世の中を見渡し、高い視座で働く喜び――編集長・楠井朋子のまなざし

新卒で飛び込んだ業界が、自分の肌に合わないと感じた時。そのまま自分に嘘をついてとどまり続けるのか、思い切って方向転換するのか。どちらを選ぶかによって、その後の人生は大きく変わります。

楠井さんは、新聞記者として5年のキャリアを積んだのち、思い切ってWEBメディアを事業の柱とするZUUに転職しました。入社して1ヵ月で女性向けメディアの編集長に抜擢され、次々と活躍の場を広げる楠井さん。

大手企業と共同でメディアを立ち上げたり、複数メディアの編集長を掛け持ちしたり、とどまることなく躍進し続ける楠井さんに、ZUUの5つのバリューについてお話をうかがいました。

プロフィール

富山県出身。2010年に一橋大学卒業後、新卒で石川県の北國新聞社に入社し、社会部、文化部、経済部の記者として勤務。その後2015年に株式会社ZUUに入社し、女性向け金融メディア「DAILY ANDS」を立ち上げ、編集長として120万PVのメディアに育てる。2018年にはNTTドコモ社と共同で大人の女性向けの「fuelle」も立ち上げ、2019年からはZUU online編集部も兼務。100名以上の金融の専門家や投資家、起業家、経営者、富裕層などへインタビューを行い、人生をリッチに過ごす方法を発信している。

01 全員開拓者

We are Pioneers!
ZUUは日々新しい事業を生み出し、ユーザーに向けて新しい価値を生み出していくことを目指します。ZUUは振り切った事業創造集団でありたいし、 開拓者精神を持った人同士が高め合う場所でありたい。そうしたメンバーがこれからも集まり続ければ、自ずと世界一の階段が見えてくると考えています。

楠井:自分も開拓者の一員になれたと感じたのは、実はつい最近のことなんです。アイデアを実行するところまで成し遂げて初めて、少し自信が持てました。

アイデアを出せる人というのは、意外とたくさんいます。難しいのは、実行フェーズ。アイデアに優先順位をつけ、メンバーを集め、最後までやり通せる人となると、なかなかいません。

私自身、最初は仕事の全体観が見えていなくて、思うように成果をあげることができませんでした。しかし、期限や予算、メンバーのやる気、他部署との調整などさまざまな条件が絡み合う中で、「どうすれば実行できるか」を考えた時、視点が一段上がるのを感じました。

事業の目的や全体観が見えるようになると、仕事の仕方が一変します。

本当にいいものを生み出そうと考えるなら「最初に割り当てられた予算を厳守する」ことが最善とは限りません。もっと大きな予算が必要なら、理由を説明して価値をプレゼンし、予算を勝ち取る必要があります。そういう風に考え方をシフトできたことが、大きな転換点になりました。

ZUUでは、日々、誰もが新しいことに立ち向かっています。立ち向かうからこそ高い視点が身につくし、物事を進めていく能力が身につきます。それが、「全員開拓者」というバリューの意味だと思います。


02 ロック・U

Rock User!
どんなに良いプロダクトを創っても、どんなに良い収益モデルだったとしても、 最終的にお客様に受け入れられ、期待を超え、役に立つものでなければ意味がありません。Rockには「感動をもたらす」という意味があります。ZUUは常にユーザーの期待を超え、感動をもたらすことを行動規範にします。

楠井:ユーザーとは、クライアント企業やメディアの読者だけではありません。数えきれないほどの人間の協力が合って初めて、1つのメディアができあがります。だからこそ、エンジニアやライター、エディターなどチームメンバーすべてがユーザーだと考えています。

感動を与えるために、私は自分がかかわる人の「期待を超える」ことを常に意識しています。ただ、全方位でそのようにすることは不可能なので、意識しているのは自分が得意な部分で120%、150%の力を出すこと。誰にでも必ずその人にしかできない「ロックU」があるはずです。

私の場合は、記者の経験を活かしてライターに丁寧なフィードバックを返すよう心がけています。また、盛り上げキャラを活かして、ミーティングの進行役を買って出ることもあります。

