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リビルド・ネパール②

ヤングリヴィング基金は、2015年にネパールを襲った大地震で壊滅的な被害にあったヤーサ村に家と学校を建設、新しい雇用創出のためレンガ工場を開設し、村の再建を支援しています。
今回はヤーサ村に住むパサン・シェルパさんをご紹介します。

パサンさんは、地震が起こる1年ほど前に住宅ローンを組み、家族のために必死に働いていました。しかし、家が完成してから数ヵ月後に地震が村を襲い、家は倒壊。ローンだけ残ったパサンさんは、返済のために寝る間も惜しんで働きました。
ローン返済を終えたものの、新しい家を建て直す目途は全くつかず、一生ブリキで作られた仮設住宅暮らしになってしまうのではと涙が止まらなかったそうです。

2017年、YL基金のメンバーがヤーサ村を訪れ、パサンさんの家の再建を手伝いました。家を建てるためにみんなでレンガを積み重ねていき、レンガの家が完成に近づくと、感極まったパサンさんは家の真ん中で泣きながら家族の寝る場所を基金のメンバーに話します。全員で感動の涙を流したことは言うまでもありません。
約55㎡という小さな家も、パサンさんとご家族には立派な城であり、村に住む人々にとっても希望の象徴となりました。

ヤング・リヴィング・ジャパン・インクでは一緒に働く仲間を募集しています
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