宮島 陽路

　私はかねてより自身には2つの弱点があると感じていました。1つ目はストイックさに欠けること。２つ目は、行動の意思決定において、リスクを考慮しすぎて実際の行動まで至らないことがある点です。そこで私はボクシングを習うことでこれらの弱みを克服しようと考えました。 　とはいえ、個人種目や格闘技経験のない私には、ボクシングの地道で孤独な練習は過酷でした。しかし、ジムに通い続けるために、闇雲に練習するのではなく各トレーニングの意味を理解した上で練習することを心掛けました。このように練習効率を高めることで、上達も早くモチベーションを保つことができたのです。 　現在も大学の授業やアルバイトと並行して週に３回、ジムに通い続けています。この経験から、継続するストイックさ、まず一歩踏み出す勇気を培うことができました。リスクにとらわれて行動しないのではなく、いざというときに尻込みしない社会人でありたいです。