吉田 政秀
Color Kinetics Interactive LED Facade
概要 カラーキネティクス・ジャパンとラナグラムの2社共同で、インタラクティブ・ファサードを研究開発しました。建物の外壁を模した4 x 2.5mの壁面へ鉄の格子をはめ込み、その裏に約1,000個のLEDを設置。奥の壁への反射光を利用することで、柔らかな間接照明での映像表現を行っています。パーリンノイズを用いて、時間の経過と共に形が変化する幾何学的な紋様や、サウンドのスペクトラム値をベースとしたアニメーションを生成しています。iPadコントローラーを操作することにより模様の密度や色相を変更することが出来ます。Kinectセンサーを用いたトラッキングモードでは、人の輪郭を捉えスクリーンとなった壁に影を映します。人が移動した際に風の流れのシミュレーションを行い、色を徐々に変化させながら軌跡を描きます。今作品はコンセプトワークとして、2014年東京ビッグサイトで行われたライブ&イベント産業展にて出品しました。 担当 ディレクション、テクニカルディレクション、LED制御ソフトウェア開発