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今、面白い時代にいる

吉積情報株式会社に入る前

2008年、神田にある東京電機大学の情報工学部に入学した。 2010年10月から就職活動を始めたが行きたいと思える会社がなく、逃げるように大学院への進学を考えた。 2011年3月、震災の影響で就職が一層困難になり大学院進学へシフトした。 ちょうどその頃、大学生の間でスタートアップが流行っていて、ファッションっぽかったとはいえ魅力的だった。特にIT系スタートアップでは情報技術エンジニアが重宝されていて、自分が必要とされている!と自信を持つようになった。 いろんなイベントに顔を出すうちに出会った人に「一緒に起業しよう!」と言ってくれた時はこの時を待っていたとばかりに嬉しかった。 大学を卒業してから会社を設立し粛々とプロダクトを作っていた。 しかし1年経つと事業が変わり自分のスキルが活かせなくなり、転職を考えるようになった。 24歳ぐらいの時だった。 選考試験と面接が嫌いだったので CodeIQ というリクルートのサービスに登録し、オファーを待った。CodeIQ はあるテーマに沿ったプログラムを組んでサービスに提出すると採用担当者がそれを見て見込みがあればオファーを送ってくれるという、エンジニアの心を掴んでいる良いサービスだった。 2週間位で、吉積情報株式会社からオファーが来て面接し入社することになった。

現在

Google App Engine 、 Google Cloud Platform を使ったシステムの構築・保守を行っている。入社当初は Google App Engine を知らなかったが使っているうちに「レンサバより安い!」と思い始め趣味にも導入している。 他にもシステムの単体テストが自動化できる!とかサーバの設定を瞬時にできる!とか人の手間がほとんどかからないメソッドや技術の発見があり、今まで自分がやってきた面倒な作業は一体何だったのかと。

開発言語は Java がほとんどで稀に PHP だったりする。会社では社内の GAE / Java のフレームワークをベースに業務システムを構築・保守している。

吉積情報株式会社について

出社・退社時間・昼休憩時間がみんな異なるコアフレックスタイム制なので夕方の予定に合わせて出社時間を柔軟に変えることができる。とはいっても11時には出社することになっているのでよりセルフコントロールが必要です。 仕事中は、黙々と作業するのかと思われるけどそういう日もあれば、雑談が入っているときもあって社員はお互い仲が良いです。仲はいいんですが、お互いバックグラウンドが異なるので錯誤することも。

社長を含め社内では、お互い「正直に話す」というのを大事にしていて、できないことはできない、できるけど不安なところがある、と正直に話せる文化があり、仕事を抱え込むようなことはないです。

今後どういうことをしていきたいか

情報テクノロジは今面白い時代になってきてると思います。 大規模なコンピュータを使う値段も、通信料金も安いし、それに伴って大学生が起業しやすい環境も整ってきてます。 通信できるデバイスも縮小して、そのうち小学生の自由研究の題材にでも使われるのでは(笑)と思うほど手に入りやすくなってきてます。

私達は Cloud 上に情報システムを構築して提供していますが、これによって機械学習のような時間のかかる処理と大規模データがモバイル端末で瞬時に利用できる環境がもう用意されています。 機械学習には特に可能性を感じていて人の数だけ利用され方ってあるんじゃないかと思っています。

そんな面白い時代で面白いものを作っていきたいですね。

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