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【就活トクトク情報】「私服可」は私服?スーツ?【vol.23】

「私服可」
「私服でお越しください」

こう言われた時、皆さんはどんな服装で行きますか?

「え、本当に私服で行っていいの…?それともスーツ…?」
「私服で行くとしたら、どんな服を着ていこう…?」

ということで、今回は「私服可」と言われたときに就活生はどういう服装で行けば良いのかについて説明していきます!

まずは、企業側がどういう意図で「私服可」と伝えているかについて説明していきます。
企業側の意図として、大きく2つに大別されます。

①「この就活生はTPOをわきまえているかどうか」のチェック
②「緊張することなく気楽に来てくださいね」というメッセージ

「TPO」:Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)の頭文字を取った略語。
      時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分けを指すのが一般的。

①について…

こちらは、就活生に向けて「君はどのくらいTPOをわきまえた服装で来れるのかな?」というチェックをするパターンです。
さすがに服装だけで落とされるということは滅多にないかもしれないですが、あまりにもTPOを弁えていない非常識な服装、またはスーツを着ていないというだけで減点になってしまう厳しい場合もあるので、注意が必要です。

大手企業などによく見られる傾向にありますね。
このようなチェックを設ける理由としては「ふるい落とし」が一般的です。

要するに「応募者数が多い→1人1人を丁寧に選考するのは難しい→まずは服装でふるいにかけよう」という3段論法です。


②について…

こちらは、就活生に向けて「カッチリとスーツを着ての選考は大変でしょ?たまにはラフに私服で来て良いんだよ」という優しさを込めたパターンです。
スーツより私服の方がリラックスできて、より素の状態を引き出すこともできますからね。
よほど非常識な服装でない限りは、特に服装だけで減点される可能性は低いでしょう。

ベンチャー企業などによく見られる傾向にあります。
このようなメッセージを伝える理由としては、「大手企業ほど応募者数が多いわけではないから、服装でふるい落とすのではなく、しっかりと個人個人の中身で判断しよう」というのが一般的です。

「ちゃんとスーツを着てきていること」にこだわらず、まずは「来てもらうこと」に重点を置いた結果になります。

さて、意図が分かったところで本題に入っていきましょう。
ズバリ、「どんな服装で行くのが正解か?」という問いに対する回答はこちらです。

「迷ったらとりあえずスーツを着ていくのが最も無難である」

何をもって正解とするかによって回答は変わりますが、
「減点される可能性が最も低い」という意味での正解であれば、スーツになります。

仮に私服で減点されることはあったとしても、さすがに「なんでこの子はスーツを着てきたんだ…?なんて非常識な子なんだ!減点!!」といった感じでスーツで減点されることはほぼないでしょう。
(というか、もはやそんな会社はやめといた方が良いですね笑)

困ったらスーツを着ていくのが最も無難とは言いましたが、
もちろん最も大事なのは企業研究・業界分析です。

「入社後、どんな服装で仕事をすることになるのか?」について、しっかりと調査しておきましょう。

一般的に「会社の顔」として社外の人間に接する機会が多い職種や業界(例:営業職や金融業界、コンサル業界など)であれば、普段からスーツを着て仕事をする機会が必然的に多いです。
そのため、就活の時にたかだか1~2回スーツを着ることに抵抗を感じてしまうようであれば、そもそもその職種や業界に向いてない可能性があります。

入社後はスーツが必須という事実を知らず、「就活の時だけスーツ着て行けばいいんでしょ?」という短期的な考えは危険です。仮に選考が上手くいったとしても、入社してから自分が苦しむことになるので、長期的な視点で服装について調査しておきましょう。

企業研究や業界分析をした結果、「そこまでカッチリとスーツじゃなくて良さそう」と判断できたとして、私服で行くとなった場合の注意点です。

基本的に「オフィスカジュアル」と呼称される服装で選考に行きましょう。

「カジュアル」=「どんな服装でも良い」というわけでは決してありません。仕事をするビジネスパーソンとして、常識の範囲内に抑える必要があります。

男性でも女性でも共通して必須な要素は、

①派手すぎないシンプルなデザインとカラー
②清潔感のある服装
③オフィスに違和感のない小物やバッグ、カバンなど

の3点でしょうか。
あまりにも派手な見た目や奇抜なファッションは自重しましょう。
人によっては容認されるかもしれないですが、わざわざそんなリスクを冒す必要はないはずです。

これは筆者の主観ですが、男女ともに万能な服装は、トップスは白シャツに黒の襟付きジャケット、ボトムスは黒かベージュのチノパンです。
基本的にこの服装でダメだしされる理由がないため、無難なオフィスカジュアルの典型だと思って大丈夫です。

具体的に写真付きで詳細を知りたい方は「男性 オフィスカジュアル 就活」「女性 オフィスカジュアル 就活」などで検索すれば、写真付きでいくらでも出てきます。
ぜひそちらもご覧ください。

それでは、まとめます。

というわけで、今回は「私服可」と言われたときに就活生はどういう服装で行けば良いのかについて説明しました。

この記事で皆さんの就活が少しでも上手くいくことを願っております!
それではまた!


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