株式会社YOZORA
株式会社YOZORAは、SNSを活用したマーケティング支援を行っています。TikTokやInstagramを通じて、企業の売上やブランド力を向上させます。
https://yozora.ne.jp/
「正しく発信すること」と「刺さる発信をすること」って、両立が難しい。
今回は、ふるさと納税アカウント立ち上げ初期から、実際に数字が動いた“転換点”と、方向性を固めていった運用のリアルを書いていきます。
公の動画だからこそ、コンセプトが固まり切らなかった
“属人性”を出す方向に舵を切る
作り手に会ってわかった。「返礼品は、背景までが価値」
これから—“寄附したくなる瞬間”を、もっと増やす
自治体公式の発信は、「公に見せるためのアカウントづくり」が大事です。
表現に配慮し、誤解されないように、正しく届ける。
それが大切だと分かっているからこそ、最初の動画は“無難”になりました。
今振り返ると、インパクトも薄かったと思います。
再生数は100回ほど。
「どうしたらもっと見てもらえる発信になるんだろう」
運用を開始した当初(11月頃)は、“公のアカウントとしての正しさ”と、“インパクトを出して認知を上げたい気持ち”の間で、ずっと揺れていました。
YOZORA広報の長内は、普段TikTokで
「おみの|元CAのとかち帯広グルメ」のアカウントを運用しています。
TikTok - Make Your Daywww.tiktok.com
十勝のグルメ発信者として少しずつ認知が広がる中で、
この帯広市ふるさと納税の発信にも活かせるものがあるんじゃないか、そう考えました。
次に選んだのは、属人性を出すこと。
単純な「自治体の紹介」ではなく、
“ひとりの人の体験”として、ふるさと納税を語る方向に舵を切りました。
すると、再生数は4,000回を達成。
視聴者の方たちが「購入した後」をイメージできる動画に変えたことが、数字にも表れたのだと思います。
“説明”ではなく、“共感”を生めたことが大きな進歩でした。
はげ天様の返礼品「極撰豚丼セット4人前」
▼属人性を取り入れたリール動画
運用を進めていく中で、もうひとつ大きかったのが、返礼品業者さんとの出会いです。
実際にみなさんに会ってお話を聞くと、「美味しいものを届けたい」「十勝の価値をちゃんと伝えたい」
そんな思いに、本気で向き合っている方ばかりでした。
そしてYOZORAがするべきことは、ただ商品を紹介するのではなく、その背景を届けること。だと感じました。
何より、業者さんたちが本当に優しく協力してくださり、「こう撮ったら伝わるかも」って一緒に考えてくれています。
この運用は私たちだけで作っているものじゃなく、帯広の現場のみなさんと一緒に作っているんだなと感じています。
▼とかち井上農場様の返礼品「雪蔵甘熟メークイン二冬越 」紹介動画
このアカウントのゴールは、帯広市のふるさと納税を“選ばれる状態”にすることです。
認知を広げるだけでなく、「欲しい」「頼みたい」と思う瞬間を、ショート動画で増やし、寄附したくなる瞬間をつくることに焦点を当てていきます。
今後も帯広市とYOZORAの挑戦を見守っていただけると嬉しいです。
▼Instagram【公式】スイーツ王国_帯広市|ふるさと納税
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