Rinka Ohyachi
地域ベンチャー留学
地方の企業に行き、経営者の右腕として1ヶ月働き企業の課題を解決する、というプログラム。私は大分県竹田市の竹田被服という縫製業の会社に行きました。この会社がインターン生に求めていたことは、「社内、社外、地域におけるコミュニケーションツールを構築すること」でした。竹田被服にかかわらず国内の縫製業は、人手不足という問題を抱えており、外国人労働者を雇っている会社が多くあります。竹田被服では16人のベトナム人従業員を雇っていましたが、日本人従業員とのコミュニケーションエラーが起きていたので、それを解決するための社内コミュニケーションツールとして、ベトナム語と日本語の縫製用語を表にした言語表や、ガイドブックを作りました。社外コミュニケーションツールとしては、竹田被服は社外に情報発信をする安定したツールを持っていなかったので、ホームページを作成しました。地域におけるコミュニケーションツールの構築というのは、経営者の方が地域住民のノウハウやスキルを活かして地域住民の力を借りて会社を発展させていきたいという思いを持っていたので、会社内の倉庫を整理してスペースをつくり、そこを地域の人と交流できるコミュニティケーションスペースとして使えるようにしました。インターン最終日に、実際にこのコミュニケーションスペースに地域住民の方をよんで、1ヶ月のインターンの成果報告を兼ねた会社見学ツアーを行いました。