ミーティングで、決められたことを型どおりに共有するだけでは、忙しいメンバーが集まる意味がありません。せっかくなら、ここに来なければ得られなかった情報を持ち帰ってほしい。情報がない時は、せめてメンバーのモチベーションが上がる場にしたい。そんな気持ちで創意工夫を忘れないことが、感動につながっていくと私は信じています。

03 鬼速PDCA

ONISOKU PDCA
ZUUは、決して今世界一の実力を持つ組織ではありません。 ただ一つ言えるのは、ZUUのメンバーやプロダクトの改善確度は明らかに傑出していると自負しています。 3日のアウトプットを1日で出すために、徹底したアウトプット思考で走りだし、 かつ走りながら振り返りと軌道修正を行い短期間で成果を出します。

楠井:大勢のメンバーで何かを成し遂げようとする時、大切なのは「どこに向かっていて、今どこにいるか」をメンバー全員が共有していることです。だからこそ、課題を因数分解してPDCAの枠組みに落とし込み、全体のツリーマップを明確にすることは、大きな意味を持ちます。

多くの悲劇の根底には、共有不足があります。「プロジェクトで売上を上げる」という視点で施策を考えている人と、「会社が売上を伸ばす」という視点で施策を考えている人では、同じことを議論しているように見えても、実は食い違っていることが多々あります。

PDCAの枠組みをベースに、お互いが全体観を共有し合うことが重要です。


04 ケタハズレ

Extraordinary!
ケタハズレな世界一の企業を目指すZUUでは、 常に今の延長線上にないスケールで物事を考え、そのために自身やサービスを変革していくこと。 成果が上がるのは当たり前で、すばらしい成果では足りません。 その発想の飛躍の積み重ねがやがて世界を変えるサービスを創ることになると信じています。

楠井:人間は未知を恐れる生き物で、前例のない新しいことに取り組む時、反射的な拒否反応が出ることがあります。そんな時、「我々はケタハズレを目指しているんだぞ」というフレーズが、自分のリミッターを解除してくれます。

「拒否反応が出ること」は、逆に考えれば「他の人はやりたがらないこと」です。成し遂げれば、大きな成果につながる可能性があります。

他の人や他の会社と同じやり方をしていては、ケタハズレの成果は残せません。固定観念を超えて、チャンスに飛び込む勇気を与えてくれる。それが「ケタハズレ」というZUUのバリューです。

ケタハズレな発想力を身につけるため、個人的にはインプットを大切にしています。日頃からインプットを徹底することで、鳥の目で事業全体を俯瞰できるようになっていきます。自分や身近な人の意見だけでなく、世の中がどう動いているのかを把握して、仕事に活かすことが大切です。


05 お祭り騒ぎ

OMATSURI
ZUUは世界一を目指すプロセスに、 圧倒的なMerry(笑いと楽しみを誘う、お祭り気分の楽しさ)を求めます。 人生において大きな割合を占める仕事に笑いや楽しさが溢れることで、 人生に最高の循環が生み出されると信じています。

楠井:社長の冨田は、このバリューを「最も勘違いされやすいバリューの1つ」と称しています。明るく楽しいというだけでは、それはバリューではありません。

シビアに目標達成を目指す集団ほど、緊張感が高まります。時には高まり過ぎた緊張感が、目標達成の足かせになってしまうことも。だからこそ、ZUUにはこのバリューがあると考えています。

たとえば、年齢・役職・社員区分がばらばらのメンバーが顔を合わせる場で、事業部の課題を追及しても意味がありません。課題解決を目的とするなら、それぞれのチームで論点を整理し、再度議論の場にのせるべきです。

それなら、せっかく集まった場を活用して、楽しく過ごした方がいいと私は思います。たとえば、新しく開発した商材が売れたことを共有したり、開発の裏話を他のメンバーに明かしたり。そんな場があるだけで、日頃からお互いに意見交換をしやすくなります。

成果にこだわるからこそ、楽しむことを忘れない。それがZUUの「お祭り騒ぎ」の意味だと思っています。

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