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インタビュー:異業種からのチャレンジを決めた理由とは? ディレクションチーム 稲垣 杏美さん

今回、5月にディレクターとして入社された稲垣さんへインタビューを行いました。

ユアマイスターに入社された思いを、女性の視点からお話いただいています。


以前の仕事は何をされていましたか?

システム開発会社(いわゆるSIerです)にて、金融業界のお客様を担当する部署で営業をしていました。

700名規模のプロジェクトを担当させてもらい、毎月の契約交渉はもちろんのこと、インフラ周りからアプリケーション開発までプロジェクト全体の進捗を追うため、ほとんどの時間をお客様の常駐先で過ごしていました。

トラブルがあればすぐに軌道修正ができるよう、PMの方や各チームの現場のリーダーさんと解決策を議論し、お客様への説明にあたっての資料作成等を行なっていました。豪華客船のような大きなプロジェクトだったので、ちょっと舵を切ってしまうとあっという間に進む方向が変わってしまうため、日々の進捗の積み上がりを注視する必要がありました。

大きなプロジェクトだからこその面白さがある反面、私自身の役割や意義が見えにくいところに、やきもきした気持ちもあったのかなと思います。





ユアマイスターに入社したきっかけは?

前職で営業をしている中で、システムエンジニアやプログラマーの方と話すことが多かったのですが、その中で「自分で何かを創りあげていく」ことって面白そうだなと感じて、そう思った1週間後には人生で初めてPCを購入し、Webデザイン講座を受けてランディングページ作成の基礎を一通り叩き込んでいただきました。そのときにWebの世界に足を踏み入れてみたい、という気持ちが芽生えたのを覚えています。

そんな時エージェントさんから「すっごく熱い方がいるから」と紹介を受けてユアマイスターの面接へ。代表の星野さんと、CTOの星さんとお話をして、穏やかさと優しさの中にまっすぐで強い情熱があることに感激しました。余談ですが今でも覚えているのが、面接の第一声で「もうすぐ誕生日じゃん!おめでとう!」と拍手していただいたことです(笑)。

面談後にすぐその日のうちに「もう一度オフィスに来れないか?」と連絡を頂き、夕方に再訪して役員の武佐士さんと小森さんとお話させていただきました。お二人と話したのはこれからの人生でどんな風に生きていきたいかということ。当時の職場の方ともあまり話したことのない話題でしたが、飾る必要はないと思って率直にお話させてもらいました。



結果として生き方を共感していただいた上に、素敵な例え話をいただいたことが印象に残っています。(書籍『舟を編む』のとある人物のお話です)

面接を終えて、1日のうちに全ての面接を終えるというスピード感に驚くと同時に、

「どうしよう。なんだかすっごくワクワクする。皆さんと一緒に働きたい。どうしよう。」と心が揺れ動いて、なんだか(まるで恋に落ちたみたいに笑)ドキドキしながら家に帰りました。

その後内定を頂き、社員の皆さんとお話しする機会をいただいたのですが、これまたまっすぐで誠実で情熱を燃やして、それでいて仕事って楽しい!を体現しているのを全員から感じることができ、そこで入社を決意しました。

入社前にしっかりお話させてもらったおかげで、入ってからのギャップは今のところありません。




現在、どんな仕事を担当されてますか?

私はディレクションチームで、サイトの改善や機能追加する項目に対し、サポートチームや開発チームとコミュニケーションをとりながら解決策を考えていく、ということをしています。

ディレクションという名の通り、”方向性を決めて進めていく”ことがディレクションチームでの役割だと思うのですが、目の前にある課題に対して、本質的な課題を掘り起こすことの難しさを痛感する日々です。

例えば、誰が困っているのか?どうして困っているのか?本当にこのサービスに関わる方(ユーザー/パートナー/弊社)みんなが幸せになる施策なのか?そんな視点を常に求められます。それに答えられない時には、まだまだ思考が足りないな、と思います。

それでも今は、自分なりに仮説を立て、実証していくことを繰り返して、本質的な課題を掘り起こし、解決・改善していくための経験値を増やしているところです。



一方で、まだ入社して2週間ほどですが、「それがいいと思うなら、自分で判断して進めていいよ」と言っていただけることもあるんです。本当にエキサイティングだなと思いますし、自分で決断する機会を頂けることはやりがいにもつながっています。

それから私がこの会社に入って本当に良かったと思うのが、やはりユーザーさんやパートナーさんからの声をいただけた時。誰かの人生を幸せにすることに関われているんだと心から思える瞬間はとても感動します。


仕事以外で取り組んでいることは何かありますか?

昨年末くらいから、ランニングを始めました。(まだ10kmがやっとくらいですが…)

体を動かすとなんだか頭もスッキリするので、休日には体を動かすことを意識しています。

ちなみに、1年ごとくらいにハマるスポーツが変わるミーハータイプです。

(1年前はキックボクシング、その前はボルダリングやヨガをやってました。)

暇さえあれば旅行するのが好きなのですが、きっかけになったのは大学生の頃に行ったアメリカ横断旅です。なんとなくネットを見ていたら成田⇨NYの往復旅券が安かったのでとりあえず予約して、1ヶ月かけてアメリカ横断することだけを決めて出発しました。





無計画すぎたので当初乗りたいな〜と思っていた北部沿いの鉄道は満席でチケットが取れず、大陸の真ん中を横切るルート66の近くを走るサウスウエスト鉄道にのることに。1番の目的地であるグランドキャニオンにいくまでに3日ほどかかりました。貧乏旅行だったのでシャワーも浴びれず、ひたすら山の中を走る景色を眺め、本を読み、列車に乗ってるおじさまやおばさまと話をして、、となんと時間を持て余す旅だったことか。(でもこの3日のおかげで数週間先まで全てのホテルと鉄道とバスのチケットをとりきり、計画的な旅になりました)

そしてたどり着いたグランドキャニオンで見た景色は壮大で美しくて、あー自分ちっぽけだなあって、それでもここまで生きてきて、自分の目で確かめられてよかったなって思いました。



その後鉄道や格安バスや格安航空を駆使して、最終的に10都市を巡りましたが、ぼったくり・食あたり・水シャワーしか出ない・最終日にパスポートすられる、と最後まで波乱万丈な旅でした。

どの都市も今やスマホで調べれば綺麗な写真が出てきますが、自分の目で確かめないとわからない色・匂い・空気・文化を体験することで自分の中で色濃く刻まれていて、それが旅をする醍醐味なのかなって思っています。(先月アフリカ大陸デビューしたので、次は南米大陸に足を踏み入れたいです)



「3日もシャワーも浴びなかったんですか…」と驚く、星CTO。


今後どういうことをしていきたいですか?

ユアマイスターの目指す、「大切な人の大切なものを大切にしつづける」が多くの人の”当たり前”になっていく世界を目指して尽力していきたいです。

特に、大切なものを活かす技術やその技術を提供する職人さん達に、もっとフォーカスをあてていきたいと思っています。もう使えないから、って”捨てる”という選択肢を取るしかないと私たちが思うものでも、実は職人さんから見たら生まれ変わらせることができるものが少なくありません。

それをより多くの人に気付いてもらいたいです。

その世界にたどり着くために、私が今のチームで圧倒的に成長して、

各チームの想いを最短で実現できるように道を作っていく力をつけていきたいです。



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