速水 渚
ベトナムハノイでボランティア活動
ベトナムの首都ハノイには、急速な経済発展ときらびやかな暮らしの影で、苦しんでいる人がたくさんいます。親戚のDVから逃げ出した人、一攫千金を狙って都市に出たが、失敗した人悪い人に騙され、お金と土地を無くした人などです。そんな様々な事情で最後に行きつき、寄せ合って暮らすスラム「漁師村」が紅河のほとりにあります。 そんな漁師村の人たちのために国際NGOであるNICEが、水環境保全のために世界中に広げていた「エコたわし」の編み方を教え、ボランティアが日本に持ち帰り、イベントやお店、身の回りで販売して、売り上げを漁師村に渡すというフェアトレード型ワークキャンプを行っています。そのワークキャンプで、私は、たわしの材料であるアクリル毛糸を漁師村の人に渡し、日本に持って帰るという役目を果たしました。現地では、他にも畑の開墾や家畜小屋作り、住居の屋根や床の補修等もお手伝いしました。