バーチャルクラブ~VTuber制作プロジェクト~
3年生の卒業制作として私はバーチャルYouTuberを制作することに決め、プロジェクトを立ち上げました。 ●目標 3DVTuberを3名制作、フルトラッキングで稼働できるようにしてデビュー。 今年度末の3月まで活動をすることです。 ●担当 プロデューサー・ディレクター・キャラクターモデラー ●使用ソフト Maya・Unity・AXIS NEURON・OBS・その他 ●使用機材 PC ×2 TVモニター ×1 ヘッドセットマイク×3 オーディオインターフェース ×2 PERCEPTION NEURON PRO ×2 ●経歴 4月 初頭に企画書を学校の先生に提出。進行の許可をいただきました。まずはモデルの素体制作や最低限の機材確保など今後のための下準備をしました。 5月 メンバーが私一人だけだったのでメンバー募集をしました。CG映像科の後輩から撮影スタッフを4名。プログラミングやUnityの知識も必須でしたのでゲーム科からUnityエンジニアを3名。それぞれ面接を経て選考しました。そして声優・演劇科からキャストを2名。30名ほどの応募があったのでオーディションを開きました。その後私の友人1名加えて合計11名のメンバーになりました。 6月 開発環境がそろったのでVTuberのシステム作成に入りました。Unityの中にNEURONのデータを取り込み、それをモデルに反映させ、リアルタイムで稼働させる。という目標を付けましたが、実際は言葉にするほど簡単ではなく常にバグや崩壊、モデル修正との戦いになりました。プログラミングも多数使い、Unityエンジニア達がいなければ完成域まで行くのは不可能だったと思います。 7月 本来6月中に終える予定だった開発作業が難航し、結果として7月の最初の一週間までかかりました。そこからはデビューに向けてスケジューリング、動画内容企画、スタジオ確保、リハーサル、本撮影などの準備をしました。 8月 8月1日初の動画投稿と共にネット上での活動を開始。3名のVTuberをデビューさせました。そこからは動画のストックをためるための撮影をしました。また夏休みなのでスタッフの集まりが悪く、自宅で配信できるように配信環境確保を急ぎました。 9月 活動は行えるようになったのでそこからは改めてチーム全体の仕事の見直しを行いました。仕事量の偏りや、明確になっていない部分などがあったので新たにチームを3つの役職に分け、今後の活動の方向性を定めました。 ●現在 現在は視点を変え今までは、3人のキャストの掛け合いを見せようと思っていましたがそれでは個の色が生きないので、VTuber事務所を参考にキャスト一人一人の方針を決めて運営側でその目標を達成できるようにしていくように決め、それを始めました。 ●今後の目標 今は活動はできているものの、まだ安定してなくクオリティも他の3DVTuberと比べれば大きな差があるので今後もブラッシュアップを続けていきます。そのうえでまだ私たちは オリジナリティのある魅力的なVTuberは作れていないので、よく企画を練って多くの人に作品を評価されるようにしたいと思っています。