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最先端セキュリティ技術による次世代ネットワークコンピューティング技術の開発と取り組み 〜飢えのない社会をつくるために〜

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ABOUT

(背景)
  近年、IT技術はGoogleやAmazonを始め、サービスのクラウド化やプラットフォーム化が行われています。それに伴い、私たちの生活環境のデジタルトランスフォーメーション化は、官民ともに急激に推し進められています。一方で、セキュリティに関する研究や実装、運用に関しては後進であり、まだまだおざなりにされている状況です。その中でも、米国では先進的な取り組みがすでに始まっており、新たな開発手法として、プロダクト開発時の設計・開発・テスト・運用などの各フェーズでセキュリティ観点を考慮する思想である「DevSecOps」が広がっています。一例として、米国空軍のF16戦闘のデジタルトランスフォーメーション化は、驚異の6ヶ月間で完了することができました。我が国においても、2020年10月にはDevSecOpsに関するコミュニティが発足され、第1回カンファレンス「DevSecOps Days Tokyo」(CRL協賛)が開催され、いよいよセキュリティへの意識が高まり始めました。

(CRLがやろうとしていること)
 CRLでは、次世代コンピューティングとして、全世界 約500億個といわれる多種多様なデバイスのコンピュータリソースを効率良く活用できるネットワークコンピューティングの研究と開発実装を進めています。ここでは、機器間のネットワークでのセキュアな通信が必須です。弊社CEO苫米地は、量子暗号通信の専門家でもあり、かつては米国 国防総省のプロジェクトの一貫として、理論の基礎となる離散数学による研究及び、最新理論を実装したチップ化を行っておりました。これら研究の成果を既存の社会システムに当てることで、セキュリティ課題を解決します。今後は、BtoC、BtoBの領域へのサービス展開に向け、実装を行なっていきます。

(CRLの向かう先)
 本事業が実現させようとしている社会は「誰もがセキュアな環境の中で、安心して暮らせる社会」であり「限られた地球資源(燃料や電力、コンピュータリソースなど)が有効活用される社会」です。その実現のためには、我々がデバイスを社会に提供するだけでは及ばず、個々のデバイスを所持し活用する協力者が増えることが重要です。協力者には、弊社デバイスによる安全安心なシステム環境を提供するだけでなく、現代の私たちが直面している社会課題解決に向けた誰でも参加することのできる直接的取り組みとの連携もご紹介いたします。(現在弊社が進めている、食料問題解決のための「フードディール・プロジェクト」など)

(貴社とのビジネス連携に向けて)
 ニューノーマル時代となり、BtoC と BtoB いずれのサービスにおいても「セキュア」であることが、ユーザもしくはユーザ企業の導入判断項目の上位に上がってきました。弊社の開発しているセキュリティ技術は、貴社の提供サービスへの実装が可能です。