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【TECH BLOG】Istioサーキットブレーカーで備えるマイクロサービスの連鎖障害

はじめに

こんにちは。SRE部 ECプラットフォームSREチームの大澤です。
先日、SREチームにてBFF機能を司る「ZOZO Aggregation API」の導入について紹介しました。

BFFは複数のバックエンドと通信するアーキテクチャであるため、通信先のバックエンド障害に大きな影響を受けてしまいます。そのため、ZOZO Aggregation APIでは、各バックエンド間の通信障害をIstioによるタイムアウトとリトライ制御で可用性を担保していました。

今回は、新たにIstioサーキットブレーカーを導入することで、さらなる安定性・回復性の向上を果たした取り組みを紹介します。

サーキットブレーカーとは

サーキットブレーカーとは、あるサービスの障害を検知した場合には通信を遮断、その後サービスの復旧を検知すると通信を復旧させる仕組みです。

複数のマイクロサービスが連動するサービスの場合、一部のマイクロサービスの障害が連鎖的な障害に繋がるカスケード障害を発生させる可能性があります。

つづきは、こちら

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