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[ワークショップ]10年後のキャリアは、自分が選択したことである
ジー・ブーン株式会社
昔、日本には高度成長期がありました。1955年~1973年の間と言われています。
ちょうど、私の父がばりばり仕事をしている時代で、目に見えて給料が上がり、生活レベルが上がっていった時代です。
高度成長期が終わり、1973年の第1次石油ショック、1978年の第2次石油ショックが日本経済に打撃を与えましたが、それでも日本経済は安定期と言われました。この当時、社会人になった人達は、高度成長期を子供の頃経験したので、自分たちも60歳まで安定して雇用が守られ、給料も上がっていくのだろうとなんとなく思っていたと思います。
私は、ITエンジニアだったので、コンピュータの世界に目を向けると、1950年代にメインフレーム(大型汎用計算機)が誕生し、1973年からマイコン(i-8080,MC6800,Z-80)が出現すると、そこから一気にハード、ソフトとも進化が加速したように思います。アメリカからUnixがやってくると、それに群がってビジネスに利用する人、最初はちゃちだったWindowsが進化すると、それでビジネスシステムを作る人、ああ、携帯電話のソフト開発も熾烈でしたね。という感じでIT業界の仕事は次から次へ膨れ続けていて、歳をとっていてもずっと食べていけるだろうとなんなく思っていました。
ご存知にように、日本は、グローバル化の波に乗り遅れ、企業は、日本国内だけではなくて、世界中の競合する企業との戦いになり、経営者は、社員の雇用の心配よりは、生き残れるかのほうが重要なこととなり、早期退職、希望退職が当たり前になってしまいました。
となってくると企業に雇われた社員は、「おいおい、俺は60歳まで働けるのか?」と強い不安を持つようになります。長い人生をどうやって仕事を得て生きて行くかを考える必要に迫られるわけです。
一方会社側から見れば、よい人材の採用は、生き残りのための死活問題です。
昔みたいに、1つの部署で長く働き、1つの職種のエキスパートになるような人材は求めてないと思います。社会情勢の変化にいち早く気づき、自分の活動するフィールドを自ら見つけ、その中で新しい事業を創りだす人材を経営者は欲しがると思います。これは、なかなかハードルの高い注文ですね。でも、そういう人材にならないと、60歳まで働くは、あるいは70歳まで働くことは難しくなりそうです。
人事担当者として、採用したい人材像を考えると、こうなります。
・従事してもらいたい職種におけるスキルがあること
・学習、成長するプロセスを持っていること
・人間力(社会人、企業人の力)があること
・どんな職種でもこなせる汎用的な力があること
これらに加えて、自分のブランドを持っていてほしいです。
詳しくは、ワークショップ"10年後のキャリアは、自分が選択したことである"でお話しします。
申込ページは、以下になります。
今回のワークショップでは、キャリアを自分で意識して創らないとまずいという感覚をまずもってもらおうと思います。このワークショップは過去数回やっていますが、参加者の方がとても楽しんでくれます。あなたも参加してみませんか。
開催日時 10/15(土) 16:00-18:00
ワークショップ会場 TVでも取り上げられたアイデアの城 http://idea-kaigi.zeeboon.jp/
ハリポッターの世界観溢れる部屋でワークショップを体験してみませんか?
□このワークショップで学べること
1)ビジュアルマップで自分の頭の中を見える化できる
2)ビジュアルマップで自分自身とコミュニケーションする
3)10年後の自分を体感する
4)10年後から逆算して今の自分の行動を決める
講師 ビジュアルマップ・アーキテクト 中野禎二
・7年間の人事担当者としての採用、社員教育経験
若いエンジニアをマインドマッピング、コーチング,NLPのスキルを駆使して育成。
1,000人の個人面談経験から得た深い洞察力を駆使したキャリアアップコンサルティングが得意。
・経営者、幹部候補生向けの研修
1)夢を引き出すワークショップ
2)あなたを無敵にするセッション
3)夢を引き出すワークショップ
4)折れない心を作る
5)ビジュアルマップによる仕事の生産性アップ
・7年間のマインドマッピングソリューションの経験
マインドマッピングに関する著作が3冊。
『マインドマップ仕事術』、『マインドマップ図解術』、『マインドマップ知的生産術』
・心理学的アプローチによるキャリアアップのワークショップの経験
・20年間のITシステム開発経験