在バングラデシュ日本国大使館 / 領事班業務補佐
私は高校から海外へ進学し、新たな世界に身を投じて挑戦し、自身を成長させる道を選びました。そしてこの経験から、自身のキャリアをさらなる挑戦と成長の場にしたいと考えています。
日本生まれ日本育ちで、中学までは日本に在住し、高校からは海外へ進学しました。そして約8年ほどを海外で過ごしました。このインターナショナルなバックグラウンドを活用して、将来は日本と海外の掛橋になれるような仕事がしたいと考えています。
大使館でのビザの審査及び発給の仕事をしていました。
日本およびバングラデシュ間のサプライチェーンでアパレル商品のオーダー発注、生産管理などを行っています。
大学ではビジネスマネジメントを学んでおり、コロナ禍におけるサプライチェーンへの影響のギャップについて研究しました。
私は大学時代野球部に所属していました。野球部では日本人且つ経験者の選手が7人、そして未経験の外国人選手が14人所属していました。ある時私は外国人の練習参加率が低いということに気がつきました。そこで私はなぜ外国人の練習参加率が低いのかを知るために日本人且つ未経験の立場を使って以下のことを実施しました。 1. 外国人選手一人一人に対してのヒアリング 2. 外国人選手一人一人の練習を観察 これによって以下の事が分かりました。 1. 文化の差:日本人にとっては部活動において大切なのは、大会で良い成績を残すという目標を目指して練習する事なのに対し、外国人にとって部活動というのは、好きな時に参加して楽しむためのものであるということ。 2. チーム内のすれ違い:日本人選手のモチベーションについていけない、日本人選手の英語力の乏しさから、チーム内でのコミュニケーションが上手く取れない。 これらの問題を解決するために、私は日本人選手と外国人選手の間に立ち、以下の内容を実施しました。 1. 外国人選手とのコミュニケーションを積極的にする。 2. 練習を選手個人に合った内容に優先して取り組む。 3. 積極的に練習試合を行い、より野球の理解や楽しさを深める。 4. 練習以外の事(チームで食事、遊び等)でチームの親睦を高める。 これらの解決案によって、外国人選手の練習参加率は飛躍的に向上し、少ない時だと7人しか練習に参加しなかった反面、常に15人以上が練習に参加するようになり、加えて個人練習や居残り練習をする外国人選手が増えました。 練習に参加する人数が増える事によって、選手たちの技術も向上し、私たちのチームはマレーシア国内大会で準優勝を果たし、地元紙に掲載されるまでに至りました。 この活動によって私は異文化間の対応をする力と、常に物事に集中し、問題を見つけ、それを解決する力を手に入れました。
マーケティングやインターナショナルビジネス