前回に引き続き、パクチー班 農場長 荒井による研修報告会が開かれました!
どうぞご覧ください♪
報告会の為に忙しく準備をする荒井。
尾花も手伝いにきてくれました!
と、思いきや…
突如、画面に現れたのは…
ゴリラです!!笑
様々な表情のゴリラが登場します。しばしお楽しみください。笑
ゴリラを披露できて満足げな尾花です!笑
さあ、準備が整ったようです。
それでは報告会を楽しみましょう。
今回の約一カ月間に及ぶ研修で、荒井がどんなことを学んできたのか聞くことができました。
合計15もの市町村を訪れ、30人以上の農家さんや漁師さん達と出会うことができました。
沢山の生産者さん達とふれあううちに、年齢や性別、作っているものや置かれている環境は全く違えど、生産に向き合う姿勢に共通点があるということに荒井は気づきました。
1.生産物の良さを伝えたいという意欲に溢れていること
2.常に学ぶ姿勢を崩さず、仕事を楽しんでいること
3.他の人のやり方を否定せず、認め合っていること
4.一番のサポーターは消費者であると思っていること
長年ものづくりのプロとして活躍してこられた大勢の生産者さん達。
そんな先輩たちが大切にしているこのポイントを知ることができたのは、荒井にとって、そしてベジアーツにとって本当に大きな収穫だったのではないでしょうか。
今回の研修で大勢の方との出会いができただけではなく、目まぐるしく活動し、初めての体験を沢山することができました。
ピンクのねじり鉢巻きがなんとも味わい深いです!笑
さらに、自身がインターンシップとして活動したことにより、今後ベジアーツでインターンシップを受け入れていくうえで活かすことのできる実際的な方法についても学ぶことができました。
本当に学びの多い意義深い研修ができたようです。
ベジアーツに入社して4年目に突入した荒井。新たな作物として取り組みはじめたパクチー班の農場長として、全てが手探りの状態でこれまでがむしゃらに走り続けてきました。
繁忙期には猛烈な暑さの中、来る日も来る日も早朝からパクチーの世話や収穫に追われ、パートさん達への的確な指示や他の班との連携を常に考えなければなりません。販売先のお客様への円滑な対応とご要望に合わせた生産計画の変更。来期のための生育データ集計と管理。その他沢山の業務をかかえています。
それでも荒井は常に向上心を持ち、明るく誠実で人を惹きつける笑顔で、周囲に気配りをしながらも、いつも自分のすべき仕事に真摯に取り組んでいたように思います。
ところが昨シーズン後半から、少し元気がないように見えました。
荒井本人の言葉を借りると、野菜を「作らされている」感覚に陥ってしまったのだそうです。
あまりに多忙で、そして自分のやるべき仕事に真剣に取り組むがゆえに、上手くいかないもどかしさや、もしかしたら重い責任とプレッシャーを感じてしまっていたのかもしれません。
しかし、荒井はそこで潰れてしまうような人ではありません。
このままでは続けられないと思い、自分がやりたいと思ったはずの農業の価値を見つめ直すための研修に行きたいと山本に申し出ました。
それが今回の研修だったという訳です。
一か月間の研修に行くというのは前例のないことでしたから、当初荒井は有給を使って残りは休みを取って行こうと考えていたようです。
ところが、荒井からの相談を受けて、社員が会社の中で成長していく様子を是非とも応援してあげたいと思った山本は、すぐに「農閑期研修支援制度」という、いくつかのルールに基づく制度を設けました。
「一人一人の成長が会社の成長につながる。」
「堂々と行っておいでと、会社として後押しをしてあげたかった。」
と語っていました。
荒井が行動をおこし、山本が支援したことによってベジアーツに新たに設けられた「農閑期研修支援制度」。今後、他の社員にとっても積極的に学ぶ機会を得るための素晴らしい制度になるに違いありません。
そして荒井は、自分自身でしっかりと答えを見つけて帰ってきました!
またあの輝く笑顔が戻ってきました。学んだことを仕事に活かすべく生き生きと仕事をしています!
研修に際してお世話になった大勢のみなさま、本当にありがとうございました!!
そして大変光栄なことに、荒井の研修に関するコラムが、インターンシップに行かせて頂いた「東北食べる通信」に掲載されました!
東北食べる通信とお食事会の様子はまた次回ご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに♪