください。
イラストレーターとして、キャラクターデザインや背景の作成、アニメーション、全体のトーンや文字のデザインまで担当しています。

ー仕事をしていて、どんな瞬間が一番嬉しいですか?
絵が「上手くいった」とき、それが動いて形になったときです。

イラストレーターは、アウトプットの担当者です。動画の企画者や監督の意図を汲み取りながら、伝えるべき内容やイメージを目に見える形にする必要があります。絵で伝わらないと学習動画として機能しませんし、同時に見る人を楽しませなくてはなりません。そのハードルを超えるためにいろいろな工夫をするのですが、そうした試行錯誤が上手く機能したときは安心します。また、自分が愛着を持てるまで描き込んだキャラクターが、見る人みんなのものになっていくのはとても嬉しいことです。

ー具体例を一つ教えてください。
「タレスのピラミッド測定」は、古代ギリシャの哲学者の話です。当時の雰囲気を楽しんでもらいつつ、彼の数学的な問題をきちんと説明する必要がありました。

この動画では、ヒエログリフやギリシャ式の柱のデザインなどをミックスした不思議な世界観を作り上げています。一方で、彼のキャラクターは「哲学者」というよりも少し気難しそうな「おじさん」として描いており、故スティーブ・ジョブズのようにプレゼンするシーンや、ピラミッドの外周を全力で走るシーンなどを通じて、見る人が親近感をいだけるようにバランスを取っています。

こうした工夫に加えて、最終的には「分かりやすさ」を保てるように情報を整理し、色や形をデザインしました。さまざまな点をクリアしていき、動画ができあがったとき、「良いものができたぞ」という気持ちになりました。


ーこのプロジェクトを通じて得られるものは何ですか?

仕事の進め方、キャラクターの描き方、人に楽しんでもらう工夫など、あらゆることですが、特に完成までに多くの人が関わる動画のチームのひとりとして、次の工程の人にバトンを渡していく経験は貴重なものだと思っています。

教育測定研究所では一緒に働く仲間を募集しています
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