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1ヶ月間の育児休暇を終えて

はじめに

昨年12月に第一子が誕生し、2021年明けから1月末までの1ヶ月間、育児休暇を取得しました。

丸々1ヶ月を(ほぼ)24時間妻と子と3人で生活してみて感じたことなどを鮮度が高いうちに残します。


男性が育児休暇を取ることの実態

昨今、男性の育児休暇取得率向上が謳われるようになりました。

ただし、現実は難しいことも多いようで、傾向としては増加傾向にあるものの、2019年度のデータでは男性の育児休暇取得率は7.48%とのことです。

会社によっては未だに男性が育児休暇を取ることに前向きでなく、取得を申し出たものの上司同僚からの承認が出ずに断念したり、そもそも言い出せなかったり、、、なんてこともあるようです。

また、取得はしたもののただ家にいるだけで特に何もせず、結果として奥様の負担が増えるだけといったしょうもないケースも存在するようです。

私自身、男性が育児休暇を取得するのが絶対であるとは考えていません。

育児休暇取得の絶対的なデメリットとして、期間中の収入が下がることは避けられないですからね。

大切なのは夫婦間で合意が取れていることと、奥様が回復に専念できることかなと思うので、それらが担保されているのであれば旦那は仕事に勤しむのも一つの形としてはアリなんだとは思います。我が家の価値観ではなかっただけで。


私が育児休暇を取得した理由

弊社は2020年前半から在宅勤務を基本としており、育児休暇取得如何に関わらず私は家にはいます。

私が育児休暇を取得せずともある程度の家事はできますし、妻も家にいますので家庭が回らなくなることはなかったかもしれません。


そんな中で育児休暇を取得した主な理由は

・出産に伴って里帰りをしないため、可能な限り妻の負担を下げたかった。

・一生に一度しかない第一子の生後間もない期間、育児にフルコミットすることで全瞬間を体感したかった。

・社内の体制として、私が育児休暇を取得してもお客様へのサービスを変わらず提供することが可能であると判断した。

の3点でした。

特に2番目ですかね。見逃すのが本当に嫌だったので(笑)


育児休暇を取得しての感想

・赤ちゃんの成長速度は半端じゃない

生後1~2ヶ月の赤ちゃんは恐ろしい速度で成長するので1日として同じ状態の日がありません。

「昨日よりムチムチしてる!」とか、「昨日と泣き方が違う!」とかあげ始めたらキリがありません。

何せ1ヶ月で身長が+10%, 体重は1.5倍になりましたからね。形体的な意味でこれほど成長する期間は無いのではないでしょうか。これらをすべて見逃すことなく体感できたのは本当にいい経験になりました。


・妊娠出産が与える女性の身体へのダメージは想像以上

事前に色々調べていたこともあって、ある程度妊娠出産を経て女性の身体がどうなるのか、回復にどれほどかかるのかについての知識はあるつもりでした。

ただ、これは個人差かもしれませんが、我が家の場合は出産後も腰痛で満足に歩けない、仰向けで寝られないといった明確に支障をきたす症状が出たこともあり、正直予想を上回っていました。

こんな状態で家事育児の大部分を女性が担ってきたこれまでが正直なところ意味わかりませんでしたし、実家のサポートを受けられるとかならともかく、そうでないのならば身体が元気な男性ないしはその他の人間が母乳を与える以外のすべてを担うのが自然な姿であると感じました。


・体力的な余裕が精神的な余裕につながる

初めての育児はわからないことだらけで力の抜きどころがわかりません。なので、普通にしていると超疲れます。

また新生児は昼夜特に関係なく2~3時間おきに起きるため、ショートスリーパーの方や細切れの睡眠で回復できる方を除いて絶対的に寝不足になります。

これ自体はどうしようもない面もありますが、2人で対応できていれば、交代でまとまって寝ることもできますし、圧倒的に身体が楽です。

自分が育児中に感じた精神的なストレスを分析してみると、大抵その前に寝れておらず寝不足状態であることもわかりました。

逆に寝不足状態でないときは大抵のことが可愛く面白く感じますし、ストレスと感じるようなことは殆どありませんでした。

疲れを2人で分散できること、それによって精神的なストレスも大幅に軽減できることのメリットは計り知れなく大きいなあと思います。


・赤ちゃんマジ可愛い。。。

我が子は本当に全瞬間可愛いです。語彙力も低下するくらいに可愛いです。

親バカの自覚はありますが、こればっかりは仕方ありません。

生後間無しの様子


近影


最後に

一番に思うことは育児休暇を取得してよかったな、ということです。本当に貴重な経験ができ、幸せな1ヶ月を過ごすことができました。

1ヶ月という期間が十分であったのかはまだ分かりません。が、何かあった場合でも私も在宅ですしスポット的な即時対応、または必要に応じた休暇の取得もできる体制にあると思うので、動きながら対応していきたいと思います。

また、ここまでにいろいろと書きましたが、私も1ヶ月間フルで動き回っていたわけではありません。トータルすると結構な時間寝ていたし、鬼滅の刃のアニメ全部見たし、ご褒美と称して話題になったミ〇タードーナツの某コラボのものも全種類買ってきて2回ずつ食べたし、所謂休暇的なことも楽しんでいました笑

今後もいろんなことが起こるかと思いますが、力みすぎずに楽しむことを大前提としてやっていければいいかなと思っています。


Special Thanks

・育児休暇取得をお話ししたときに2つ返事で了承くださった小林さん

・育児休暇取得中に私が持っていた業務をカバーしてくれたメンバーの皆様

・育児休暇取得の間、現場を離れることを受け容れてくれたお取り引き先の皆様

・育児休暇取得に伴って様々な手続き、調整をしてくださった皆様

本当にありがとうございました!!

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